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芝居処 華ヨタが小林多喜二『蟹工船』を上演 先行予約の受付は7月31日(水)まで

PR TIMES / 2024年7月24日 14時45分

芝居処 華ヨタ(主宰:内田)主催、『娯楽版 蟹工船 立つる波』が2024年8月28日 (水) ~ 2024年9月1日 (日)にシアター風姿花伝(東京都 新宿区 中落合 2-1-10)にて上演されます。
チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。



カンフェティにてチケット発売中
http://confetti-web.com/@/kanikani

芝居処 華ヨタ(はなよた)公式ホームページ
https://shibaihana.wixsite.com/website

芝居処 華ヨタ(はなよた)公式X
https://twitter.com/shibai_hana

[画像1: https://prtimes.jp/i/13972/2633/resize/d13972-2633-9e97c02dc751a4375696-1.jpg ]


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芝居処 華ヨタは、今年開場100周年を迎えた新劇の聖地・築地小劇場と縁の深いプロレタリア文学の代表作『蟹工船』を上演します。

脚本は、2022年に『ナイト・クラブ』で第27回劇作家協会新人戯曲賞最終候補にノミネートされた近藤輝一。
演出はシアターグリーン学生芸術祭 Vol.10 にて演出賞を受賞した経験を持ち、「大人数で織り成す複雑な人間ドラマ」を得意とする内田達也が務めます。
両者はともに今年満29歳。奇しくもかつて原作者の小林多喜二が特高により拷問死させられた年齢です。

約100年前に執筆された『蟹工船』ですが、「労働環境」や「社会的立場の格差」、また、「日々に追われる環境の中で、政治や大きな力に対する無力感に苛まれること」、「それでも生活を諦めたくない気持ちから一致団結して立ち上がる様子」など、現代の観客にも大きく共感していただける作品ではないかと思います。

お得な先行予約の受付は7月31日(水)まで。どうぞご期待ください。

あらすじ
1926年、春。
日露戦争の21年後、第一次世界大戦終結から8年経った《かりそめの平和の時代》。
日本とロシアはオホーツク海を挟み睨み合っていた。
政治の海で繰り広げられたのは北洋漁業の覇権争い。
ロシア人が8時間で仕事を切り上げるのならこちらは、10時間、13時間、大漁なら更に休む暇もない。
法に守られない蟹工船の労働者たちは、文字通り巻き込まれていた。
『自分たちの権利』
頭の中にその言葉が浮かんだ時、地獄のような環境で生活する労働者が少しずつ変化していく。
その先に彼らは何を選択するのか、労働者たちの一歩目が始まる。

※本作品は原作・脚本ともに特定の思想や主義について強く主張する側面を持ちますが、本公演及び本公演関係者は必ずしもこれに賛同、肯定するものではありません。

[画像4: https://prtimes.jp/i/13972/2633/resize/d13972-2633-e7994d8e1748dbb3b84e-7.jpg ]


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演出家 内田 達也より 上演に寄せて


僕は、「蟹工船」という本の価値は、当時の労働者の実態を描いたことやストライキを肯定したことだけではないと考えている。95年経った今、小林多喜二の考え方や政治的思想、プロレタリアという言葉や社会主義、共産主義の是非をこの本を通じて考えることはそれほど重要でない。 だとしたら、この本から今僕らは何を見出せるか。 それは、真剣に自分たちの生活や住んでいる日本をより良い状況にしたいと願い、行動した人々の存在であり。その瞬間彼らは間違いなく世界の中心にいて自分たちの存在を証明しようと生きていたということじゃないだろうか。 発表から95年経った今、この作品を演劇として上演することは彼らの戦いの記憶に乗っかるような浅ましい行為に思われるかもしれない。しかし、その浅ましさも含めて、この作品を通じて自分たちの生きる意味を再考することができる切っ掛けを演劇で創りたい。 僕が演劇を大好きになったのは、上演されているその瞬間、劇場が本当に世界の中心にいるように感じたからだった。その感覚は、この本を読んだ時に感じたエネルギーにすごく近い。 毎日、様々な出来事が起こる中で、震災や人災、不況や戦争など、世界は苦しい状況に見舞われている。数え上げればキリがないほどに。そんな世界を見ているとなんだか自分がとてもちっぽけな存在であり、いてもいなくても問題ないんじゃないかと感じてしまう。 しかし、生きていたい。どうせ、生きるなら楽しくいたい。そのために、演劇の力や、95年前の勇気を借りて、もう一回必死になってみる。 この公演をやっているこの瞬間だけでも、僕らが世界のど真ん中だ。 それだけでいいじゃないか。

