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大型サイクロン、バングラデシュ沿岸部を直撃-子ども320万人が危機に【プレスリリース】

PR TIMES / 2024年5月28日 18時15分

ユニセフ、被災地での緊急支援体制を整え



[画像1: https://prtimes.jp/i/5176/2350/resize/d5176-2350-4967cd206d96b615bb07-0.jpg ]

【2024年5月27日 ダッカ(バングラデシュ)発】

ユニセフ(国連児童基金)バングラデシュ事務所代表のシェルドン・イェットは、大型のサイクロンの上陸により大きな被害を受けたバングラデシュの状況とユニセフの支援体制について、以下の声明を発表しました。

* * *

バングラデシュの沿岸部に大型のサイクロンが襲来したことにより、320万人の子どもを含む840万人以上の人々が、健康、栄養、衛生、安全の面で大きな危険にさらされています。この危機的状況の中で、暴風雨の被害に耐え忍んでいる子どもたちとその家族と、ユニセフは共にあります。

現在までに寄せられた情報では、ボラ、パトゥアカリ、バゲルハットの各県が最も大きな被害を受けており、多くの郡が浸水しています。

[画像2: https://prtimes.jp/i/5176/2350/resize/d5176-2350-7ef1106d4b9c3ee935d3-0.jpg ]

ユニセフは災害の発生が危惧されていた当初から現地に入り、政府の早期警戒態勢を支援するとともに、サイクロン到来後に支援を届けるための迅速かつ効果的な対応を整えてきました。ユニセフは、被災したコミュニティや避難所で配布できるよう、浄水剤、飲料水用ポリタンク、移動式トイレ、衛生キット、家族用キットなどの物資を、全国35カ所の倉庫に備蓄しています。さらに、2つの緊急対応チームを最も被害の大きかった地域に派遣する準備ができています。

ユニセフは初動対応として、ロヒンギャ難民キャンプやコックスバザールを含む沿岸地域の人々に支援を届けます。しかし、女の子、女性、障がい者の緊急のニーズに応えるためには、すべての支援分野で深刻な資金不足が続いています。

私たちは政府およびパートナーと緊密に連携し、状況を注視しながら、被災し困窮している人々に迅速に支援を届けるよう取り組んでいます。私たちの最優先事項は、このような災害時に最も弱い立場に置かれる人々、特に子どもたちの命とウェルビーイングを守ることです。

私たちは引き続き、困難に直面しているバングラデシュの人々に寄り添い、サイクロンの被害を乗り越え復興するために必要なあらゆる支援を提供することに尽力します。

* * *

■ ユニセフについて
ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を促進するために活動する国連機関です。現在約190の国と地域※で、多くのパートナーと協力し、その理念をさまざまな形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場にある子どもたちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての子どもたちのために活動しています。ユニセフの活動資金は、すべて個人や企業・団体からの募金や各国政府からの任意拠出金で支えられています。 https://www.unicef.or.jp/
※ユニセフ国内委員会(ユニセフ協会)が活動する33の国と地域を含みます

■ 日本ユニセフ協会について
公益財団法人 日本ユニセフ協会は、33の先進国・地域にあるユニセフ国内委員会の一つで、日本国内において民間で唯一ユニセフを代表する組織として、ユニセフ活動の広報、募金活動、政策提言(アドボカシー)を担っています。 https://www.unicef.or.jp/

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