今注目の指揮者カーチュン・ウォン、デビュー盤が今週発売!マーラー国際コンクール覇者が日本フィルと共に奏でる、必聴の交響曲第5番。
PR TIMES / 2022年7月22日 21時45分
[画像1: https://prtimes.jp/i/19470/2545/resize/d19470-2545-eedb4b7ae314039fefba-0.jpg ]
いま最も注目を集める指揮者の一人、カーチュン・ウォンの初となるCDが今週発売された。
シンガポール出身のカーチュン・ウォンは、ベルリンのハンス・アイスラー音楽大学で学び、クルト・マズアに師事。2016年グスタフ・マーラー国際指揮者コンクールで優勝し、一躍その名を世界に広めた。現在、日本フィルハーモニー交響楽団首席客演指揮者を務めており、来年9月からは同楽団の首席指揮者に就任することが決定している。
今年5月に行われた日本フィルの [カーチュン・ウォン首席指揮者就任決定記者会見] では、グスタフ・マーラーの孫娘であるマリーナ・マーラー氏が「あなたの進む道、素晴らしいキャリアを築いていくこと、そしてあなたが素晴らしいマーラーの指揮者であることを信じています。」とメッセージを寄せるなど、国内外から益々の注目を集めている。
カーチュンのデビュー盤となる今作では、昨年12月にサントリーホールにて行われた、日本フィル定期演奏会での「マーラー:交響曲第5番」の演奏をライブ収録。本公演は、カーチュンの日本フィル客演指揮者就任のお披露目公演でもあったコンサートであり、今後パートナーとしてますます関係を深めるカーチュン×日本フィルの、新たな未来を予感させる、まさに”始動”の瞬間が収められている一枚だ。
なお、アルバム音源が収録された公演のリハーサル模様は、日本フィルの公式YouTubeサイトで現在公開されている。
今後のカーチュンと日本フィルによる演奏会は、来年1月にサントリーホール、東京芸術劇場、みなとみらいホール、埼玉会館などで予定されている。同コンビによる音楽がどのように化学反応を起こしていくのか、今後のコンサートにも要注目だ。
【アルバム情報】
[画像2: https://prtimes.jp/i/19470/2545/resize/d19470-2545-46ce448b2c575302ddd2-1.jpg ]
2022年7月20日(水)リリース
「マーラー:交響曲第5番」
COCQ-85588 ¥3,300 (税抜価格 ¥3,000)
カーチュン・ウォン指揮/日本フィルハーモニー交響楽団
※高音質CD「UHQCD」採用
https://columbia.jp/artist-info/kahchunwong/discography/COCQ-85588.html
☆アルバム音源が収録された公演のリハーサル模様はこちらでご覧いただけます。
[日本フィルハーモニー交響楽団 公式YouTubeチャンネルより]
https://www.youtube.com/watch?v=eoMkgJcCUuo&feature=youtu.be
【コンサート情報】
日本フィルハーモニー交響楽団 公式サイトよりご覧ください。
https://japanphil.or.jp/concert?field_conductor_nid=24822
【プロフィール】
カーチュン・ウォン(指揮)/ Kahchun Wong, conductor
同世代で最も注目される音楽家の一人。ミュージカル・アメリカ誌で「その音楽性の深さと誠実さ」を絶賛されたウォンは、2016年グスタフ・マーラー国際指揮者コンクールで優勝、国際的な注目を集める。ニュルンベルク交響楽団首席指揮者を務め、2023/2024シーズンから日本フィルハーモニー交響楽団首席指揮者に就任する。
2022/2023シーズンのハイライトの中でも注目されるのはクリーヴランド管弦楽団、デトロイト交響楽団、シアトル交響楽団、ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団、ハレ管弦楽団へのデビュー。そしてロイヤル・リバプール・フィルハーモニー管弦楽団、バンベルク交響楽団、バレンシア管弦楽団との再共演、東京フィルハーモニー交響楽団との共演で成功を収めた実演自体が貴重な武満徹「ARC」を取り上げた“武満徹 弧[アーク]”公演が挙げられる。
また、これまでにチェコ・フィルハーモニー管弦楽団、トゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団、ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団、読売日本交響楽団、東京交響楽団、東京都交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団、日本センチュリー交響楽団、九州交響楽団、仙台フィルハーモニー管弦楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、京都市交響楽団、広島交響楽団を指揮、ニューヨーク・フィルへのデビューは、マスコミから絶賛されている。
故クルト・マズアの愛弟子であるウォンは、晩年、何度も指揮台を共にする機会に恵まれる。2016/17にロサンゼルス・フィルハーモニック ドゥダメル・フェローシップ・プログラムに任命され、ベルリン ハンス・アイスラー音楽大学にてオーケストラ/オペラ指揮の音楽修士号を取得した。
ウォンは、東南アジアの歴史的に若い国から来た音楽家としての自身の歩を振り返り、人にインスピレーションを与え向上させる音楽の力に強い信念を抱いている。2016年、グスタフ・マーラーの孫娘であるマリーナ・マーラーとプロジェクト・インフィニチュードを共同設立。
2019年12月、ウォンは若干33歳にして、シンガポールとドイツの文化交流ならびにドイツ音楽文化の発展における献身的な取組みと顕著な功績により、シンガポール出身の芸術家として初めて、ドイツ連邦大統領より功労勲章を授与された。
日本フィルハーモニー交響楽団/Japan Philharmonic Orchestra
1956年6月に故渡邉曉雄を中心に創立。「オーケストラ・コンサート」「リージョナル・アクティビティ」「エデュケーション・プログラム」という三つの柱で活動を行っている。
首席指揮者ピエタリ・インキネン、首席客演指揮者カーチュン・ウォン(2023年9月から首席指揮者)、桂冠指揮者兼芸術顧問アレクサンドル・ラザレフ、桂冠名誉指揮者小林研一郎、フレンド・オブ・JPO(芸術顧問)広上淳一、正指揮者山田和樹という充実した指揮者陣を中心に演奏会を行い、“音楽を通して文化を発信”している。
1994年より東京都杉並区と友好提携を結び、地域に密着した活動も展開。
また、東日本大震災の被災地に音楽を届ける「被災地に音楽を」を2011年4月より開始、2021年1月には300回を超えている。その活動が高い評価を受け、第16回後藤新平賞を受賞。「人に寄り添う」「温かさ」の土壌を大切にしながら、あらゆる人々へ、世代へ、地域へ、音楽の持つ様々な力を社会に活かしていくことを目指している。
毎週水曜日22時54分~23時、BS朝日『Welcomeクラシック』出演中。
ホームページ https://www.japanphil.or.jp
公式Twitter @Japanphil
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