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源孝志氏が第42回向田邦子賞贈賞式で喜びを語る! 滝藤賢一、柄本佑ら「グレースの履歴」の豪華キャストが祝福!

PR TIMES / 2024年6月26日 17時45分

第42回(2023年度)向田邦子賞贈賞式

優れた脚本作家に贈られる向田邦子賞(向田邦子賞委員会・株式会社東京ニュース通信社主催)の第42回贈賞式が6月25日(火)、東京・千代田区の帝国ホテルで行われました。 第42回の受賞者は4月23日(火)に行われた選考会で、源孝志氏に決定。受賞作は、NHK BSプレミアムにて2023年3月19日~5月7日に放送された、「グレースの履歴」です。



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贈賞式では、源孝志氏が受賞の喜びを語ったほか、大森寿美男選考委員より選考経過の説明、井上由美子選考委員より賞状の授与が行われ、株式会社東京ニュース通信社 代表取締役社長・奥山卓からは、本賞の特製万年筆と副賞の賞金が贈呈されました。また、受賞作「グレースの履歴」で主役を演じた滝藤賢一さんがお祝いのスピーチを贈ったほか、ドラマに出演した柄本佑さんら豪華ドラマキャスト陣が集結し、受賞を称えました。
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【源孝志氏 受賞スピーチ】
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向田邦子賞をいただけると聞いた時は「やっと見つけていただけました」という感じでした。いつも一生懸命脚本を書いているつもりだったんですけども、どうしても脚本・監督という面で見られると、「最終的には監督のイメージの方が強いのかな、もう(賞を)いただけないのかな」と思っていました。

脚本を評価していただきまして、うれしいのは、僕が憧れていたTVドラマの脚本家の目標でもあった向田先生の名前がついた賞をいただけたということ、もう一つは現役で第一線で活躍されている一流の脚本家の方々に選んでいただいたということ、そして、オリジナルの脚本に与えられる賞だということ、3つの意味でこの賞をいただけたということは、僕の作り手としての人生の中で重要な意味があるものだと思っております。

脚本家は物語を作るのが主。監督はそれを基に世界を作っていく。役者とスタッフと一緒に作っていく共同作業ではあるんですけど。書いてる間は非常に孤独で苦しくて、「これ本当に最後まで書ききれるんだろうか」と何度も思うようなこともあります。なので、やり切った時の達成感がすごく大きくて、「グレースの履歴」もそういう作品の一つです。その作品でいただけたというのが、すごくうれしいです。今日はたくさんお集まりいただいて、ちょっと照れくさいんですけど、皆さんのおかげだと思っております。どうもありがとうございました。

【「グレースの履歴」出演者より祝福コメント】
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<滝藤賢一さん>

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「グレースの履歴」という素晴らしい脚本の中で、ここにいらっしゃる皆さん、今日来られなかった源組の仲間、スタッフ、キャストの皆さんと旅できたこと、S800(ドラマに登場する車)で日本の美しい景色の中を旅できたことは私の宝物です。とても幸せな時間でした。思い残すことはないと言いたいのですが、もしできるのであれば、撮影は関係なくてもいいので、エスハチ(S800)をモナコに持って行って、源さんを横に乗せて走りたい。そんな夢を持って、この「グレースの履歴」が向田邦子賞をいただいたことを誇りに、これからも頑張っていきますので、よろしくお願いします。源さん、本日はおめでとうございました。

<柄本佑さん>
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源さんの作品には、僕は一番出させていただいているかな? 僕の中でね。(源「2番目ですよ!」)ことあるごとに呼んでいただいて、「グレースの履歴」は、コロナ禍でちょっと間があいて、僕の中の印象ではかなり久しぶりの源組の現場でした。僕の出演自体は1週間くらいだったんですけど、衣装合わせの時にスタッフの皆さんのお顔を見て、「またここに来れたんだ」っていうので、非常に幸せな気持ちがして。現場で撮影をしていながらも、みんなで楽しく源組をやれている幸せを噛みしめながらやっているような感じがあって、出来上がった作品を見てもその雰囲気がしっかり映っていて、この作品が向田邦子賞という大変な賞に繋がり、その仲間入りができていることが非常にうれしいです。本当におめでとうございました。

<大鷹明良さん>
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滝藤さん演じる主人公・蓮見希久夫の義父を演じました。娘を亡くしていながら、お葬式の場面で希久夫に前を向いて生きてほしいと伝える、なかなか難しい役で、一日の撮影でしたけど、京都で撮影いたしました。当時はコロナ禍で、大勢集まって、こんな風にお祝いすることもできず、キャスト、スタッフも気を付けながら撮影をしていたので、こういう風に大勢の方が集まって向田邦子賞をいただいて。(いただいたのは私ではありませんけど。)脚本賞ということで、この作品がという前に、脚本が素晴らしいということでおめでとうございます。今日みたいに多くの方々が集まって一緒に祝えることをうれしく思います。

