全国2万5,827人が参加した『高校生Ring 2023』最終審査会「高校生Ring AWARD 2023」を開催
PR TIMES / 2024年2月29日 12時15分
グランプリは静岡県 星陵高等学校「ユニバーサルクローゼット」
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株式会社リクルート(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:北村 吉弘、以下リクルート)は、2024年2月24日(土)にアントレプレナーシップを身に付けるための学びを届ける参加型教育プログラム『高校生Ring 2023』の最終審査会「高校生Ring AWARD 2023」を都内で開催し、グランプリ、準グランプリが決定しましたので、お知らせ致します。
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「高校生Ring AWARD 2023」では、全国2万5,827人のエントリーから、一次、二次、三次審査を経て、ファイナリストとなった5組がプランの発表を行いました。ファイナリストは、大妻高等学校、埼玉県立大宮南高等学校、星陵高等学校、東京都立上野高等学校、西宮市立西宮東高等学校です。
※学校名、五十音順
静岡県 星陵高等学校「ユニバーサルクローゼット」がグランプリに
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グランプリに選ばれたプランは、星陵高等学校の生徒が考えたプランでした。内容は、医療と衣服に着目し、患者やその家族をサポートする、ユニバーサルファッションに関する情報提供、アイデア企画・実施まで行うサービス「ユニバーサルクローゼット」です。
受賞生徒は、「緊張している」とプレゼンテーションを開始しましたが、緊張を感じさせない堂々とした説明で自分のプランを発表していました。このサービスは、自己注射をした際に、手元が見えづらく打ちづらかったという自身の経験がきっかけだと語ってくれました。「けがや病気を持っている人向けにどのような取り組みやサービスがあるかを調べると、すべての人が自由にファッションを楽しむことができるユニバーサルファッションの存在を知りました。しかし、そのことを知らない人はまだまだたくさんいる。自分の体の特徴ごとに、服の情報を受け取れるサービスがあれば便利だと思いました。そこで、二つの「医療(いりょう)」と「衣料(いりょう)」をつなげて、気軽に情報にアクセスできることを目指して、サイト設営を提案します」と事業内容を説明。その他、顧客分析や具体的なサイトイメージ、収益構造、今後の展望として海外展開の構想を説明し、「選ぶことの楽しさを共有したいです。衣料についての“不”を解決することで、一緒に本当のあなたらしさを探してみませんか?」とプレゼンを締めくくりました。
■受賞者コメント
うれしいです。このような大きな舞台で自分の思いを伝える経験ができて、楽しかったです。これから大学受験など大変なこともありますが、このプログラムで得たことを糧にして精進したいと思います。
■審査員コメント
評価のポイントは三つあります。1つ目はオリジナリティが高いこと。ご自身の経験からきちんと課題を切り出して解決策を検討する着想は素晴らしいと思いました。2つ目は、ビジネスとしての可能性です。病気やけがの方ではなくても、高齢者の方向けと考えても市場が拡大すると予想できるので、課題解決のチャンスが多くあると感じました。3つ目は、圧倒的な当事者意識です。自分がこれをどうにかするという覚悟を感じたプレゼンでした。ぜひ実現に向け、次のチャレンジを頑張ってほしいです。
準グランプリは東京都立上野高等学校の「外来シュポット」
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東京都立上野高等学校の生徒による外来魚の位置をマップ形式で提供するサービス「外来シュポット」が準グランプリを受賞しました。固有種の減少に関する課題を10年前のデータと比較しながら説明するなど、冒頭では、固有種と外来種の関係を考察。「きっかけは滋賀県に住む祖父と琵琶湖に釣りに行ったことです。その時、私は外来魚のブルーギルしか釣れなかったのですが、祖父が昔は同じ場所でさまざまな固有種が釣れ、食卓にも並んでいたと話してくれました。その経験から、私にできることを考えたいと思いました」とサービスを考えるきっかけを語ってくれました。滋賀県へのヒアリングから、新たな外来魚の早期発見の必要性があることも分かったとのことで「人間が外来魚を持ち込んだので、外来魚問題は私たちの手で解決すべきだと思いました。外来魚を釣って、スマホゲームとして外来魚問題を楽しく解決するアプリを提案します」とサービス内容を解説。成功する理由としてスマホゲームの市場、競合情報などを解説し、最後に「外来種問題を身近なものにし、固有種も身近なものにし、植物などにも広げていきたい」と今後の展望を語ってくれました。
