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藤原氏が怖れた〈大怨霊〉を突き止める――小説でしか書けない奈良・猿沢池の闇に迫る! 高田崇史『采女の怨霊 小余綾俊輔の不在講義』(新潮文庫)は7月29日発売!

PR TIMES / 2024年7月29日 11時0分

古代史の真相を解明し続けてきた歴史ミステリー作家・高田崇史が、今回も深い謎に挑みました。
『采女の怨霊 小余綾俊輔の不在講義』を7月29日、新潮文庫より刊行いたします。



[画像: https://prtimes.jp/i/47877/1575/resize/d47877-1575-1c8ca3623352e53f3b07-0.jpg ]

藤原氏が怖れた〈大怨霊〉は、奈良の「猿沢池」のほとりにある小さな神社と、深くつながっていました。その神社とは、「采女神社」。観光客はあまり関心を持たずに通り過ぎてしまうこの神社は、不思議なことに、猿沢池に「背を向けて」鎮座しています。平素は固く門を閉ざしていて、容易に内側に入ることも難しいのです。
はるか昔に、猿沢池に入水した采女の霊を慰める祭事の時だけ、その門が開かれます。この「采女祭」を見た人は多いのではないでしょうか。

ところが、奇妙なのはここからです。
なぜ采女という下級女官の鎮魂が連綿と続いているのか、という点なのです。
仮に身分の高い人物ならば、長く後世にわたって御魂をお慰めするのは自然でしょう。しかし采女とは、その名さえ残らない下級の女性です。古代史の数々の謎に迫ってきた著者は、見逃しがちなこの謎に着目しました。
主人公の民俗学者・小余綾俊輔の推理は、春日大社につながり、壬申の乱から皇位継承の闇へと展開、そして〈隠された古代史〉の封印を解いていきます。ついに明かされる「采女」とは、何者なのか。
読めば奈良の町を見る目が一変する歴史真相ミステリーです。

【書籍内容紹介】
奈良・猿沢池の畔に鎮座する「采女神社」は池に背を向け、平素は固く門を閉ざしている。昔、入水した采女の霊を慰める祭では、門が開かれるというのだが……。そもそも、なぜ下級女官の鎮魂が連綿と続いているのか。春日大社から壬申の乱、皇位継承の闇、平城京の怨霊封じに続く謎。民俗学者、小余綾俊輔の推理が、隠された古代史を解き明かす。鍵を握る采女とは何者か。歴史真相ミステリー。 

【著者紹介】
高田崇史(たかだ・たかふみ)
1958年東京生まれ。明治薬科大卒。1998年『QED 百人一首の呪』でメフィスト賞を受賞し、作家デビュー。QEDシリーズ、毒草師シリーズ、カンナシリーズなど著書多数。古代から近現代まで、該博な知識に裏付けられた歴史ミステリーを得意分野とする。近著に『卑弥呼の葬祭』、『源平の怨霊』、『采女の怨霊』、『QED 神鹿の棺』、『古事記異聞 陽昇る国、伊勢』、『江ノ島奇譚』などがある。

【書籍データ】
【タイトル】『采女の怨霊 小余綾俊輔の不在講義』
【著者名】高田崇史
【発売日】7月29日
【造本】文庫
【定価】693円(税込)
【ISBN】978-4-10-120075-0
【URL】https://www.shinchosha.co.jp/book/120075/

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