<毎熊克哉さん>
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源さんとは2017年に出会って、僕がアルバイトをやめてTVドラマの仕事がまったくなかった頃に、「京都人の密かな愉しみ Blue 修業中」という作品で、主要メンバーの1人に抜擢していただきました。京都で生きる若者たちのドキュメンタリーとフィクションの間を行き来するような、とても貴重な作品で源組に入れていただいて、僕のTVドラマのキャリアといいますか、仕事というのはそこから始まったなと思っていて、一生分の恩義を感じています。「グレースの履歴」に関しては、僕の出演シーンはあまり多くはなかったんですけれども、出来上がった作品を見て、源さんにもメールしたんですけど、素敵な作品で、日本に限らず世界の人が見ても感動する素晴らしい作品に出演させてもらったんだなと、誇りに思っています。このような場所でこういうふうにご挨拶ができる時間を、本当にうれしく思っています。改めておめでとうございました。

<平埜生成さん>
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今回出演者として、そして視聴者として、そして一読者として、この「グレースの履歴」という作品を目いっぱい楽しませていただきました。この作品と出会って、人は一人では生きていけないこと、社会の中で、環境の中で、人間関係の中でこそ、人は生きていけるんだなということを、勝手に勉強させていただきました。こんな素敵な作品を生んでくださり、本当にありがとうございます。このたびは、おめでとうございます。

<木村祐一さん>
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監督とは現場より居酒屋でお会いした方が多いんですけど、最初の頃から(「グレースの履歴」の)小説の時に声をかけていただいて、なんとか映画にしたいんだというところからお話していました。「ライジング若冲 天才 かく覚醒せり」とか、「食の守護神JFK」とかに呼んでいただいて、ありがたいことです。向田邦子先生の作品は、「時間ですよ」から「寺内貫太郎一家」から、もう全部子どもの頃から見ていて、そんな時代から存じ上げてる方の賞ということで、ほんとにめでたいなということで。 それから、この賞っていうのは2回目3回目ってあるんですか? 1回? 素晴らしい。本当におめでとうございます。

僕のシーンは6話だけ、林遣都くんの義理の兄の洋食屋のコックさんで、オムライスを作ったりするんですけど。フライパンは僕がやってたんですけど、実際の料理は(料理研究家の)大原千鶴さんが作っていらして、遣都くんが何杯もオムライスを食べてですね。もう何個も用意していただいて。大原さん、ちょっとよろしかったら、僕の隣に出て来てください。
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<丘みつ子さん>
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監督、おめでとうございます。監督の作品は今まで何本か出まして、今後もできる限り、監督が監督をしていらっしゃる間は出てみたいなと思って。(源「もちろん!」)あ、よかったです。この作品は、3か月間のロードムービーで、私は撮影で滋賀県に何日間かいたんですけれども、その間、監督の連れて来た黒いラブラドールがずっと一緒だった。こういう監督っていませんよね。私、あれ? って思ったんですよ。監督どうぞ、いつも健康で、そうやってファッショナブルで、素敵な監督でいらしてください。またお会いしましょう。

<石橋蓮司さん>
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監督、おめでとうございます。いつも(源さんのことを)監督と呼んでいて、源さんは自分で書いて自分で演出しているんですけれども、これからは監督ではなく何て呼んだらいいんですかね。脚本家の方は普通、先生っていうんですかね。でも先生っていうのはなんかすごくダメなんで、だからいつもの通り監督にさせてください。先ほど挨拶(スピーチ)してくださいと急に言われて、今回の作品で俺は何の役をやったのか忘れてたんで聞いたんですけれども、一番最初に(希久夫に)遺言を伝える弁護士の役だったんだっていうのを、ああそういえばそうだったなって、非常に難しいセリフをいっぱい言わされて、えらい苦労したのをすごく覚えております。これからも、先生の作品には…先生じゃない、監督の作品には出させていただければというふうに思っております。

<宇崎竜童さん>
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受賞おめでとうございます。この本をいただいた時に、まだ最終回まで仕上がっていなかったんですね。でも、途中の回までの台本を見た時に、これ、絶対なんか賞をもらうよなと、自分の心の中で呟いておりました。それがこうやって実現したこと、すごく俺も本が読めるようになったんだなという気持ちになりました。ただ、この撮影中、どうもこの仁科という役は、僕に当てて加筆してらっしゃるんじゃないかという感じがしました。衣装合わせをしているうちに、つなぎを着てくれとか、サングラスしてくれとか、あまり私はうれしくない過去の衣装をまた着るのかという気分になりまして、それはとても心の中に淀んでおりまして。でも、とにかく面白い役回りで、ホンダのエスハチの開発のリーダーですから、ものすごいメカニックに関して詳しい説明をする場面もありました。そこで僕は、ものすごいミスをロケでやっておりまして。途中までしゃべれるんですけど、その後セリフが出てこない。その時の撮影部の方、照明の方、音声の方、玉のような汗をかいておられたんですけど、彼らの忍耐があってはじめてこの役をやり終えたという、この場を借りて、スタッフの皆さん、そして相手をしてくださった滝藤さんにお礼を申し上げます。ありがとうございます。源監督の本が面白いと最初に思ったのはやはり、「スローな武士にしてくれ~京都 撮影所ラプソディー~」。これを見た時に、こんな本を書く人がいるんだ、いつか僕にできる役があったら呼んでもらいたいなと思っておりましたら、この「グレースの履歴」で呼んでいただけましたので、それがものすごくプレッシャーになっていましたが、本受賞ですから、芝居がどうあれ、源さんが脚本家として賞をいただいたものなので、本当に心からうれしく思っております。この先も素晴らしい脚本、素晴らしい演出をやり続けていただきたいと思っておりますが、こんな未熟な、半端な役者でございますが、また何か私にできることがあったらぜひ呼んでください。しっぽ振って参ります。

