予防接種中断:はしか・ポリオ流行のおそれ【プレスリリース】

PR TIMES / 2020年11月6日 17時15分

ユニセフとWHO、行動を呼びかけ



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【2020年11月6日 ジュネーブ/ニューヨーク 発】

ユニセフ(国連児童基金)とWHO(世界保健機関)は本日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)により世界で予防接種サービスが中断し続けており、何百万人もの不利な立場に置かれた子どもたちが予防可能な小児疾患にかかるリスクが高いままになっていることを受け、はしかとポリオの流行を回避するための緊急行動を呼びかけました。
ユニセフとWHOは、GAVIの支援対象国以外の国とターゲット年齢層における免疫の格差に対処するために必要な資金は6億5,500万米ドル(ポリオに4億米ドル、はしかに2億5,500万米ドル)と推定しています。

「ひとつの病気との闘いのために、他の病気との闘いの場から退却するわけにはいきません」とユニセフ事務局長のヘンリエッタ ・フォアは述べました。「世界的なパンデミックに対処することは非常に重要です。しかし、他の病気もまた、世界で最も貧しい地域に暮らす何百万人もの子どもたちの命を脅かしています。そのため本日、各国の指導者、ドナー、パートナーに向けて世界的な行動を緊急に呼びかけます。予防接種キャンペーンを安全に再開し、COVID-19以外の病気からも子どもたちを守るために重要な予防接種を優先するためには、さらなる資金が必要です」

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近年、はしかは世界各地で流行が続いています。予防接種率の格差は、COVID-19によって2020年、さらに拡大しています。2019年には、はしかは20年以上の間で最も多くの新規感染者数を記録するまでに増加しました。来週発表される2019年の年間はしか死亡率データは、世界の多くの国で流行が続き、感染者を生んでいることを示すでしょう。

同時に、パキスタンやアフガニスタン、アフリカの多くの接種率の低い地域ではポリオへの感染が増加すると推測されています。今、ポリオを根絶できなければ、世界的にポリオが再燃し、10年以内に毎年20万人もの新たな感染者が発生することになります。

そのなかで、次世代の新しい経口ポリオワクチンや間もなく発表される「はしか流行戦略対応計画」などが今後数ヶ月の間に展開され、命を守るために、より効果的かつ持続可能な方法でこれらの増大する脅威に取り組めるようになることが期待されています。この計画は、はしかの流行を迅速かつ効果的に予防し、検出し、対応するための世界的な戦略です。

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■ ユニセフについて
ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を促進するために活動する国連機関です。現在約190の国と地域※で、多くのパートナーと協力し、その理念を様々な形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場にある子どもたちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての子どもたちのために活動しています。(www.unicef.org)
※ ユニセフ国内委員会(ユニセフ協会)が活動する33の国と地域を含みます
※ ユニセフの活動資金は、すべて個人や企業・団体からの募金や各国政府からの任意拠出金で支えられています

■ 日本ユニセフ協会について
公益財団法人 日本ユニセフ協会は、先進工業国33の国と地域にあるユニセフ国内委員会のひとつで、日本国内において民間として唯一ユニセフを代表する組織として、ユニセフ活動の広報、募金活動、政策提言(アドボカシー)を担っています。(www.unicef.or.jp)

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