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「中高年リスキリング」のリアルに迫る!リスキリングの第一人者・後藤宗明さんによる初の新書『中高年リスキリング』8月9日発売!

PR TIMES / 2024年8月9日 17時45分



一般社団法人ジャパン・リスキリング・イニシアチブの代表理事を務める後藤宗明さんによる初の新書『中高年リスキリング これからも必要とされる働き方を手にいれる』(朝日新聞出版)が、2024年8月9日(金)に発売されました。現在は、リスキリングプラットフォームを提供する米国企業「SkyHive Technologies」の日本代表も務めるなど多方面でご活躍の後藤さんですが、実は、かつて厳しい現実(40代でクビ3回、書類選考や面接で落とされた数は100社以上)をリスキリングで打破したという経験をお持ちです。自らも40歳を過ぎてから取り組んだ実践者でもあるリスキリングの第一人者が、中高年が直面するリアルな課題に応えます。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/4702/2001/4702-2001-d57a25a06d84d617d1088238333be032-930x1460.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


【目次】
第1章 定年4・0時代のリスキリング
 1.現実味を増す「定年4・0」の世界
 2.AIリストラに備えよ!

第2章 リスキリングで労働寿命を長くする
 1.定年4・0の時代に労働移動を実現する
 2.リスキリングにどう取り組むか
 3.AI時代に求められる「学際的スキル」

第3章 リスキリングを開始・継続するために
 1.定年後に向けて40代から始める「5つの投資」
 2.「スキルと学び」に投資し、IDスキルの形成を目指す
 3.「健康」に投資し、労働寿命を延ばす
 4.「お金」に投資し、リスク許容度を上げる
 5.「人間関係」に投資し、チャンスを増やす
 6.「仕事」に投資し、将来の選択肢と可能性を広げる
 7.「リスキリングは何から始めたらよいか?」

【はじめに(一部抜粋)】
この本は早くにリタイアしたい、FIRE(Financial Independence, Retire Early/経済的自立と早期退職)したい、企業の中で出世して社長になりたい、リスクを取って起業して若くして大成功したい、そういう方々向けの本ではありません。少し暗い話になってしまうかもしれませんが、人生100年時代と言われ、70歳までの就業機会の確保が努力義務となっている2024年現在、これからの人生をどのように過ごしたらよいか悩んでいる中高年の方々向けの本です(もちろん、40代、50代になると、こんな現実が待っているんだ、ということを知りたい20代、30代の方々にもお役に立てるかもしれません)。

本書の一番の目的は、「これからも必要とされる働き方を手にいれる」ことです。そのための一番の解決策が「リスキリング(reskilling)」であると、私は考えています。

リスキリングという言葉は、英語の「reskill」が元になっていて、「(新しいスキルを)再習得させる」という意味になります。リスキリングに対して「(個人の)学び直し」という和訳を当てているメディアも存在しますが、本来は、企業などの組織が主語になり、例えば「企業が自社の従業員をリスキルする」という使い方をします。

とはいえ、実際のリスキリングにおける主役は、働きながら新しいスキルを習得する個々人になります。そのため、この言葉を働く個人の視点で捉え直すなら、次のように言い換えることも可能です。
 
「新しいことを学び、新しいスキルを身につけ実践し、そして新しい業務や職業に就くこと」
 
 そして実は、私自身がこのリスキリングの実践者でもあります。 私の場合は40 代でクビを3回経験し、書類選考や面接で100社以上に落とされ、年収も一時期は3分の1にまで減りました。また、職場におけるパワハラによるストレスで重度のうつ病一歩手前まで行き、一時期は自ら命を断つことばかりを考えていました。私は幸運なことに、親友や家族の助けがあり、最後の一線を越えずに立ち直り、現在はやっと自分のやりたい仕事ができるようになりました。しかし、当時の苦しかった強烈な経験から、「もう二度と自分がやりたくない仕事はやらない」「極端なストレスを抱える前に、プロジェクトを断り、仕事を辞める」と腹を括って、現在の自分があります。今振り返ってみると、40代の段階で「あなたはもう不要な人材です」という市場評価をもらって苦しみ、葛藤しながら、リスキリングした結果として、いただいた数少ないチャンスをつかむことができたのではないかと思います。

私は現在52歳になりましたが、私たちの世代は、常に大きな外部環境の変化への適応と熾烈な競争を強いられてきたのではないかと思います。そして、これからの将来を考える上では、会社勤めをされている方々は、早期退職、役職定年、定年と再雇用といった、必ずしも前向きではない選択をせざるを得ない状況が続きます。おそらく、私と同世代の方々は、このまま放っておくと、私が40代で経験したような辛い思いをこれからするのではないか、それを防ぐのに自分が経験したリスキリングが役に立つのではないかと感じたことが、私が日本でリスキリングを広めようと思ったきっかけです。

逃げ切れる世代とそうではない世代があると言われていますが、おそらく、定年して引退できるような方々はもうマジョリティではなくなっています。この本は、定年後も働く必要があると考える方々に、より多くの選択肢を増やせたらという思いで書きました。
【著者略歴】
後藤宗明(ごとう・むねあき)
1971年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。富士銀行(現・みずほ銀行)を経て、米国で起業。帰国後、米国のフィンテック企業の日本法人代表などを務めたのち、2021年に一般社団法人ジャパン・リスキリング・イニシアチブを設立し、代表理事に就任。現在は、リスキリングプラットフォームを提供する米国企業「SkyHive Technologies」の日本代表も務める。著書に『自分のスキルをアップデートし続ける リスキリング』『新しいスキルで自分の未来を創る リスキリング 【実践編】』(ともに、日本能率協会マネジメントセンター)がある。


『中高年リスキリング これからも必要とされる働き方を手にいれる』(朝日新書)
著者:後藤宗明
定価:990円(本体900円+税10%)
頁数:272ページ 
ISBN:978-4-02-295265-3
https://www.amazon.co.jp/dp/4022952652

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