<広末涼子さん>
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受賞の報告を伺って、本当にうれしい気持ちになったと同時に、謝らなくてはいけないなと思いました。お話をいただいて、衣装合わせで監督とお話しする際、「私の役のこういう女性は現実にいるでしょうか」と監督に言ったことが大変失礼だったなと思ってお詫びしたいと思います。ずっと別れた彼のことを思い続ける、自分の失敗というか後悔も含めて10年以上ずっと思い続けて再会した彼との時間を演じさせていただいたんですけれども、それが自分の中で理解できるかなとか、女性という生き物としてどう演じようかなっていうふうに考えていた中で、悩みながら、現場でも監督と海辺の潮風を浴びながら、モニターの近くでお話しさせていただいたのを懐かしく思い出します。そんな中、滝藤さんとたくさんのシーンを撮影させていただく中で、すごく温かい気分になったり胸がいっぱいになったりして、自分の中でクライマックスだと思っていた尾野真千子さんと対峙するシーンを撮らせていただいた時に、本当に、この本と、言葉と、源さんの感情の機微に聡いお人柄の方が、書いた方が撮るからこそ、こういうシーンができるんだなというのを体感して震えました。リハーサルの時からオノマチさんが号泣していて、もう本番までに目が腫れてしまうんじゃないかっていうくらい泣いているのを見て、自分も自分の役を忘れて、彼女が死んでしまうことに対してもらい泣きしてしまいそうな気持ちになりながら、画面の中で彼女も私も号泣していたら、多分気持ち悪くって見てる人は引くな、と思って自分は必死で我慢しようと思ったんですけど、涙をこぼさないでいるのが苦しい、精一杯なシーンでした。でも、それだけ役者にその力とか感情を与えてくださる監督と出会えて、本と出合えて、シーンと出合えて、本当に私は幸せだなというのを実感させていただきました。滝藤さんが、モナコで続編をと現場でもおっしゃっていて、でも、奥様であるオノマチさんの役が亡くなられているのに、どういう続編が撮れるのかなっていう…ないそうです。でも、それくらい時間をかけて、3ヶ月、素晴らしいチームで、監督を筆頭に皆さんの一体感があったからこそのこの受賞と、あの素敵な作品だったんだなということを、改めて今日この場で実感させていただきました。本当におめでとうございます。

最後は会場にかけつけたキャスト陣が、源氏を囲んで記念撮影をし、受賞の喜びを分かち合いました。
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<源孝志氏プロフィール>
1961年6月5日生まれ。岡山県出身。立命館大学産業社会学部卒業。
卒業後はホリプロに入社した後、日本テレビに出向。主にバラエティー番組のプロデューサー、ディレクターとして活躍。03年に独立して株式会社オッティモを設立。99年に「同窓会へようこそ」(TBS)で初のテレビドラマ脚本を担当。おもなテレビドラマ作品は、「京都人の密かな楽しみ」「スローな武士にしてくれ~京都 撮影所ラプソディー~」「令和元年版 怪談牡丹灯籠」(すべてNHK BSプレミアム)、「ライジング若冲 天才 かく覚醒せり」(NHK総合)、「忠臣蔵狂詩曲No.5 中村仲蔵 出世階段」(NHK BSプレミアム)など。多くのテレビドラマ作品では演出も手がけるほか、映画「東京タワー Tokyo Tower」「大停電の夜に」などの監督も務めている。

<向田邦子賞とは>
故・向田邦子さんがテレビドラマの脚本家として、数々の作品を世に送り出し活躍してきた功績を讃え、現在のテレビ界を支える優秀な脚本作家に贈られる賞として、1982年に制定されました。主催は「TVガイド」を発行する東京ニュース通信社で、選考は歴代受賞者らによる向田邦子賞委員会が担当しています。前年度に放送されたテレビドラマを対象に、選考委員がノミネート作品を選定。本選を含めて4回の討議を経て受賞作品を決定しています。選考委員は大石静氏(第15回受賞者)、大森寿美男氏(第19回受賞者)、岡田惠和氏(第20回受賞者)、大森美香氏(第23回受賞者)、井上由美子氏(第25回受賞者)、坂元裕二氏(第26回受賞者)。※向田邦子賞受賞順

向田邦子賞については、東京ニュース通信社のドラマ専門Web「TVガイドみんなドラマ」(https://mindra.jp/)でも関連記事を公開しています。

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