2連敗を喫した6階級制覇のスーパースター パッキャオが、ボクシング人生をかける再起戦!・・・11月24日(日)午後0:00~WOWOWにて生中継

PR TIMES / 2013年11月23日 11時33分



WBOインターナショナル・ウェルター級王座決定戦
<マニー・パッキャオ対ブランドン・リオス>

背水の元6階級制覇王者 VS 危険な連打型ファイター
パッキャオ 連敗からの再起なるか

 21世紀に入ってからの13年間、世界のボクシング界はフロイド・メイウェザー(アメリカ)とマニー・パッキャオ(フィリピン)のふたりを中心に回ってきたといっても過言ではないだろう。とりわけパッキャオの活躍ぶりはエポックメイキングなものとして長く語り継がれることだろう。フィリピンからアメリカに渡り、下のクラスから階級を上げながら強豪たちと手合わせし、そのほとんどを蹂躙していった。国籍の壁も体重の壁もぶち破り、世界のスーパースターの座に上り詰めたのだから、これ以上のストーリーはないだろう。その立身出世の物語には続編があるのか、それともここで終幕となるのか。11月24日、マカオのリングにその答えはある。
 パッキャオはスピードと強打を併せ持った好戦的なサウスポーとして知られる。そのリズムはやや変則的で、相手にとってはタイミングと距離の測定が難しいのだろう。スタミナや勝負度胸もあり、オスカー・デラ・ホーヤ(アメリカ)やジョシュア・クロッティ(ガーナ)、アントニオ・マルガリート(メキシコ)ら体の大きなトップ選手を相手に一定以上の耐久力も証明してきた。しかし、昨年は6月に論議を呼ぶ判定ではあったもののティモシー・ブラッドリー(アメリカ)に苦杯を喫し、12月には過去2勝1分と分のよかったファン・マヌエル・マルケス(メキシコ)に6回KO負け。よもやの連敗を喫してしまった。特にマルケス戦では右のカウンターを浴びて前のめりにキャンバスにダイブするという、予想もしなかった衝撃的な敗戦だった。周囲には引退を勧める声もあったと聞いている。
そんななかパッキャオは「まだまだ終わりではない。世界のトップで戦えることを証明する」と、再起を決意した。勝てば次なるスーパーファイトが具体化するだろうし、その一方、敗れればグローブを壁に吊るす可能性も出てくる。今回の試合は単なる再起戦という以上に重要な戦いといえる。
 その相手を務めるリオスだが、この元WBA世界ライト級王者は極めて危険なファイターだ。04年アテネ五輪では補欠に指名されるなど、アマチュアで400戦以上(「勝利は300前後、敗北は100以上」リオス)を経験後、04年にプロ転向。プロでは33戦31勝(23KO)1敗1分の戦績を残している。敗れたのは今年4月のマイク・アルバラード(アメリカ)とのWBO暫定世界S・ライト級王座決定戦だけだ。その2年前、11年2月にはミゲール・アコスタ(ベネズエラ)を10回TKOで下してWBA世界ライト級タイトルを獲得。ウルバノ・アンティロン(アメリカ)を3回KOで退けて初防衛にも成功したが、V2戦を前に体重超過で王座を剥奪された苦い経験を持っている。肉を切らせて骨を断つリスキーな戦闘スタイルを身上としており、そのため試合は常にエキサイティングだ。
昨年10月のアルバラードとの初戦は「年間最高試合」の声も出たほどの激闘だった。傑出したスピードやパンチの切れがあるわけではないが、馬力に任せて相手に肉薄し、連打で押しまくってしまう。
細かいことにこだわらないタイプだ。
 5対1のオッズが示すようにパッキャオ有利は動かしがたいものといえる。巧みに立ち位置を変えながらリオスに間合いを与えず、鋭く踏み込んで左ストレート一閃――あっさりとけりをつけてしまう可能性もある。倒せなかったとしても、スピードで圧倒して大差をつけて判定勝ちという線も考えられる。
 その一方、乱打戦に巻き込まれて徐々に体力を消耗、厳しい戦いを強いられる可能性も決して低くはないように思える。それもこれもパッキャオの復調具合、コンディションしだいということになろう。

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