多言語を用いた音楽制作による異文化理解の研究「Lingphony」(リンフォニー)、文化庁文化財多言語解説整備事業費補助金に採択|デジタルハリウッド大学[DHU]
PR TIMES / 2019年4月18日 15時40分
2019年3月、外国人旅行者が訪れる神田明神にて実証実験を実施
・デジタルハリウッド大学[DHU]では、本学でおこなっている多言語を用いた音楽制作による異文化理解の研究「Lingphony」(読み方:リンフォニー)が、平成30年度文化庁文化財多言語解説整備事業費に採択
・「Lingphony」とは、言語学「Linguistics」と交響曲「Symphony」を合わせた本学の造語で、デジタルコンテンツを通じ、各国や地域の文化や時代背景を理解し合うための意識啓蒙を図る取り組み
・複数の言語に翻訳された本研究オリジナルの歌詞を世界共通語となる音楽に乗せることで、楽しみながら言語同士の相性や独特のハーモニ―に触れることができ、普段の生活では意識しにくい異文化への理解について新しい気付きを得る、新しいデジタルコミュニケーションの形を提唱する
デジタルハリウッド大学[DHU]は、デジタルコンテンツ(3DCG、ゲーム・プログラミング、映像、グラフィック、Webデザイン、メディアアート等)と企画・コミュニケーション(ビジネスプラン、マーケティング、広報PR等)を複合的に先端の実務家から学び、外国語の重点的な学習を通じて、未来を生き抜く力を身につける大学です。
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このたび、本学でおこなっている多言語を用いた音楽制作による異文化理解の研究「Lingphony」が、平成30年度文化庁文化財多言語解説整備事業費に採択され、同研究より生み出されたふたつの研究成果が国の有形重要文化財である神田明神にて展示をおこないました。
「Lingphony」とは、言語学「Linguistics」と交響曲「Symphony」を合わせた本学の造語で、デジタルコンテンツを通じ、各国や地域の文化や時代背景を理解し合うための意識啓蒙を図る取り組みです。複数の言語に翻訳された本研究オリジナルの歌詞を世界共通語となる音楽に乗せることで、楽しみながら言語同士の相性や独特のハーモニ―に触れることができ、普段の生活では意識しにくい異文化への理解について新しい気付きを得る、新しいデジタルコミュニケーションの形を提唱します。
[画像2: https://prtimes.jp/i/496/1629/resize/d496-1629-173783-2.jpg ]
本学の強みである映像や音響と言ったデジタルコンテンツやテクノロジーを駆使すると共に、多くの留学生が在籍する特色を活かし、本研究で創出されたコンテンツには10カ国以上の言語が使用され、これらの翻訳には多くの留学生や教員が協力しています。2019年3月には、本研究成果を多くの外国人旅行者が訪れる神田明神にて展示を実施し、本研究のメッセージや文化財の存在意義そのものを広く発信する取り組みとなりました。
【研究成果1.】
音楽動画コンテンツ:
[画像3: https://prtimes.jp/i/496/1629/resize/d496-1629-277641-0.jpg ]
誰もが聞きなじみのあるメロディに多言語を用いた本研究オリジナルの歌詞を載せ、また、その楽曲を象徴するオリジナルムービーで構成された、音楽動画コンテンツです。各言語を楽器と見立て、それぞれの発音やフレーズの個性を生かした独自のハーモニーを形成する楽曲と、各国の特色をより忠実に再現するため、海外で撮影したリアリティある映像に加え、翻訳には多くの本学留学生や教員が協力した完成度の高い音楽動画コンテンツです。ここでしか聴くことのできない音の共鳴や物語を楽しみながら、各国の文化や時代背景、そして言語の成り立ちについて、気付きを得るきっかけとなります。
【研究成果2】
VR音響コンテンツ:
[画像4: https://prtimes.jp/i/496/1629/resize/d496-1629-943920-1.png ]
多言語を用いたオリジナル歌詞をVR音響として表現したコンテンツです。VR音響とは、自身で視点操作する360度動画の動きに合わせ、音の鳴る位置(定位)が変化する先端音響技術です。視聴者が動画を上下左右自由に動かしながら、それに連動して変化する音の動きを楽しんだり、好きな言語を耳で追いかけ聴くことで、各言語同士の相性や音の新しい表現について、気付きを得るきっかけとなります。
【Lingphony(リンフォニー)とは】
多言語を用いてひとつの楽曲を制作する研究プロジェクトです。言葉のフレーズやイントネーション、メロディと言った「音」を通じて複数の言語に触れることで、各国の文化や時代背景を互いに理解し合うことを目的としています。そして、ここで創出された成果を外国人旅行者が多く訪れる日本の文化財に、多言語解説設備として設置することで、本研究のメッセージを広く世の中に啓蒙しています。
言葉とはその国の歴史や世情を色濃く反映したものであり、同じ国の中にあっても地域ごとに異なることがあります。これら一つひとつの違いを理解し合うことは時に困難となりますが、世界共通語である音楽に乗せハーモニーとして聴くことで、誰もが楽しみながら多言語に触れることができ、ここから理解の一歩を踏み出すことができます。デジタルコンテンツだからこそできる新しいコミュニケーションの形を本研究では推進しています。
【デジタルハリウッド大学[DHU]とは】
[画像5: https://prtimes.jp/i/496/1629/resize/d496-1629-362623-4.jpg ]
https://www.dhw.ac.jp
2005年4月、文部科学省認可の株式会社立の大学として東京・秋葉原に開学(現在の所在地は東京・御茶ノ水)。デジタルコミュニケーション学部(4年制大学)とデジタルコンテンツ研究科(専門職大学院)を設置している。
デジタルコミュニケーション学部では、不確実で予測不能な未来を自分らしく生き抜く力を身につける。 デジタルコンテンツ(3DCG、ゲーム・プログラミング、映像、グラフィック、Webデザイン、メディアアート等)と企画・コミュニケーション(ビジネスプラン、マーケティング、広報PR等)を産業界の第一線で活躍する教員から幅広く学べる一学部一学科制を採用。
さらにグローバル人材を育成するために外国語の重点的な学習プログラムを備え、留学を推進している。世界39か国・地域出身の学生が在籍し、御茶ノ水駅前で多様性に富むキャンパスを運営している。また、大学発ベンチャーの設立数は全国10位(平成28年度実績)となっており、多数の起業家を輩出している。
<研究に関するお問い合わせ>
デジタルハリウッド大学 事務局
TEL:0120-823-422(平日10:00~18:30)
daigaku@dhw.ac.jp
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