上出遼平さん推薦!刊行前から予約殺到中のバレエ団密着ドキュメンタリー『崖っぷちの老舗バレエ団に密着取材したらヤバかった』12月18日発売!
PR TIMES / 2024年11月19日 13時45分
YouTubeで話題沸騰のバレエ団密着ドキュメンタリーを、ディレクターの視点から書籍化したノンフィクション『崖っぷちの老舗バレエ団に密着取材したらヤバかった』が12月18日、新潮社より刊行されます。
この度、作家としても活躍する映像ディレクターの上出遼平さんから推薦のコメントが届きました。
書籍の書影も初公開します。
谷桃子バレエ団公式YouTubeチャンネルにて10月25日に配信された書籍発売についての動画では、密着ディレクターである著者から「この本の印税は全額谷桃子バレエ団に寄付する」旨が発表されたほか、芸術監督の高部尚子さんによる「この本が3万部売れたら自分も本を書く」との執筆宣言もあり、視聴者からは書籍への応援コメントが相次ぎました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/47877/1763/resize/d47877-1763-b7168ff28a02e714fd69-1.png ]
配信後には予約が殺到し、発売前ながらネット書店では軒並みランキング上位になるなど、注目度の高さがうかがえる本書。この度、『ハイパーハードボイルドグルメリポート』の企画・制作をはじめ、多方面で映像ディレクターとして活躍する傍ら、作家としても、話題沸騰の異色ビジネス本『ありえない仕事術』などの執筆も手掛ける上出遼平さんから推薦のコメントが届きました。
【上出遼平さんからの推薦コメント】
気弱な奴ほど、カメラを持つと化けることがある。
一見誠実そうなナベDの言葉に絆された歴史あるバレエ団は、一体どこへ向かうのか。
気弱で不器用で、その癖やけに強引なこの“部外者”を受け入れた集団は、予測不能な波に身を委ねていく。
その行き着く先は天国か地獄か。
カメラを持った撮影者は、必ず被写体に影響を及ぼす。
「カメラの存在を意識させない撮影」なんてものは原理的に不可能だ。
カメラを構えた瞬間、撮影者には変化の結果を背負う責任が生まれる。
こんな撮影、私は恐ろしくてしたくない。
[画像2: https://prtimes.jp/i/47877/1763/resize/d47877-1763-35746132a85d7fea6520-0.jpg ]
創立75年を迎えた国内でも随一の老舗、谷桃子バレエ団の公式YouTubeチャンネルに異変が起きたのは、昨年6月のこと。
「禁断密着プロバレエ団」と銘打ったドキュメンタリー動画の配信が始まり、バレエファン界隈に衝撃が走ります。その内容が、プロバレエ団という“夢の世界”に相応しくない、あまりにも生々しく過激なものだったからです。
家賃6万円の都内ワンルームの自宅で「トウシューズを買うのも苦しい」「週5でバイトをしてもカツカツ」と打ち明けた新人バレリーナの告白や、ディレクターに「給料制にできませんか?」という“絶対的タブー″とも言える質問を投げかけられ、「私が生きているうちにできるかどうか……」と本音を吐露する芸術監督。
しかし、騒然とするバレエ界を横目に、これらの動画は「バレエを知らない視聴者」にも波及し、ちょっとした“ムーブメント″を起こし始めます。
「こんな世界だとは知らなかった」
「バレエには全く興味がなかったけど、次の舞台を観に行こうと思った」
動画のコメント欄には好意的なコメントが並ぶ一方で、
「苦労する姿を見たら、本番での舞台を楽しめなくなる」
「もっとバレエに詳しい人に撮影させた方が良い」
という心配や批判の意見も寄せられました。
その後も、チケット販売に思わぬ苦戦を強いられたり、批判殺到でチャンネル存亡の危機に瀕したり、数々の困難を乗り越えながら、視聴者は増え続けます。密着開始後初めての新春公演『白鳥の湖』には、「バレエを一度も観たことがない」という観客が全国から集まり、会場は今までにない熱気に包まれました。
そして、密着から1年。今年6月の公演のチケットは発売開始後なんと4時間で即完売。これは国内のバレエ公演としては異例の出来事といえます。老舗バレエ団が決死の覚悟で始めた「前代未聞の挑戦」への一つの答えが出た瞬間でもありました。
このチャンネルリニューアルを手掛けたのが、本書の著者で、大阪のキャバクラ嬢に密着する『進撃のノア(登録者80万人)』や、ホスト界の帝王・ローランドを通して歌舞伎町ホストの世界を描く『THE ROLAND SHOW(登録者145万人)』などの動画を制作する会社に所属する渡邊永人氏です。
「ハイパーハードボイルドグルメリポート」「出川哲郎の充電させてもらえませんか?」等の人気テレビ番組を担当した後、YouTubeに畑を移した新進気鋭のドキュメンタリーディレクター、初の著書となります。
バレエを知っている人も知らない人も、動画を見たことがある人もない人も、誰が読んでも面白いエンタメ度100%のノンフィクション本、ぜひご注目ください。
谷桃子バレエ団のYouTubeはこちら
https://www.youtube.com/@tmbcompany
■内容紹介
破たん寸前の苦境から「チケット即完売」の超人気バレエ団へ!
起死回生の一手は、リアルで過激な「ドキュメンタリーYouTube」だった――。
「トゥシューズを買うのも苦しい」週5バイトの新人バレリーナ、「コロナと戦争で解雇された」ロシアの元プロバレエ団員、批判殺到で「生きた心地がしなかった」芸術監督。個性豊かなダンサーたちと若き密着ディレクターが織りなす、涙と汗の青春ノンフィクション。
■著者紹介
渡邊永人(わたなべ・ひさと)
1995年神奈川県出身。20歳でテレビ番組制作会社に入社後、ディレクターとして「ハイパーハードボイルドグルメリポート」「出川哲郎の充電させてもらえませんか?」等を担当。現在は『THE ROLAND SHOW』『進撃のノア』等のYouTube動画を手掛ける制作会社に所属。
■書籍データ
【タイトル】崖っぷちの老舗バレエ団に密着取材したらヤバかった
【著者】渡邊永人
【発売日】2024年12月18日
【造本】四六変小、ソフトカバー
【本体定価】1760円(税込)
【ISBN】 978-4-10- 355971-9
【URL】https://www.shinchosha.co.jp/book/355971/
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