アフガニスタン:支援物資40トンで急性下痢性疾患に対応~今後数週間で9トンの追加支援【プレスリリース】
PR TIMES / 2021年10月21日 23時45分
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【2021年10月19日 カブール(アフガニスタン) 発】
ユニセフ(国連児童基金)は、アフガニスタン国内で増加している下痢性疾患に対応するため、急性水様性下痢症(AWD)対応キットや医薬品を含む、約40トンの医療物資を首都カブールに届けました。この医療物資は、ユニセフの緊急支援の一環で、下痢性疾患による脱水症状に苦しむ約1万人の治療に役立てられます。
この数週間で、カブール市とその周辺地域で報告されている急性水様性下痢症の症例数は、1,500件を超えました。それに加え、アフガニスタンでは、5歳未満児の栄養不良、はしかの流行、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックによる継続的な影響など、憂慮すべき状況が続いています。
ユニセフ・アフガニスタン事務所代表のエルベ・ルドビック・デ・リスは「アフガニスタンの子どもたちは、彼らの生活を支えている保健システムが崩壊寸前であるため、命にかかわる無数の脅威に直面しています。ユニセフは、アフガニスタンの家族にとって重要なこの時期に、人々の急性水様性下痢症を治療するために必要な物資が保健施設に確実に届くよう支援を続けています」
ユニセフとパートナーは、保健施設への急性水様性下痢症対応キットの支援に加えて、家族が予防に関する情報を入手できるようにしたり、予防に欠かせない基本的な衛生キットや安全な水を提供したりと、取り組みを拡大しています。
ユニセフ物資供給センター長のエトレバ・カディリは「急性水様性下痢症が発生し、治療を受けられない日が続くと、子どもたちの命が脅かされます。そうした一刻を争う場合は、物資を迅速に届けることが特に重要であり、緊急に対応することは私たちの責務です。私たちは、困難な状況下でも、命を守る物資を必要としている人々に提供できるよう、懸命に取り組んでいます」と述べました。今後数週間のうちに、さらに9万人分の支援物資が届けられる予定です。
* * *
ユニセフ「人道危機緊急募金」ご協力のお願い
世界中で起きている紛争や武力衝突、感染症の流行など人道危機に苦しむ子どもたちのために、ユニセフは緊急支援を行っています。その活動を支えるため、(公財)日本ユニセフ協会は、ユニセフ「人道危機緊急募金」を受け付けております。アフガニスタンの子どもたちを含む、最も支援を必要としている子どもたちとその家族に支援を届けるために、ご協力をお願い申し上げます。
1. クレジットカード/コンビニ/ネットバンクから
https://www.unicef.or.jp/kinkyu/humanity/2008.htm
2. 郵便局(ゆうちょ銀行)から
振替口座:00190-5-31000/口座名義:公益財団法人 日本ユニセフ協会
*通信欄に「人道危機」と明記願います。
*窓口での振り込みの場合は、送金手数料が免除されます。
※ 公益財団法人 日本ユニセフ協会への寄付金には、特定公益増進法人への寄付として、所得税、相続税、法人税の税制上の優遇措置があります。また一部の自治体では、個人住民税の寄付金控除の対象となります。
* * *
■ ユニセフについて
ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を促進するために活動する国連機関です。現在約190の国と地域※で、多くのパートナーと協力し、その理念を様々な形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場にある子どもたちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての子どもたちのために活動しています。 https://www.unicef.or.jp/
※ ユニセフ国内委員会(ユニセフ協会)が活動する33の国と地域を含みます
※ ユニセフの活動資金は、すべて個人や企業・団体からの募金や各国政府からの任意拠出金で支えられています
■ 日本ユニセフ協会について
公益財団法人 日本ユニセフ協会は、先進工業国33の国と地域にあるユニセフ国内委員会のひとつで、日本国内において民間として唯一ユニセフを代表する組織として、ユニセフ活動の広報、募金活動、政策提言(アドボカシー)を担っています。 https://www.unicef.or.jp/
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