名画《アマリリス》 東京で初お披露目 YUMEJI展 あす開幕
PR TIMES / 2024年5月31日 18時15分
東京都庭園美術館で8月25日まで
6月1日(土)に東京都庭園美術館(東京都港区)で開幕する、画家・竹久夢二の画業を新たな研究成果をふまえてたどる巡回展「生誕140年 YUMEJI展 大正浪漫と新しい世界」。5月31日(金)にはプレス内覧会が行われ、夢二が生きた時代の空気を残す邸宅空間に広がる優美な作品世界が、ひとあし先に報道陣に公開されました。
■監修者らが見どころ解説
[画像1: https://prtimes.jp/i/22608/1694/resize/d22608-1694-7d859187ad210203336e-0.jpg ]
プレス内覧会では、本展監修者の岡部昌幸氏(帝京大学名誉教授/群馬県立近代美術館特別館長)、本展のほとんどの出品作を所蔵する夢二郷土美術館(岡山市)の学芸員でもある小嶋ひろみ館長代理、東京都庭園美術館の鶴三慧(つる・みさと)学芸員が解説。岡部氏は「現存する夢二の油彩画は約30点と少ないが、本展ではほぼ半分を展示。当時は多くの画家が『日本の洋画』について自問自答しており、夢二も積極的に洋画に挑戦していた。夢二の洋画のすごさ、『洋画家・夢二』の真価を存分に味わえる。また、邸宅空間をいかした施工や展示にも注目してほしい。夢二の芸術を今一度振り返ることができる格好の機会」と見どころを語りました。
■実物ならではの注目ポイント
本展の大きな特徴は夢二の油彩画に焦点を当てたこと。初めての全国巡回でのお披露目となる新発見の名画《アマリリス》をはじめ、実物でしか観ることができない、深みのある色合いや筆遣いをご堪能ください。また、本展には多くの軸作品がありますが、表装にも注目。アール・デコ様式の柄を使用するなどモダンでポップな雰囲気に仕立てており、趣向をこらしている様子がうかがえます。テキスタイルにも関心を持っていた夢二のこだわりが反映されているのかもしれません。
[画像2: https://prtimes.jp/i/22608/1694/resize/d22608-1694-fb9cb77720c5284d70c4-1.jpg ]
■贅沢このうえない鑑賞体験
東京展の会場となる東京都庭園美術館の本館は、1933(昭和8)年に旧皇族・朝香宮家の自邸として建てられました。アール・デコ様式の優美な内装で知られ、国の重要文化財にも指定されています。宮邸でありながらも積極的に流行を取り入れており、朝香宮家の姫君が自室の壁に夢二の色紙や短冊を飾っていたという逸話も。こうした生活と美術の調和は、“生活の中の美”を追い求めていた夢二の美意識とも重なります。同時代の香りを残す邸宅空間で味わう夢二。この会場ならではの贅沢このうえない鑑賞体験です。
また、展示室内も一部撮影可能。フォトスポットも登場します。ぜひ優雅な空間で撮影もお楽しみください。
[画像3: https://prtimes.jp/i/22608/1694/resize/d22608-1694-c7633619718cb800d976-2.jpg ]
※本リリース掲載画像を貴媒体でご利用の際は、以下クレジット表記をお願い申し上げます。
東京都庭園美術館「生誕140年 YUMEJI展」展示風景 ※所蔵はすべて夢二郷土美術館
■貸切で贅沢鑑賞 「ぴあプレミアムナイト」開催決定
200人限定でこの空間を堪能できる「ぴあプレミアムナイト」の開催が決定!監修者の岡部昌幸氏のギャラリートークと箱入り図録もついた贅沢なひとときをお楽しみください。詳細・申し込みは「チケットぴあ」まで。
日時:6月29日(土)午後6時半~8時半
料金:一般5,000円、ぴあ有料会員4,000円
詳細・申し込み:「ぴあ」特設ページ(https://lp.p.pia.jp/article/news/370022/index.html)
■東京展開催概要
●展覧会名:生誕140年 YUMEJI展 大正浪漫と新しい世界
(英名:Takehisa Yumeji: Taisho Romanticism and the New World)
●会期:2024年6月1日(土)~ 8月25日(日)
※月曜休館、ただし7月15日(月・祝)、8月12日(月・祝)は開館、7月16日(火)、8月13日(火)は休館
●開館時間:午前10時-午後6時(入館は閉館の30分前まで)
●会場:東京都庭園美術館(東京都港区白金台5-21-9)
●主催:公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都庭園美術館、産経新聞社
●観 覧 料:一般=1,400(1,120)円/大学生(専修・各種専門学校含む)=1,120(890)円/中・高校生=700(560)円/65歳以上=700(560)円
※( )内は20名以上の団体料金 ※小学生以下および都内在住在学の中学生は無料 ※身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・ 精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方とその介護者2名は無料 ※教育活動として教師が引率する都内の小・中・高校生および教師は無料(要事前申請) ※第3水曜日(シルバーデー)は65歳以上の方は無料 ※ドレスコード割引(着物・浴衣を着てご来館)の方は100円引き ※観覧料はすべて税込み
●監 修:岡部昌幸(帝京大学名誉教授・群馬県立近代美術館特別館長)
●特別協力:公益財団法人両備文化振興財団 夢二郷土美術館
●協 力:竹久夢二学会
●協 賛:JR東日本
●年間協賛:戸田建設、ブルームバーグ L.P.、ヴァンクリーフ&アーペル
●展覧会ホームページ: https://www.teien-art-museum.ne.jp/exhibition/240601-0825_yumeji/
■巡回展情報
<岡山> 夢二郷土美術館 会期:2024年9月7日(土)~12月8日(日)
<大阪> あべのハルカス美術館 会期:2025年1月18日(土)~3月16日(日)
そのほか富山、大分など全国6館を巡回予定です。
■広報用画像
本展の作品画像をはじめとした広報用画像をご支給しております。貴媒体にて紹介を希望される場合は、以下のフォームより内容をご確認の上、お申し込みください。
https://www.teien-art-museum.ne.jp/press/
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