団体概要


[画像6: https://prtimes.jp/i/13972/2633/resize/d13972-2633-afab71f43bda0dd165b3-3.png ]

芝居処は「人が集まれる場所になれるように」との願いから、華ヨタは劇団モットーである「気ままに華のある人生を」と、落語で間抜けな言動で失敗を繰り返すキャラクターとして描かれ複数の噺で聴衆の笑いを誘う「与太郎」の与太を掛け合わせた語。
演出家の内田を中心に「演劇表現の追求」と「ものごとの解釈」に焦点を当て既存の名作や提供新作に挑んでいる。より多くの人の娯楽の選択肢の中に【演劇】が入って欲しいという考えのもと、演劇的表現に強くこだわり【総合芸術】と言われる演劇の可能性を常に追求していく。
観劇後「今、現在の私」と「想像、創造の中の私」をともに愛せる演劇体験に定評がある。
2024年3月までに3度の本公演を実施、大大阪舞台博覧会2022や関西演劇祭2022に参加。

[画像7: https://prtimes.jp/i/13972/2633/resize/d13972-2633-1f35eee987239ada017b-2.jpg ]


公演概要


『娯楽版 蟹工船 立つる波』
公演期間:2024年8月28日 (水) ~ 2024年9月1日 (日)
会場:シアター風姿花伝(東京都 新宿区 中落合 2-1-10)

■出演者
荒澤 守
金田 昇悟(OFFICE MINAMIKAZE)
北野 秀気(吉本興業株式会社・大旅軍団)
柴野 航輝
栂村 年宣
野村 啓介(ブラボーカンパニー)
畑中 咲菜
フランク景虎
保坂 直希
本間 美彩
松尾 諒(石井光三オフィス)
矢野 渡来偉(芝居処 華ヨタ)

■スタッフ
演出 内田 達也(芝居処 華ヨタ)
脚本 近藤 輝一(黄色団)
原作 小林 多喜二
舞台監督 川崎 裕麗
舞台美術 田尻 尚大
衣裳 高橋 可奈
照明 前野 由樹(大庭照明研究所)
音響デザイン 黄色団
音響オペレーター 野崎 爽
作品提供 辻
宣伝美術デザイン 坂本 真太郎
宣伝美術撮影 東島 希海
宣伝広報 北中 僚介
映像撮影 小池 匠
キャスティング協力 SmokeyLampStudio
票券 村上 優希(芝居処 華ヨタ)
製作統括 境 千尋(芝居処 華ヨタ)
製作 芝居処 華ヨタ

■公演スケジュール
8/28(水) 18:30(映像撮影が入ります)
8/29(木) 13:00 / 18:30
8/30(金) 13:00 / 18:30
8/31(土) 13:00 / 18:30
9/1 (日) 13:00
※開場は開演の45分前
※上演時間 約2時間15分(予定)
※8/28 18:30の回のみ映像撮影が入ります。

■チケット料金
【先行販売】 6月26日(水) ~ 7月31日(水)
ベンチ席:4,000円 
椅子席:5,000円
【一般販売】 8月1日(木) ~ 8/27(火)
ベンチ席:4,500円 
椅子席:5,500円
(全席自由・税込)

フライヤーに採用している切り絵は、切り絵作家・辻(https://twitter.com/1127_tsuji)により本公演のために制作されました。7月17日(水)~30日(火)まで、大阪の大丸梅田店11階・アートギャラリーウメダにてグループ展を開催中です。〈https://www.daimaru.co.jp/umedamise/artgallery/

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