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大学生から60代以上まで幅広い年代で反響。経済学の基礎を学べる本が異例のベストセラーに

PR TIMES / 2016年3月2日 13時0分

 マイナス金利に株価の急落、急速な円高……。
経済に詳しくなくとも、いま日本、いや世界の経済に異変がおきていることを実感できるでしょう。
そんな世相を反映してか、株式会社KADOKAWAが2015年4月に出版した「大学4年間の経済学が10時間でざっと学べる」(井堀利宏著)が経済学本としては異例の売れ行きで話題を集めています。

発売以来、紀伊國屋書店新宿本店、東京大学の生協で経済書部門での売り上げNO.1を記録。
累計販売部数は、16万部を突破しています。

 大学生からビジネスマンまで、幅広い層に受け入れられていることがわかります。
いったいなぜ、これほどまでにヒットしたのでしょうか?




■日本経済が揺らいでいるなか、経済を「簡単に」復習したいという需要が…… 

 このご時世、少しは経済の勉強をしなければ、と思っても、経済本は専門用語や数式が多く手に取りづらいイメージがあります。
実際、昨年大ヒットしたトマ・ピケティの『21世紀の資本』は、数式が頻出して難解と評判でした。
そこに、「やさしく経済を解説する本、基礎的な知識を補う本の需要があったのです」と語るのは、前出の紀伊國屋書店新宿本店ビジネス書・人文書担当の中里有里さん。さらに同書の魅力を次のように語ります。

「マイナス金利など近年の日本経済が揺らいでいるなか、いちから経済を簡単に復習したいという方が買い求められます。この本はキーワードを細かく選別して、キーワードの解説をすぐ読めるようになっているところがいいですね。新聞やニュースで、この言葉はどういう意味だろう?となった時に、本を開いてすぐに目にとまるようになっています」

大体30分で1項目が読める分量が20項目掲載されているので、合計で10時間という構成です。
実際に読み進めてみると、一つ一つ噛み砕きながら読み進めても1項目30分で理解できる作りに。
学生から60代まで幅広い年代が同書を購入していますが、メインは会社員。日々忙しいサラリーマンには最適な分量といえそうです。

■東大生協での売り上げNO.1!
 同書が売れているのはビジネスマンだけにではありません。
なんと、東大駒場生協でも売り上げNO.1だというのです。
東京大学消費生活共同組合駒場書籍部店長の辻谷寛太郎さんは、東大生がこの本を手に取る理由をこう語ります。

「東大生は“考え方を鍛える”本を好みます。同書は、経済学の基礎が分かりやすく解説されているため、経済学的に思考する上で好対象なのでしょう。
また、著者の井堀利宏先生は、すでに退官されているものの、長年東大で教鞭を執ってきた人物。学問的裏付けが、エコノミストなど他の著者とは違う信頼感を与えるのでしょう。」
 
 日本の最高学府と称される東大ですが、実は最近の東大生は難解な書籍を敬遠する傾向にあるそうです。
その点、この本には、キーワードごとに一目で分かる図解が組み込まれており、一般の人が読んでもすんなり頭に入るようまとめられています。

様々な経済ニュースに接した時、この1冊が傍にあるだけで格段に理解が深まる。そんな心強い一冊が本書です。これから新入学・新年度の節目を迎え、改めて経済を学びたい人へ需要が高まると見込まれています。

[画像: http://prtimes.jp/i/7006/2139/resize/d7006-2139-716690-0.jpg ]




<書誌情報>
大学4年間の経済学が10時間でざっと学べる
著:井堀和宏
定価:本体1500円+税
頁数:239
体裁:四六
発行:株式会社KADOKAWA
http://www.kadokawa.co.jp/product/321412000036/

<著者プロフィール>
井堀和宏(いほりとしひろ)
東京大学大学院経済学研究科元教授。政策研究大学院大学教授。東京大学名誉教授。
1952年、岡山県生まれ。
東京大学経済学部卒業、ジョンズ・ホプキンス大学博士号取得。
東京都立大学経済学部助教授、大阪大学経済学部助教授を経て、1994年、同大学教授。1996年、同大学院経済学研究科教授。1993年、東京大学経済学部助教授。1993年~2015年の22年間、東大で教鞭を執る。
2015年4月より現職。
著書に「あなたが払った税金の使われ方」(東洋経済新報社)、「財政再建は先送りできない」(岩波書店)、「図解雑学 マクロ経済学」(ナツメ社)など。

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