出生率0.72。「異次元の少子化」に直面する隣国のこれからを見通す新潮新書『韓国消滅』が本日発売。
PR TIMES / 2024年9月19日 13時45分
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日本も韓国も毎年、出生率が過去最低を更新し続けているのは変わりませんが、韓国の少子化は「レベチ」です。2023年で見ると、日本の出生率1.20に対し、韓国はなんと0.72。先進国は総じて少子化に転じているとは言え、1を切っているのは韓国だけで、これは世界でも断トツの低さです。
加えて言えば、韓国はOECD加盟国の中で自殺率が最も高い国です。2つを考え合わせると、あたかも韓国人が無意識のうちに「この社会は生きるに値しない」との判断を下したようにすら見えてきます。
韓国は生産年齢人口(16~64歳)のピークも2019年に迎えており、働き手の数はこれから急速に減っていきます。1995年に生産年齢人口のピークを迎えた日本は、その後長いデフレに見舞われることになりましたが、同じようなプロセスの鳥羽口に立ったのが現在の韓国と言えます。
著者によると、韓国の問題は「肥大化した自己イメージに酔うばかりで、自分たちの本当の問題に直面する勇気を持たなかった」ことにあると言います。少子化の問題しかり、大統領が変わるたびに逮捕者や死者が出る民主主義の未成熟しかり、米中二股外交で「いいとこ取り」できると考えた外交姿勢しかり。いろんな意味で行き詰まりを迎え、これまで目を閉ざしてきた自分の真の姿と向き合わなければならない韓国は、これから混迷期に入っていくと著者は見ています。
朝鮮半島情勢「先読みのプロ」として知られる著者の冷徹な現状分析、ご一読頂ければ幸いです。
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■書籍内容紹介
2023年の出生率0・72。韓国の出生率は、OECDに加盟する先進国の中で断トツに低い。生産年齢人口のピークも2019年に迎えており、働き手もこれからどんどん減っていく。経済規模縮小のリスクは日本の比ではないのだ。加えて自殺率は先進国で最高である。それはあたかも、韓国社会が「消滅」に向かって、全力で駆けだしたかのごとくである。朝鮮半島情勢「先読みのプロ」が指摘する冷徹な現実。
■著者紹介:鈴置高史(すずおき・たかぶみ)
韓国観察者。1954年愛知県生まれ。早稲田大学政治経済学部を卒業後、日本経済新聞社に入社。ソウル特派員、香港特派員、経済解説部長を歴任し2018年に退社。2002年、ボーン・上田記念国際記者賞を受賞。著書に『米韓同盟消滅』『韓国民主政治の自壊』などがある。
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■書籍データ
【タイトル】韓国消滅
【著者名】鈴置高史
【発売日】9月19日
【造本】新書
【定価】968円(税込)
【ISBN】978-4-10-611057-3
【URL】https://www.shinchosha.co.jp/book/611057/
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