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「心が揺らいで不思議な世界に連れて行かれる魅力的な作品ばかりなので、是非」栗山千明が今 敏作品の魅力を語る

PR TIMES / 2013年7月31日 12時31分



2010年8月14日に惜しまれつつ急逝した今 敏監督。WOWOWでは、その作品の一挙放送「アニメーション監督・今 敏 全映像作品 完全放送!」にあたり、大ファンで監督とも会ったことがあるという女優の栗山千明さんに。その魅力を思う存分、語っていただいた。
「いちばん最初に観たのは『PERFECT BLUE』です。アイドルから女優になった女性が主人公ですから、ドラマの撮影シーンなどリアルに感じる状況でミステリーが展開されていきます。決してビジュアルだけで怖く見せようとせず、精神的に追いつめられていく怖さをすごく感じてゾッとしました」
今 敏監督の作品に触れたことのない人に、何かひとつオススメするとすれば?
「ひとつだけなら『妄想代理人』ですね。小学生の男子が、外に見せるさわやかな表情と内に秘めている黒い部分のギャップがあったりして。二面性のあるキャラクターばかりで面白いんです。個性豊かな主人公が入れ替わりながら、事件の真相を推理していく謎解きの楽しみもあります。大筋から外れたエピソードもあるし、シリーズだからこそできることが多いと思います。もし私が演じるなら、蝶野晴美。私自身も変身願望があるタイプですから、あの二面性を出せたら楽しいなと」
やはりキーワードは二面性。役を演じる女優ならではの観点だ。
「お芝居の日々がずっと続くと、本当の自分の人格を呼び起こすのに時間がかかったことがあって、それに近い感覚もあります。みなさんもそうだと思うんですよ。他人と話すときに、つい言葉づかいを変えたりすることってありますよね。そういう人格の使い分けにリアリティを感じるのかなと。今 敏監督の作品はどれもそうですが、心が揺らいで、ちょっと不思議な世界に連れていってもらえます。是非、多くの方に観ていただきたいです」
さて、栗山さん自身がファンとしてアニメに感じている魅力とは、何だろうか?
「実写だと“そんないい人いないでしょ”なんて冷静に見過ぎてしまったり、友情や家族愛を語るセリフがクサく聞こえたりしますよね。でも、アニメの世界はそれを許してくれるようなところがあって、言葉や行動の中にあるものがスッと入ってくるんです。そんな癒しでもありエンターテインメントでもあり、素直にさせてくれるところが、アニメの魅力だと思います」
(取材構成:氷川竜介)

栗山千明さんインタビュー動画【W流】⇒http://st.wowow.co.jp/

アニメーション監督・今 敏 全映像作品 完全放送!(WOWOWプライム)
<ラインナップ>
『PERFECT BLUE』[R指定] 8月4日(日)夜11:30
『千年女優』 8月4日(日)深夜1:00
「妄想代理人」 第1話~第13話 8月11日(日)夜11:30~
『東京ゴッドファーザーズ』 8月16日(金)深夜1:00
『パプリカ』 8月16日(金)深夜2:40
「オハヨウ」 8月17日(土)午前4:15

クレジット:
((C)1997 MADHOUSE (C)2001 千年女優製作委員会 (C)今 敏・マッドハウス /「妄想代理人」製作委員会 (C)2003 今 敏・マッドハウス / 東京ゴッドファーザーズ製作委員会 (C)2006 MADHOUSE / Sony Pictures Entertainment (Japan) Inc. (C)KON'STONE, Inc.)

新規でWOWOWにご加入いただくと、抽選で20名様に、今 敏「十年の土産」展復刻版ポスターをプレゼント!
http://www.wowow.co.jp/cp/kon/

<関連番組>
WOWOW「アニメに出会う60時間」オフィシャルサイト
http://www.wowow.co.jp/anime/60/

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