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魂に響く「いのち」の遺句集  瀬戸内寂聴『定命』小学館より発売

PR TIMES / 2024年5月30日 22時40分

生前書きためていた花、旅、恋、孤独といった様々なテーマで詠まれた遺句集



[画像1: https://prtimes.jp/i/13640/2620/resize/d13640-2620-8415d0f4b8a523e6d2b1-0.jpg ]


99歳でこの世を去った作家で僧侶の瀬戸内寂聴氏。生前書きためていた花、旅、恋、孤独といった様々なテーマで詠まれた遺句集『定命』が小学館より発売となります。

【書誌情報】
[画像2: https://prtimes.jp/i/13640/2620/resize/d13640-2620-846a885efe8758880534-1.jpg ]

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『定命』
著者:瀬戸内寂聴

定価:2200円(税込)
仕様: 新書判・208ページ
発売日:2024年5月29日
小学館・刊
https://www.shogakukan.co.jp/books/09389163 
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没後、寂庵の書斎からおびただしい数の句稿が見つかりました。
「小説とちがい、私にとっては俳句は無責任な愉しみだけを与えてくれるので今では無二の友になりました。死ぬまでつづけるつもりです」(95歳の時の友人にあてた手紙より)  

晩年意欲的に句を詠み、「死ぬまでにもう一冊出したい」と生前語っていた寂聴氏。本書は、自費出版し星野立子賞、桂信子賞を受賞した初めての句集『ひとり』に続く、「いのちの遺句集」となります。
「生きる」とはなにかという問いかけに触れることのできる、感動の166句を収録。その魂に触れることのできる「必読の書」となっています。

「先生が亡くなった後に、書斎を片付けていると原稿用紙のすみっこ、ノート、切り抜いた新聞の端っこ、メモ用紙に先生の文字で俳句がかかれていた。こうして、先生は仕事の合間や、ふといい俳句がうまれたときに書き残していた」
(「瀬尾まなほ 瀬戸内寂聴元秘書」解説より)

※定命(じょうみょう):生まれたときに天から定められた寿命のこと


【著者プロフィール】
瀬戸内寂聴(せとうち じゃくちょう)
1922年5月15日、徳島生まれ。東京女子大学卒。1957年「女子大生・曲愛玲(チュイアイリン)」で新潮社同人雑誌賞受賞。1961年『田村俊子』で田村俊子賞、1963年「夏の終り」で女流文学賞受賞。1973年、平泉中尊寺で得度。法名寂聴(旧名・晴美)。京都嵯峨野に「寂庵」を構える。『花に問え』で谷崎潤一郎賞、『白道』で芸術選奨、『場所』で野間文芸賞、『風景』で泉鏡花文学賞受賞。『美は乱調にあり』『現代語訳源氏物語』『青い花』『いのち』など著書多数。2006年、文化勲章を受章。自費出版した初めての句集『ひとり』で2018年星野立子賞、2019年桂信子賞受賞。2021年11月9日逝去。享年99歳。



※書影以外の写真をご使用になる際は「撮影/篠山紀信」とクレジットを入れてください。

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