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京極版“妖怪大戦争”!京極夏彦最新作『虚実妖怪百物語』 序・破・急、10月22日(土)より3週連続刊行!

PR TIMES / 2016年10月11日 12時0分

映画製作時の未発表プロットをふくらませて書かれた、著者史上最長1900枚の超大作!

株式会社KADOKAWAより、映画『妖怪大戦争』(2005年公開)製作時の未発表プロットをふくらませて書かれた、京極夏彦氏の最新作『虚実(うそまこと)妖怪百物語』 序・破・急計3巻を、10月22日(土)より3週連続で刊行いたします。




[画像: http://prtimes.jp/i/7006/2735/resize/d7006-2735-890109-0.jpg ]



[表: http://prtimes.jp/data/corp/7006/table/2735_1.jpg ]



「目に見えないモノが、ニッポンから消えている!」妖怪専門誌『怪』のアルバイト榎木津平太郎は、水木しげる氏の叫びを聞いた。だが逆に日本中で妖怪が目撃され始める。そして、魔人・加藤保憲(かとう・やすのり)らしき男も現れ・・・・・・。

本作は、著者が映画『妖怪大戦争』(2005年公開)製作プロデュースに参加した際、自身が創作した未発表プロットをふくらませて書かれた作品。見えるはずのない妖怪が見えるようになってしまった現代を舞台に、日本滅亡を目論む魔人と対決する、いわば京極版“妖怪大戦争”ともいえる壮大な小説です。

作中には、作家・荒俣宏氏による大作『帝都物語』のキャラクターで、映画『妖怪大戦争』にも登場した魔人・加藤保憲が登場。また、榎木津(えのきづ)というどこかで聞いたことがある名字の青年、さらに、漫画家・水木しげる氏、作家・荒俣宏氏、京極夏彦氏、編集者、妖怪専門誌『怪』関係者などが多数実名で登場することも読みどころの一つです。著者史上最長計1900枚の超大作を、存分にご堪能ください!

『虚実妖怪百物語』序・破・急 について
■内容
「妖怪、現代日本に跋扈す。」復活した魔人・加藤保憲と太古の怨念。窮地に立たされた榎木津平太郎、荒俣宏、京極夏彦らの命運は!?
シリアの砂漠に現れた軍服の男。手に嵌められた白手袋の甲には、五芒の星が染め付けられていた。男が立ち去ったあとには砂漠が大きくえぐられ、未発見だった遺跡があらわれたのだという。その日本兵は、かの魔人・加藤保憲に、よく似ているように見えた――。妖怪専門誌『怪』編集部のアルバイト・榎木津平太郎は編集長と水木プロダクションを訪れた。打ち合わせの途中、水木しげる氏は突如叫んだ。「妖怪や目に見えないモノが、ニッポンから消えている!」と。だがその言葉とは逆に、日本中に次々と妖怪が現れ始める。妖怪の出現により国内だけでなく日本周辺でも騒動が勃発。政府は妖怪を諸悪の根源と決めつけ駆逐に乗り出し、民衆は徐々に暴力的となり、ついには相互監視社会となってゆく。『怪』関係者は迫害を受けながらも妖怪出現の原因究明を図るが――。
虚構と現実が入り混じり、日本中が荒んだ空気に支配されていく中、物語は驚異の結末を迎える!

■登場人物
・加藤保憲(かとう・やすのり):
荒俣宏による大作『帝都物語』に登場する魔人。陰陽道・風水・蠱毒をはじめ、あらゆる魔術に精通し、帝都転覆を目論む。

・榎木津平太郎(えのきづ・へいたろう):
出版社で妖怪専門誌「怪」編集部のアルバイトをしている。榎木津という名字は、どこかで聞いたことがあるような……。

※その他、水木しげる、荒俣宏、京極夏彦、小説家、漫画家、研究者、編集者、妖怪専門誌『怪』関係者と“とてもよく似た”キャラクターが多数実名で登場!


■書誌情報 ★3週連続刊行!※地域により刊行日が前後する場合があります。
2016年10月22日(土):『虚実妖怪百物語 序』
著者名:京極夏彦(以下同)
定価:本体1,400円+税 (以下同) /  頁数:424頁
初出:「怪」vol.0032~0036 / 発行:株式会社KADOKAWA(以下同)
カドカワストア情報ページ:http://store.kadokawa.co.jp/shop/g/g321605000377/

発売日:2016年10月29日(土):『虚実妖怪百物語 破』
頁数:488頁 / 初出:「怪」vol.0036~0043

発売日:2016年11月5日(土):『虚実妖怪百物語 急』
頁数: 488頁 / 初出:「怪」vol.0043~0047 +書き下ろし


★電子書籍は4週連続配信予定! ※ストアにより配信開始日が異なる場合があります。
2016年10月22日(土):電子版『虚実妖怪百物語 序』 / 希望小売価格:本体1,400円+税 (以下同)
2016年10月29日(土):電子版『虚実妖怪百物語 破』
2016年11月5日(土):電子版『虚実妖怪百物語 急』
2016年11月12日(土):電子合本版『虚実妖怪百物語 序・破・急』 / 希望小売価格:本体3,900円+税


■著者 京極夏彦(きょうごく・なつひこ)
1963年、北海道生まれ。小説家、意匠家、全日本妖怪推進委員会肝煎。94年、『姑獲鳥の夏』でデビュー。96年『魍魎の匣』で日本推理作家協会賞、97年『嗤う伊右衛門』で泉鏡花文学賞、2003年『覘き小平次』で山本周五郎賞、04年『後巷説百物語』で直木賞、11年『西巷説百物語』で柴田錬三郎賞、16年『遠野物語remix』「えほん遠野物語」シリーズなどにより遠野文化賞を受賞。著書多数。

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