【はたらきかたラボ調査】第2回目のテーマは、結婚。Z世代の理想の結婚年齢は「25歳以上」で、理想の働き方は仕事も家庭も両方大切にする「共働き」。一方2割を超えるZ世代が「結婚願望がない」
PR TIMES / 2022年4月27日 20時40分
株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:土屋芳明)が運営する総合転職情報サイト『マイナビ転職』(https://tenshoku.mynavi.jp/)と、Z世代(※)を対象としたシンクタンク組織『Z総研』の共同プロジェクト『はたらきかたラボ』では、Z世代の「結婚×働き方」について、調査を行いました。
※ジェネレーションZ世代(1995年以降生まれの若年層)
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■『はたらきかたラボ』とは
『マイナビ転職』を運営するZ世代社員と、Z総研に所属するリアルZ世代メンバーたちが主体となり、Z世代の働き方や生き方を調査データから導き出すプロジェクトです。毎月テーマを決めてアンケートを実施し定量的な調査をするとともに、座談会でZ世代の生の声を聞くことで、Z世代を取り巻く状況、理想の働き方や生き方を紐解いていきます。
■第2回調査 「結婚について」
第2回目の調査は、Z世代の「結婚観」を深堀りするため、Z総研が運営するリアルZ世代コミュニティ所属のメンバーへのアンケートを実施。その結果をもとに『マイナビ転職』の若手社員とZ総研メンバーが座談会を行いました。
<調査概要>
調査時期:2022年3月19日~3月24日
調査方法:インターネット調査
調査対象:全国男女18~25歳 165名
<『はたらきかたラボ』オンライン座談会>
実施:2022年4月8日
参加者:マイナビ転職メンバー3名、Z総研コミュニティ所属メンバー3名、はたらきかたラボ所長 道満綾香(Z総研) 計7名
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~ Z世代の「結婚×働き方」調査結果 ~
TOPICS1.:20代後半に結婚したいと考えるZ世代が多数
アンケートで、「将来、結婚を考えていますか?」と尋ねたところ「考えている・直近で考えている」と答えたZ世代は72.1%。さらに、結婚を「考えている」と回答した人に「何歳で結婚したいですか?」と尋ねると、「25歳」が46.2%と最も多く、次いで「26歳」が42.9%、「27歳」が43.7%と、20代後半で結婚したいと考えているZ世代が多数であることがわかりました。一方で結婚願望がないと答えた割合は23.0%でした。
座談会で『はたらきかたラボ』メンバーに自身の結婚観について尋ねたところ、「少し前までは早く結婚したかったけれど、最近は20代後半で(結婚)したいと思うようになった。アルバイトやインターンを経験して働く楽しさを知ったので、就職したら何年かはしっかり働きたいという考え方に変わった」(19歳・大学2年生・女性)という意見や、「20代~30代は好きなことをしていたいので、家庭の心配をせずに自由に仕事を続けたい。結婚は35歳~40歳くらいでしたいと考えている」(24歳・社会人3年目・男性)など、結婚について考えてはいるものの、まずは仕事に注力をしていつかは結婚したいという声があり、若いうちは結婚よりも仕事を優先する考えがあるようです。
また、「中学生の頃から今の職業に憧れていたので、結婚や自分のプライベートよりも仕事を大切にしたいと考えていて、結婚を意識したことがない」(20歳・社会人3年目・女性)という、今はとにかく夢だった仕事を何よりも頑張りたいという意見もありました。
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TOPICS2.:キャリアも結婚生活もどちらも大切にしたいZ世代
さらに、結婚を考えていると答えたZ世代に「結婚後の理想の働き方はありますか?」と尋ねたところ、60.8%が「ある」と回答。自由回答では「専業主婦にはならず、夫婦で一緒に成長しながらキャリアをデザインしていきたい」といった、結婚しても相手と相談しながら仕事も家事もバランス良くこなしたいという意見が多くみられました。また、「結婚当初は夫婦で共働き。子供ができたら仕事をセーブして、ある程度成長したら復帰を考えている」など子供が生まれたら働き方を見直したいという意見も多く、「結婚したら専業主婦になりたい」という意見はかなり少ない結果となりました。
座談会でも同じ質問をしたところ、結婚しても共働きを理想としている人が多かった中で「生活がうまくいくのであれば、自分が専業主夫になる選択肢もありだと思っている」(25歳・社会人3年目・男性)といった、仕事をやめて家庭に入ることに対して肯定的な男性の意見もありました。
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TOPICS3.:多様な選択肢を肯定するZ世代
