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TOPPAN、「言葉でつなぐ、私と香り展」開催

PR TIMES / 2025年1月29日 14時15分

文化庁「令和6年度生活文化創造・戦略展開事業 企画・運営業務」として日本の香文化振興を目指し、2月5日から下北沢BONUS TRACK GALLERYで実施



 TOPPANホールディングスのグループ会社であるTOPPAN株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:齊藤 昌典、以下 TOPPAN)は、「言葉でつなぐ、私と香り展」を下北沢のBONUS TRACK GALLERYにおいて2025年2月5日~2月11日に開催します。
 本企画展は、文化庁「令和6年度生活文化創造・戦略展開事業」(※1)として、世界に誇るべき日本の文化の一つである香文化を体験できる機会を創出するものです。日本の四季や美意識と共に、時代ごとに姿を変えながら、人々の近くで今に至るまで生活を彩ってきた日本の香りの多様な魅力を、様々な手法で紹介します。
 日本では、古来より和歌や漢詩、物語などにおいて「香り」は多く取り上げられ、「言葉」と「香り」は密接な関わりがありました。本企画展では、メイン展示として、現代で言葉を紡ぐ小説家と、京都の香老舗とのコラボレーションにより、新たな来場者参加型のインスタレーションを制作しました。
独自の文化を育んできた日本の香りが現代を生きる人々の何気ない日常に彩りをそえるとき、どのように香りを取り入れるか、アプローチの方法は人それぞれです。本企画展では、来場者一人一人と香りをつなぐ特別な体験を提供します。

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/33034/1589/33034-1589-11fde22f11517b580e89a8803f7d3636-1000x563.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


■ 「言葉でつなぐ、私と香り展」開催の背景
 日本の香文化は、約1400年の歴史を持ちます。お香は仏教伝来とともに日本に伝えられたとされ、平安時代には貴族の教養として、鎌倉時代から室町時代には武士たちの嗜みとして、江戸時代には芸道として確立しました。お香そのものの香りもさることながら、香席での心得や四季や文学になぞらえた遊び、洗練された作法、香道具の意匠など、お香の世界は奥深く広がります。
 TOPPANはこれまで多様な「文化」を題材にしたデジタルアーカイブや、文化をテーマにした展覧会やイベント、研修、ツアー等を企画・運営してきました。今回日本の香文化を題材にした企画展を開催するにあたり、嗅覚が五感の中でも感情や記憶に強く結びつき、生活においても重要な役割を果たしていることに着目し、来場者の視覚だけでなく嗅覚も刺激する新たな体験を生む企画展として構成しました。
■ 「言葉でつなぐ、私と香り展」の特長
・香老舗 松栄堂のお香と小説家 千早茜氏が紡ぐ言葉がコラボレーションした来場者参加型新作インスタレーション
 メイン展示は、本企画展に向けて制作した、創業300余年の香老舗 松栄堂が作り出すお香の香りと、現代で活躍する直木賞作家の千早茜氏が紡ぐ言葉がコラボレーションした来場者参加型の新作インスタレーションです。来場者は嗅覚と視覚を使い、現代において新たに生まれたインスタレーションを体感することができます。来場者は自身の感覚や感性で香りと言葉を自由に組合せ、自分だけの香りの栞を作成し、持ち帰ります。(香りの栞は予定数を超えた場合、配布を終了します。)
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/33034/1589/33034-1589-8761609cab5a88123ff9711cb9448741-665x1000.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
香りの栞のイメージ

[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/33034/1589/33034-1589-7683dff98c5c78bb3f20afadaad554f9-667x1000.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
撮影/中林香
千早 茜 
1979年生まれ。2008年『魚神』で第21回小説すばる新人賞を受賞し、作家デビュー。同作は2009年に第37回泉鏡花文学賞も受賞した。2013年『あとかた』で第20回島清恋愛文学賞を、2021年『透明な夜の香り』で第6回渡辺淳一文学賞を、2023年『しろがねの葉』で第168回直木賞を受賞した。他の小説作品に『男ともだち』『西洋菓子店プティ・フール』『クローゼット』『さんかく』『ひきなみ』『グリフィスの傷』『雷と走る』やクリープハイプの尾崎世界観との共著『犬も食わない』等。食にまつわるエッセイも好評で「わるい食べもの」シリーズ、新井見枝香との共著『胃が合うふたり』がある。
X(Twitter):https://x.com/chihacenti



・その他の展示や体験
 平安時代の貴族の教養としての薫物や江戸時代の香道の完成等の一連の日本の香文化の歴史や日常での取り入れ方の紹介、自宅でも使いやすい電子香炉での聞香体験等を実施します。

[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/33034/1589/33034-1589-ad66f8ae9eafe67ddd6c9907a94c18ef-1000x667.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
聞香体験イメージ

■ 「言葉でつなぐ、私と香り展」について 
[表: https://prtimes.jp/data/corp/33034/table/1589_1_db8716dff9cd158408b58ff0aa724aad.jpg ]


※1 文化庁「令和6年度生活文化創造・戦略展開事業」
 生活文化及び国民娯楽は、日本の歴史と伝統に基盤を置く重要な分野ですが、近年、経済・社会的情勢の変化による従事人口の減少等が生じているところです。本事業は、日本が誇る伝統的な生活文化等の多様性を確保しつつ、再活性化を図るため、異なる文化芸術分野との連携による新たな魅力の創造や、新たな観光コンテンツ創出に向けた磨き上げなど、「伝統×創造」の視点から創造的で戦略的な取組を展開し、生活文化等を多くの人々が自らの暮らしに取り入れ、継続的に親しむことができる環境づくりと、伝統産業の活性化等を図ることを目的とします。


* 本ニュースリリースに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。
以  上

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