平成ノブシコブシ・徳井健太さんがお笑い芸人たちの挫折と栄光を熱く語るエッセイ集『敗北からの芸人論』(新潮文庫)が10月29日(火)発売!
PR TIMES / 2024年10月29日 13時45分
連載時には累計700万PVを突破し話題を呼んだ本作。文庫版新章「死角なしの怪物 有田哲平」を収録した完全版を10月29日に新潮文庫より発売いたします。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/47877/1715/47877-1715-f191eec950dd023780ea1ddc9d5837dc-1044x1486.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
ある年代の芸人は皆「ダウンタウンにはなれない絶望」という感情を抱くものであり、自身もそのうちの一人だと語る徳井さん。20年以上前、北海道から希望をもって上京してきたものの、才能溢れる芸人たちを目の当たりにし、続ければ続けるほど絶望は増していったそうです。
それでも何故芸人を続けるのか? その理由の一つとして、大好きな先輩や才能のある後輩、仲の良かった同期が辞めていく姿を何度も見てきた経験から「おわりに」の中でこのように綴っています。
「売れる」ということは、必ず誰かの屍の上に存在する。
仕事は取り合いだし、漫才やコントのチャンピオンは年々新たに生まれていく。光が当たっているうちは、影の存在などに気付きもしないだろう。けれど闇は確実に忍び寄る。
しかも一度その闇に墜ちると這い上がるのはとても困難だ。そんな時、僕はそっと手を差し伸べられる人間でありたい。(本文より)
本作はそんな芸人に対する愛、バラエティに対する愛では誰にも負けない自信があるという徳井さんが、22組の芸人と4つのバラエティ番組を縦横無尽に語り尽くします。また今回、文庫版の特典として新章「死角なしの怪物 有田哲平(くりぃむしちゅー)」を書きおろしで追加。有田さんとの出会いから、そのお笑い人生、そして芸人としての凄みを分析しています。
「僕が間近で見てきた芸人たちの「現実」や芸人というイキモノの面白さを伝えることで、一人でも多くの人が笑ってくれたら何より嬉しい。」(本文より)
是非、徳井さんの熱い気持ちを味わっていただきたいです。
■目次
はじめに/東野幸治/吉村崇(平成ノブシコブシ)/千鳥/小籔千豊/渡辺直美/コウテイ/加藤浩次(極楽とんぼ)/EXIT/霜降り明星/ハライチ/コロナ禍のバラエティ番組/ニューヨーク/『ゴッドタン』と佐久間プロデューサー/『M-1グランプリ』/シソンヌ/5GAP/『笑っていいとも!』最終回/スリムクラブ/ジャルジャル/ダイアン/オードリー/ジャングルポケット/かまいたち/オズワルド/有田哲平(くりぃむしちゅー)/おわりに
■書籍内容紹介
圧倒的な才能を前にし、絶望から始まる職業、芸人。テレビで見ない日はない彼らも、世界に羽ばたいた彼女も、若い世代から大人気のあのコンビも、かつては挫折し、どん底を味わった。ただ彼らはそこから立ち上がり、傷つきながらも自らのスタイルを確立していく。その過程はドラマチックで、馬鹿馬鹿しくて、美しい。誰よりも敗北を重ねた〈悟り芸人〉が、22組の芸人の挫折と栄光を熱く語る。
■著者紹介
1980年北海道出身。2000年、東京NSCの同期・吉村崇とお笑いコンビ「平成ノブシコブシ」を結成。テレビ番組『ピカルの定理』などを中心に活躍し、最近では芸人やお笑い番組を愛情たっぷりに「考察」することでも注目を集めている。趣味は麻雀、競艇など。「もっと世間で評価や称賛を受けるべき人や物」を紹介すべく、YouTubeチャンネル『徳井の考察』も開設している。
■書籍データ
【タイトル】敗北からの芸人論
【著者名】徳井健太
【発売日】10月29日(火)
【造本】文庫
【定価】737円(税込)
【ISBN】978-4-10-105491-9
【URL】https://www.shinchosha.co.jp/book/105491/
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