第23回日本ホラー小説大賞 選考結果発表!

PR TIMES / 2016年4月28日 10時18分

4月27日(水)に第23回日本ホラー小説大賞(主催=株式会社KADOKAWA)の選考会が行われ、選考委員の審査により、下記のように決定した。



[画像: http://prtimes.jp/i/7006/2337/resize/d7006-2337-467520-0.jpg ]

日本ホラー小説大賞は、同時代を生きるすべての読者のために、そして、恐怖を通して人間の光と闇を描こうとしている才能あふれる書き手のために、1994年に設立され、今までに『パラサイト・イヴ』(著:瀬名秀明)、『黒い家』(著:貴志祐介)、『ぼっけえ、きょうてえ』(著:岩井志麻子)、『夜市』(著:恒川光太郎)など、数々のホラーエンタテインメントを生み出してきた。
選考委員は、前回同様、綾辻行人、貴志祐介、宮部みゆき(五十音順、敬称略)が務めた。400字詰め原稿用紙150枚以上650枚以内の作品を対象とし、応募作品の中から最も優れた作品に大賞が与えられる。今回は、大賞は該当作なし、優秀賞が選出された。また、一般から選ばれたモニター審査員によって、今回応募された345作品の中から最も多く支持された作品に、読者賞が与えられた。

読者賞受賞作『【夜葬】』は角川ホラー文庫として、2016年秋に株式会社KADOKAWAより刊行予定。
優秀賞受賞作『黄昏色の炎と213号室の雫』も書籍化を予定している。(判型、刊行時期未定)。

◇日本ホラー小説大賞 公式サイト
http://www.kadokawa.co.jp/contest/horror/
◇過去の受賞作一覧
http://www.kadokawa.co.jp/contest/horror.html


【第23回 日本ホラー小説大賞】ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

【大賞】(賞金500万円)
該当作なし

【優秀賞】(賞金30万円)
『黄昏色の炎と213号室の雫』 坊木 椎哉

三百メートル平方の狭小区画に古ビル群が聳えるイタギリは、乱れた風紀の上に成り立つ猥雑な街である。通称・極楽通りには、体を売る少女たちの姿。さらにイタギリには、シナズと呼ばれる特異な「死体」が出る。意識だけは生前同様に残るシナズは、完全に腐ってしまうまで、話し、動き、思考する。十五歳の晴史は、イタギリでごみ収集と死体運搬に従事する少年。似顔絵を描きつつ客を引く、シズクという名の少女に淡い恋慕を寄せていた。ある日、極楽通りの用心棒・月丸が、イタギリで発生している娼婦連続殺人の犯人探しの話を持ち込んでくる。シズクと交誼を結び、彼女の特異な能力を知った晴史は、その力で殺人鬼の魔の手から街娼たちを救おうとするが……。

<著者略歴>坊木 椎哉(ぼうき・しいや)※ペンネーム
1975年生まれ。40歳。男性。新潟県新潟市出身。会社勤務のかたわら、2015年「ピュグマリオンは種を蒔く」でジャンプホラー小説大賞銅賞を受賞。


【読者賞】
『【夜葬】』(やそう)  最東 対地
※隅付き括弧【】も作品名に含む。

丸く顔面を抉られた死体が、日本各地で立て続けに発見される。番組制作会社ポジットは、世間に出ていない情報を持っているという情報提供者に会って話を聞き、それを基に特集番組を制作することを企画。特集チームには新人の浅倉三緒と袋田巽が抜擢されるが、情報提供者の黒川は、この事件の裏には【鈍振村】という村が関係していると仄めかし、その日を境に失踪してしまう。数週間後、黒川の死体が発見され代わりに別の男性が失踪した。ポジットへ聴き取りにやってきた刑事は、【最恐スポットナビ】とタイトルの付いたオカルト本を取り出し、見覚えが無いかと三緒に尋ねる。実はこの本こそが、《顔くりぬき事件》すべてに関係している、呪われた本だったのだ。

<著者略歴>最東 対地(さいとう・たいち)※ペンネーム
1980年5月9日生まれ。35歳。男性。大阪府交野市出身。大阪府在住。飲食・小売業界を経て、出版社に勤務したのち、現在はフリーライター。2013年より執筆活動を開始。ホラーブログ『最東対地の嗤う壷』開設。Kindle他電子書籍にて『めろん。』『実況版』『おうちゴハン』『ホラー短編集・嗤う壷』を個人出版。web媒体にて『拡散忌望』を発表。

企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング