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ドラマ化、コミック化でも大人気。「善人長屋」シリーズ最新刊『牧谿(もっけい)の猿 善人長屋』、12月16日(月)に発売!

PR TIMES / 2024年12月16日 12時45分

長らくお待たせしました。9年ぶりの新作です!



直木賞作家・西條奈加さんの出世作にして看板シリーズ「善人長屋」の最新刊、『牧谿の猿 善人長屋』を12月16日に新潮社より刊行いたします。表向きは善人ばかり、実は悪党揃いの「善人長屋」の住人達が、粋な人情と謎解きで市井の事件を解決する人気シリーズです。

[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/47877/1818/47877-1818-ac2b08c7183e8bceb4799cd4dc16af12-1280x1880.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


かつて江戸を騒がせた盗賊「白狐」が再び現れた。その正体は?なぜ今ごろ?謎を解くカギは、まるまるもふもふの……猿!? 表題作「牧谿の猿」ほか「白狐」「三枚の絵文」「籠飼の長男」「庚申待」「白狐、ふたたび」の6話を収録。

■「善人長屋」とは?
江戸・深川にある千七長屋、通称「善人長屋」。住人たちは表向き善人ばかり、一皮むけばスリに盗人、騙りに裏社会の情報屋、美人局、盗品故買商……と全員が裏稼業持ち。そんな悪党揃いの長屋へ、ひょんな手違いと勘違いから、根っからの善人で人助けが生きがいの職人・加助が入居。加助がせっせと持ち込む人助け案件を、悪党どもがしぶしぶ裏稼業のスゴ腕で解決するハメに……。

■「牧谿」とは?
中国・元の時代の画僧でその絵は鎌倉時代に日本に伝わると同時に大ブームを巻き起こしました。特にまるまるもふもふの猿が長ーい手足を持つ可愛い猿図が有名で、模写する者が多数、贋作も多く出回りました。今作のカバー表紙にも登場。この猿が謎解きのカギとなります。

■ドラマ化、コミック化でも話題。
2022年NHKで中田青渚さん、溝端淳平さん、高島礼子さん、吉田鋼太郎さんなどのキャストでチャーミングな連続ドラマに。また2019年より『夏子の酒』『どうらく息子』でおなじみの尾瀬あきらさんによって小学館よりコミック化されています(全5巻)。

内容紹介

善人長屋に、大事な根付を失くして憔悴するお内儀が訪ねてきた。加助の人助け癖がまた出たと嘆息する一同だったが、その根付がかつて江戸を騒がせた盗賊・白狐の持ち物とわかり――。「白狐」「三枚の絵文」「籠飼の長男」「庚申待」「白狐、ふたたび」「牧谿の猿」の全六話を収録。

著者紹介

西條奈加 さいじょう・なか
1964年、北海道生れ。都内英語専門学校卒業。2005年、『金春屋ゴメス』で日本ファンタジーノベル大賞を受賞。2012年『涅槃の雪』で中山義秀文学賞、2015年『まるまるの毬』で吉川英治文学新人賞、2021年『心淋し川』で直木賞を受賞。他の著書に「善人長屋」シリーズ、「金春屋」シリーズ、「神楽坂日記」シリーズ、『上野池之端 鱗や繁盛記』『六花落々』『せき越えぬ』『曲亭の家』『姥玉みっつ』『バタン島漂流記』など多数。

書籍情報

【タイトル】牧谿の猿 善人長屋
【著者名】西條奈加
【発売日】12月16日【造本】四六判ソフトカバー 208頁
【定価】1,650円(税込)【ISBN】 978-4-10-300319-9 
【URL】https://www.shinchosha.co.jp/book/300319/

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