インテック、北陸電力と協力し、電力需給バランスを最適化する「エネルギーリソースアグリゲーションシステム」を開発
PR TIMES / 2025年1月20日 12時15分
住居に設置されたエコキュート等を電力事業者が制御可能に
TISインテックグループの株式会社インテック(本社:富山県富山市、代表取締役社長:疋田秀三、以下:インテック)は、北陸電力株式会社(本社:富山県富山市、代表取締役社長 社長執行役員:松田光司、以下:北陸電力)の協力を得て、電力事業者等が消費者(低圧需要家)の住居に設置された分散型エネルギーリソースをリモート制御する「エネルギーリソースアグリゲーションシステム」を開発したことを発表します。
本システムは、2025年春以降にリリースする事業者向けのクラウドHEMS※1サービスのアプリケーションとして提供予定です。
※1 Home Energy Management System(ホーム エネルギー マネジメント システム)の略で、家庭で使うエネルギーを節約するための管理システムのこと。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/11650/1686/11650-1686-7742da037ee15d6b3aea4633ff16ddf2-943x282.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
<「エネルギーリソースアグリゲーションシステム」提供イメージ>
背景
インテックは、エネルギー・リソース・アグリゲーション事業分野で北陸電力と2024年6月から協業を行っています。同事業は、分散型エネルギーリソースを束ねてコントロールし、仮想の発電所のように機能させることで、再生可能エネルギーの活用促進、災害時のレジリエンス向上、電力システムの効率化に資するエネルギービジネスです。
インテックは、電力使用量を制御することで電力需給バランスを調整するDR(デマンド・レスポンス)を推進するため、北陸電力の協力を得て実証実験を重ね、「エネルギーリソースアグリゲーションシステム」を開発しました。
「エネルギーリソースアグリゲーションシステム」について
電力事業者等が消費者とのDR契約に基づき、消費者の住居に設置されたエコキュートや蓄電池などの分散型エネルギーリソースについて、メーカーを問わずリモートでモニタリングや制御を行い、機器DRを実施するためのシステムです。
主な特長は以下の通りです。
●国際標準規格に対応したマルチメーカーのエネルギーリソースをクラウドで一元管理し、機器DR制御を見える化
●電力事業者等は、多拠点に分散した住居にあるエネルギーリソースのDRスケジュール登録が可能
●消費者がインテック提供中のスマートホームコントローラーアプリ「UCHITAS Connect」(ウチタス コネクト)をテレビにインストールすることで、電力事業者等が住居内のテレビをDRコントローラーとして利用可能
事業者向けのクラウドHEMSサービスについて
「UCHITAS Connect」を活用し、消費者の住居に設置されたエコキュート、蓄電池などの分散型エネルギーリソースに加え、エアコン、照明、電気自動車充放電器などの家電についても制御を可能にするプラットフォームです。Web APIによりさまざまな事業者とのシステム連携や機能開発が可能であり、住宅関連事業者等の、ZEH(ネットゼロ・エネルギー・ハウス)への活用も想定しています。
消費者は事業者へエコキュートや家電の制御権を渡す代わりに、電気料金が安くなったり、ポイントが貰えたり、スマートホーム機能が利用できるようになるなど、次世代電力マネジメントを実現する新しいDRサービスに活用されることを期待しています。
2025年春以降、対象機器の拡大やAPI機能などを拡充して展開していく予定です。
北陸電力株式会社からのエンドースメント
北陸電力の強みであるエネルギー事業とインテックの強みであるデジタル技術により、カーボンニュートラルに資する、「UCHITAS Connect」を活用したエネルギーリソースアグリゲーションシステムを開発できたことを嬉しく思います。
本システムの活用・提供を通して、脱炭素化の推進、地域の発展に大いに寄与するものと期待しています。
「ENEX2025」(第49回地球環境とエネルギーの調和展)出展について
インテックは2025年1月に東京で開催される革新的な省エネルギー、脱炭素技術の総合展「ENEX2025」に出展します。事業者向けのクラウドHEMSサービスや「エネルギーリソースアグリゲーションシステム」の紹介のほか、アグリゲーションと次世代スマートメーターをテーマとしたパネルディスカッションに登壇する予定です。
<展示ブース情報>
日時:2025年1月29日(水)~31日(金)10:00~17:00
会場:東京ビッグサイト 東1・2ホール&会議棟 2W-22
<パネルディスカッション情報>
日時:2025年1月30日(木)14:40-16:40
会場:東1ホール ステージC
テーマ:信頼設計が切り開くサイバーフィジカルシステムの未来 アグリゲーションと次世代スマートメーター
※ UCHITAS、UCHITAS Connectは、株式会社インテックの登録商標です。
※ 記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
※ 記載されている情報は、発表日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。
株式会社インテックについて(https://www.intec.co.jp/)
お客さまの経営戦略に沿った情報化戦略の立案からシステムの企画、開発、アウトソーシング、サービス提供、運用保守まで、IT分野において幅広く事業を展開しています。インテックは、1964年の創業以来培ってきた技術力をもとに、AI、RPA等のデジタル技術の活用や、新たな市場の創造にも積極的に挑戦しています。常にオープンな姿勢で、人、企業、社会を技術でつなぎ、自らも変革しながら「豊かなデジタル社会の一翼を担う」企業としてお客さまに新しい価値を提供していきます。
TISインテックグループについて
TISインテックグループは、国内外グループ2万人を超える社員が『ITで、社会の願い叶えよう。』を合言葉に、「金融包摂」「都市集中・地方衰退」「低・脱炭素化」「健康問題」を中心としたさまざまな社会課題の解決に向けてITサービスを提供しています。デジタル技術を駆使したムーバーとして新たな価値を創造し、人々の幸せと持続可能な豊かな社会の実現に貢献します。
◆本サービスに関するお問い合わせ先
株式会社インテック ビジネスイノベーション事業部 ビジネスイノベーション部 遠藤、大谷
E-mail:uchitas_support@intec.co.jp
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