【ホテルオークラ】タイにおける事業拡大に向け「包括的提携」に合意
PR TIMES / 2024年5月24日 18時45分
チェンマイ、バンコクなど主要観光地で新たに500室以上を展開
株式会社ホテルオークラ(本社:東京都港区、代表取締役社長:荻田 敏宏)は、Asset World Corporation(本社:タイ王国バンコク、社長兼CEO:Wallapa Traisorat、以下AWC)と、チェンマイやバンコクをはじめ、タイ国内においてAWCが開発を進めるプロジェクトのホテル運営に関して包括的提携を行う基本合意書を2024年5月17日(金)に締結いたしました。
また、AWCはバンコクの中心を流れるチャオプラヤー川におけるクルーズ船運航を計画しており、同クルーズ船においてホテルオークラもサービス提供を行う予定です。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/5118/1914/5118-1914-0561c85495bd345214a15f6894a4218e-2000x1333.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
(中央左)Asset World Corporation社長兼CEO Mrs. Wallapa Traisorat(中央右)株式会社ホテルオークラ 代表取締役社長 荻田 敏宏
タイ・バンコクの大手統合ライフスタイル不動産グループであるAWCは、タイにおいて複数の開発プロジェクトを推進しており、ホテルオークラは、2012年に開業したオークラ プレステージバンコクを契機にAWCと長年のビジネスパートナーとして信頼関係を築いてまいりました。
今回、締結した包括的提携では、チェンマイやバンコクなどのタイの主要都市に、新たに合計で500室以上となる、複数のオークラグループのラグジュアリーホテルを2030年までに展開することに合意いたしました。
ホテルオークラは、2030年までに国内外に150ホテル、うち75ホテルを海外において展開することを計画しております。海外において当社の認知度を高めるために、アジアを中心に、特定の5つの国・地域にそれぞれ5ホテル以上を出店する「5×5(ファイブ・バイ・ファイブ)計画」を掲げており、その中で、世界各国から観光客が訪れる有数の観光国であるタイは、当社にとって海外展開を図る上で、重要な国の一つに位置付けております。
タイにおいて、当社は、開業予定のホテルも含め、すでに5ホテルを運営しておりますが、今般のAWCとの包括的提携を通じて、ホテル数および出店するエリアが拡大することにより、オークラグループのタイ国内での存在感や影響力が高まり、当社の事業展開が新たな段階に入ることを意味しています。
AWCとの長期的なパートナーシップのもと、ホスピタリティ精神にあふれるタイの地において、日本のおもてなしの心に根差したオークラならではのホテル運営を行うことにより、地元からも支持され、またタイの観光産業の発展にも貢献できるようなホテル展開を図ってまいります。
主要なホテル開発およびクルーズ船について
本包括的提携のもと、ホテル開発およびクルーズ船に関するプロジェクトが進められており、2028年には、チェンマイにおいて初のオークラブランドのホテルが開業する予定です。AWCが推進するチェンマイ市内のチャンクラン行政村に保有する商業施設を開発する「ラーンナーティーク・プロジェクト」の一部となり、ウェルビーイングな滞在を叶えるためのすべてが揃うホテルとなります。古都チェンマイらしいラーンナー王朝時代の伝統を受け継ぐタペストリーや日本の現代アートに着想を得たデザインを予定しており、ラーンナー文化の芸術・歴史と日本の伝統が融合した静謐な空間で、心も身体も健やかな状態へ導く多様なサービスを提供いたします。主な施設として、温浴施設、禅ガーデン、日本茶カフェなどを設ける予定です。
ホテル開発地域としては、チェンマイのほか、バンコクをはじめとした主要都市での展開が予定されており、これらのプロジェクトを合わせると、オークラグループはタイにおいて約2,000室を越える客室を有することを見込んでおります。
また、包括的提携の一環として、ホテルオークラはAWCが建設発注するクルーズ船に当社のサービスを提供する予定です。同クルーズ船では、チャオプラヤー川沿いの静かな風景や歴史的建造物を観賞しながら食事を楽しむことができます。クルーズ船には、日本の伝統文化である折り紙、そして長寿を象徴する鶴と亀をモチーフに抽象的な幾何学模様がデザインされる予定です。ホテルオークラは船内でのサービス提供を行い、本クルーズ船は“オークラクルーズ”として運行される予定です。
<Asset World Corporation 会社概要>
Asset World Corporation (AWC)は、タイの大手財閥TCCグループ傘下のホスピタリティ事業、ライフスタイル・デスティネーションおよびコマーシャルワークスペース事業を中心に展開する、タイを代表する総合ライフスタイル不動産グループです。「より良い未来を築く」という理念のもと、AWCは多様で質の高いプロジェクトを通じて、すべてのステークホルダーに責任ある持続可能なソリューションを提供し、常識を超えた成長と拡大に努めています。
主に2つの事業を推進しており、「マリオット」「ラグジュアリー コレクション」「インターコンチネンタル」「オークラ」「バンヤンツリー」「ヒルトン」「シェラトン」「メリア」などの世界的に有名なホテルブランドを誘致しホテルを経営するホスピタリティ事業と、小売・卸売事業を含む商業施設事業として、ライフスタイル・トラベル・ディスティネーション、コミュニティショッピングモール、コミュニティマーケット、卸売事業用不動産を開発・運営しています。主要な不動産プロジェクトとして、「Asiatique the Riverfront Destination」「Gateway at Bangsue」「Phenix」「Tawanna Bangkapi」などがあり、商業施設にはバンコクのビジネス街の中心に位置する有名な「The Empire」や「Athenee Tower」などが含まれます。
AWCは、すべてのステークホルダーに長期的かつ持続可能な価値を創造するため、事業のあらゆる部分に持続可能性戦略を取り入れることを目指しており、「より良い地球(Better Planet)」「より良い人々(Better People)」「より良い繁栄(Better Prosperity)」の3つの柱で構成されたフレームワークのもと、「reConcept」「The GALLERY」などの数多くの長期的なプロジェクトが計画されています。
公式サイト:https://www.assetworldcorp-th.com/en/home
<株式会社ホテルオークラ 会社概要>
株式会社ホテルオークラは1958年に設立、1962年にフラッグシップホテルである『ホテルオークラ東京』を開業しました。資本金30億円、「Best A.C.S.」(A:Accommodation、C:Cuisine、S:Service=最高の施設、最高の料理、最高のサービス)を掲げ、現在では、ホテル事業及びホテル関連事業会社の所有・管理、ホテル事業(開発・運営)に関するコンサルティングなど、幅広く事業展開しています。
当社は、日本国内だけではなく海外の国々と質の高いグローバル・ネットワークを築いてきました。日本文化のきめ細かな心くばりとヨーロッパやアメリカの機能性を融合させた「オークラ」のおもてなしは、世界中の皆様にくつろぎと快適な空間と時間を提供いたします。
現在、オークラ ホテルズ & リゾーツとして、オークラ ヘリテージ、オークラ プレステージ、ホテルオークラの3ブランド、ニッコー・ホテルズ・インターナショナルとして、グランドニッコー、ホテルニッコー、ニッコースタイルの3ブランド、これにホテルJALシティを加えた7ブランドを展開しており、子会社である株式会社オークラ ニッコー ホテルマネジメントにより、国内 53、海外 26 の合計 79 ホテル、総客室数 23,630 室を運営しています。
また、1962年に開業したホテルオークラ東京 本館を建替え、新たなフラッグシップホテル『The Okura Tokyo』を2019年9月に開業しました。(2024年5月1日現在)
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