「あなたにとって“結婚”とは?」という質問を自由回答で聞いたところ、「大好きな人と恋人から家族になること」「辛いことも一緒に乗り越えること」や、「親孝行」「苗字を変えること」といった意見、「未知」「我慢」といった様々な意見がありました。座談会では、「超強力な味方になること」(25歳・社会人4年目・女性)や「自分の老後を支えてくれる人ができること」(25歳・社会人3年目・女性)などがあがりました。
また、『はたらきかたラボ』メンバーに、夫婦別姓・別居婚・事実婚についてどう思うかについても尋ねてみました。
夫婦別姓については、「最近、女性の知り合いから夫婦別姓にしたいという話をよく聞く。仮に自分が婿養子にいくことを考えてみたら迷うと思うので、そういう意見があるのは当然だと思う」(24歳・社会人3年目・男性)「選択的夫婦別姓なら何も問題ないと思うし、いろいろな手続きも楽になって良い」(25歳・社会人4年目・女性)と、夫婦別姓に興味を持つ人が6人中3人いました。
事実婚・別居婚については、「1人の時間を大切にしたい。いちばん理想的なのは、同じマンションの隣の部屋同士。理由はいつでも会える距離だけど、自分のスペースも確保できるので」(20歳・社会人3年目・女性)と、「結婚=一緒に暮らすこと」を当たり前としない考え方や、「事実婚は、入籍はしないものの、契約を交わして夫婦として認められると聞いている。自分がするかどうかはわからないけど否定的ではない」(25歳・社会人4年目・女性)と新しい結婚の形として事実婚・別居婚を、自身の選択肢として考えている人もいることがわかりました。
総括:Z世代の「結婚×働き方」とは
今回の調査から、「結婚したら専業主婦になることが幸せ」や「家事や育児は女性がするのが当たり前」といった価値観に固定されず、仕事も家庭も両立できる働き方や、結婚せずに働くビジョン、専業主夫になるなど、さまざまな選択肢と想いがあることがわかりました。また、結婚生活もキャリアも両立できる働き方を求める意見が多く見られました。
事実婚・別居婚の話題では、肯定的な意見に対して、元々は別居婚に興味はなかったメンバーも「それならいいかも」と意見するなど、さまざまな意見を受け入れる姿勢には、多様性を大切にするZ世代の特徴が表れているように感じました。
今後もはたらきかたラボは、Z世代の志向や意識を様々な角度から調査し、理想の働き方や生き方を紐解くべく、活動を続けてまいります。
■「はたらきかたラボ」メンバー
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全国の求人情報掲載数や登録ユーザー数で、国内最大級の総合転職情報サイト。毎週火・金曜日に新規求人情報を更新しています。「女性」「エンジニア」「グローバル」などの求職者のニーズにマッチするサブサイトや転職に役立つ各種コンテンツを取り揃えているのはもちろん、大都市圏から地方都市まで地域密着型の求人情報が多数掲載されているのが最大の特徴です。最近では、仕事やキャリアについて悩みを抱えている人が語り合えるコミュニティサービス『キャリQ』をリリース。転職だけでなく「仕事に関する不安や悩みを持つ人」に寄り添った事業を展開しています。
マイナビ転職は、新しい一歩を踏み出す人と新しい出会いを求める企業の双方にとって、よりよいサービスを提供します。
https://tenshoku.mynavi.jp/
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「Z総研」は、株式会社N.D.Promotion(本社:東京都渋谷区 代表取締役社長:金丸雄一 以下「N.D.Promotion」)、株式会社オールブルー(本社:東京都港区 代表取締役CEO:助野太祐 以下「オールブルー」)ならびに、株式会社マテリアル(本社:東京都港区 代表取締役社長:青崎 曹 以下「マテリアル」)が運営する、国内初のZ世代を対象としたシンクタンク組織です。"ジェネレーションZ"をターゲットとしたすべての企業、商品にとって最良のマーケティングパートナーとなり、ナレッジ・コンサルティングの提供をすることはもちろん、企画・コンテンツのプロデュース、クリエイティブを通じたソリューションの実施までワンストップで提供させていただきます。
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■本件に関するお問い合わせ先
はたらきかたラボ 運営事務局(Z総研内)
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前 6-27-8 エムズ原宿3F(N.D.Promotion内)
MAIL:info@zet.tokyo
担当:道満
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