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日本ファンタジーノベル大賞2021を受賞した藍銅ツバメさんの『鯉姫婚姻譚』は、本日1月29日、新潮文庫より発売です!

PR TIMES / 2025年1月29日 13時15分



自作未発表の創作ファンタジー小説を対象とした「日本ファンタジーノベル大賞」。本賞の2021年の受賞作が、藍銅ツバメさんの『鯉姫婚姻譚』です。選考委員である恩田陸さん、森見登美彦さん、ヤマザキマリさん全員を「これ以上のラストはない!」と唸らせた傑作で、書評家の大森望さんは「異類婚姻譚史上、最高の恋」と評しています。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/47877/1875/47877-1875-8ed75ba3ff407e4d2ec390f6e624fb92-1044x1486.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


日本ファンタジーのノベル大賞は自作未発表の創作ファンタジー小説を対象とした公募型の文学賞で、1989年に始まりました。本賞からは、酒見賢一さんの『後宮小説』、畠中恵さんの『しゃばけ』、森見登美彦さんの『太陽の塔』などの作品が誕生しています。そして、2021年の受賞作である藍銅ツバメさんの『鯉姫婚姻譚』が、このたび新潮文庫より発売となりました。


■選考委員コメント
2021年の選考委員は、恩田陸さん、森見登美彦さん、ヤマザキマリさん。三人の選考委員全員が、本作のラストを高く評価しています。

恩田陸さん
着地もこれしかないという結末で、日本ファンタジーノベル大賞の考えるファンタジーノベルにふさわしい、と思った。

森見登美彦さん
若旦那と人魚をめぐる枠物語の締めくくりは「異類婚姻の成就」として文句のつけようのないものだ。

ヤマザキマリさん
気がついたらごく自然にこの世界に馴染み込めていた。(中略)最後の顛末は秀逸。

また、本文庫の巻末解説を執筆した書評家・翻訳家の大森望さんは、「異類婚姻譚史上、最高の恋」と評し、さらにSF的な説得力を感じてジェイムズ・ティプトリー・ジュニアの歴史的名作「愛はさだめ、さだめは死」を連想した、と書いています。

■書籍内容紹介
商いに失敗し、若くして隠居させられた孫一郎。亡父から受け継いだ屋敷に移り住むと、庭の池にはなぜか人魚が暮らしていた。彼女の名は、おたつ。
おたつに懐かれ「夫婦になってあげる」と言われた孫一郎は、結婚をあきらめさせるため、人と人ならざる者が恋に落ち、不幸な結末を迎えた話を語る。だが、二人の間には少しずつ変化が起き――。異類婚姻譚史上、最高の恋の物語!


■著者紹介:藍銅ツバメ(ランドウ・ツバメ)
1995(平成7)年生れ。徳島大学総合科学部人間文化学科卒業。2020(令和2)年、「めめ」で第4回ゲンロンSF新人賞優秀賞受賞。‘21年、『鯉姫婚姻譚』で日本ファンタジーノベル大賞2021大賞を受賞。


■書籍データ
【タイトル】鯉姫婚姻譚
【著者名】藍銅ツバメ
【発売日】2025年1月29日
【造本】文庫
【定価】693円(税込)
【ISBN】978-4-10-105591-6
【URL】https://www.shinchosha.co.jp/book/105591/

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