■受賞者コメント
受賞できたことがうれしいです。この機会を通してたくさんのことを勉強できました。ファイナリストの方は全員すごいと思ったので戸惑っていますが、これからも頑張ります。ありがとうございました。
■審査員コメント
世界も気付いている外来種の課題に、当事者意識を持って取り組んで頂けたと思いました。どうしたら多くの人に参加してもらえるかを検討し、ゲーム性を加える案を提案いただきました。課題をしっかり捉え、ゲーム性を持った仕立てを考え抜いた点は素晴らしかったです。植物や昆虫などへのサービスの広がりだけではなく、グローバルへの展開も可能性があると思いました。
※プログラム参加にあたりビジネスプランの著作権その他一切の権利は、生徒に帰属します。
販促領域プロダクトマネジメント室(まなび)室長 池田 脩太郎のコメント
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私たちは『スタディサプリ』というオンライン学習サービスを10年以上学校現場にお届けしています。『スタディサプリ』は、基礎学力をサポートするお手伝いが中心でした。基礎学力はもちろん大事ですが、アントレプレナーシップをはじめとする非認知能力も大事だと考え『高校生Ring』の提供に至っています。アントレプレナーシップは、起業家だけではなく、さまざまな職業に就く方が主体的に課題を解決する際に重要な能力です。主体的な課題解決力を身に付けるにあたり、『高校生Ring』では、「半径5メートル以内の問い」を大事にしています。私も『スタディサプリ』を立ち上げたメンバーの一人ですが、当時の業務で高校生にインタビューをし、「お金がなく大学に進学できない」「塾・予備校に行きたいが近くにない」という声を多く聞き「そんな教育格差をなくしていきたい!」と思ったことが、サービス開発につながりました。自分の身近な「半径5メートル以内の問い」に目を向ける、自身の原体験が大事だということは、そんな私の経験からも確信しています。
「高校生Ring AWARD 2023」では、グランプリが決定しましたが、グランプリを獲得することだけが正解や結果ではないと思っています。全国で2万5千人以上の方にエントリーしていただきましたが、『高校生Ring』に取り組むプロセスの中で「この課題は自分が解決するんだ!」と情熱に火がついた瞬間があるのではないでしょうか。そのような経験が、これからの人生で情熱を持ち何かに取り組むきっかけになればうれしいです。また、日本でアントレプレナーシップが広がるよう『高校生Ring』の活動を広げていきたいと思っています。
『高校生Ring』とは
https://www.recruit.co.jp/entrepreneurship
『高校生Ring』は、リクルートの社内新規事業提案制度「Ring」のノウハウを基に、高校生にアントレプレナーシップを身に付けるための学びを届ける参加型教育プログラムです。 オンライン学習サービス『スタディサプリ』の利用高校を対象に実施しています。参加高校生には日常の中にある「身近な気づきや問い」から自分視点でビジネスを考えてもらいます。リクルートではアントレプレナーシップを「自ら問いを立て行動し、変化を起こす力」と定義し、『高校生Ring』を通じて、自分への理解を深め、興味があること、やりたいことを見つけるきっかけとなることを目指します。
『高校生Ring』コンセプトムービー「スマホが教えてくれないこと」
https://www.youtube.com/watch?v=f2cJZ-718QE
『高校生Ring』参加者インタビュー
【生徒事例紹介】『高校生Ring』の経験が、進路選択や入試に生きた
https://www.recruit.co.jp/entrepreneurship/news/20240130.html
【学校事例紹介】「総合的な探究」の学びに、アントレプレナーシップ教育プログラム『高校生Ring』を取り入れて
https://www.recruit.co.jp/entrepreneurship/news/20240131_2.html
アントレプレナーシップ教育の重要性について
文部科学省に聞く、日本型アントレプレナーシップ教育とは? 異質な仲間との協創が成長の鍵
https://www.recruit.co.jp/blog/guesttalk/20230228_3844.html
▼リクルートについて
https://www.recruit.co.jp/
▼本件に関するお問い合わせ先
https://www.recruit.co.jp/support/form/
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