いとうせいこうと奥泉光の文芸漫談は 名作を笑いで紐解く新しい文学ライブ!今回のお題はスタンダールの「赤と黒」
PR TIMES / 2024年11月9日 12時45分
舞台よろず相談所 K・企画主催、いとうせいこう×奥泉光 文芸漫談シーズン6 スタンダール『赤と黒』が2025年2月7日 (金) に北沢タウンホール(東京都 世田谷区 北沢 2丁目8-18)にて開催されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて11月9日(土)10時 発売開始予定です。
カンフェティにて11月9日(土)10時 発売開始予定
http://confetti-web.com/@/bunman-56
公式ホームページ
https://www.k-kikaku1996.com
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この企画は、作家でクリエイターのいとうせいこうと、芥川賞作家の奥泉光が、小説の面白さを、笑いを取りながら伝えたいと、漫談形式で始めた文学ライブです。
2006年5月から年3回のシリーズで始まったこの会は、今回で56回目を迎え、演劇の街・下北沢の北沢タウンホールにて開催されます。
内容、構成はいたってシンプルで、作家・クリエーターとして活躍する“いとうせいこう”と、芥川賞作家の“奥泉光”が、名作と言われる文学作品を笑いを取り入れながら紐解いて行く漫談形式のトークショー(文芸漫談)です。
同類のトークショーのように、作品への理解を与えることにこそ違いはないのですが、そこに、博学がユーモアをまとったような二人の『笑い』が入ることにより、お客さまの興味をより深いところまで誘い、“豊かな文学”になるのでは、との試みです。
今回作品はスタンダールの「赤と黒」。
製材小屋のせがれとして生れ、父や兄から絶えず虐待され、暗い日々を送るジュリヤン・ソレル。
彼は華奢な体つきとデリケートな美貌の持主だが、不屈の強靱な意志を内に秘め、町を支配するブルジョアに対する激しい憎悪の念に燃えていた。
僧侶になって出世しようという野心を抱いていたジュリヤンは、たまたま町長レーナル家の家庭教師になり、純真な夫人を誘惑してしまう……。
貧しい生まれの美青年が燃やす権力への野心。
19世紀フランス文学の革命的名著。
今回も、何だそれなら知っているよ!と、言われる方も、二人の手にかかると、こんな読み方もあったのかと納得いただけるものと思いますよ!
スタンダール(Stendhal)<1783年~1842年>
東南フランス、ドーフィネ地方のグルノーブルに生れた。
本名はアンリ・ベール。
ナポレオン遠征軍に参加していた陸軍士官時代にミラノに入城し、以来熱烈なイタリア賛美者となる。
ミラノでの恋愛体験をもとに著した『恋愛論』、あるいは意志と情熱に満ちた人物の若々しい行動を描きあげた『赤と黒』や『パルムの僧院』など、その著作はロマン主義とリアリズムにまたがる近代文学の最も偉大な先駆とされる。
出演者プロフィール
いとうせいこう
1961年、東京生まれ。
早稲田大学法学部卒業。作家、クリエーター。
『ノーライフキング』で小説家としてデビュー。
主な作品に『夢七日 夜を昼の國』『小説禁止令に賛同する』『想像ラジオ』『存在しない小説』『鼻に挟み撃ち他三編』。 ノ ンフィクション・対談集に『「国境なき医師団」を見に行く』『ラブという薬』『今夜、笑いの数を数えましょう』などがある。
その他、舞台・音楽・テレビなどで活躍中。
公式HP http://www.cubeinc.co.jp/ito/
奥泉 光
1956年、山形生まれ。
国際基督教大学大学院修了。小説家。
主な小説に『ノヴァーリスの引用』『バナールな現象』『「吾輩は猫である」殺人事件』『プラトン学園』『グランド・ミステリー』『鳥類学者のファンタジア』『浪漫的な行軍の記録』『新・地底旅行』『神器-軍艦「橿原」殺人事件』などがある。 1993年『石の来歴』で第110回芥川賞受賞。
2009年『神器-軍艦「橿原」殺人事件』で第62回野間文芸賞を授賞。
2014年『東京自叙伝』で谷崎潤一郎賞を授賞。
公式HP http://www.okuizumi.com/
公演概要
いとうせいこう×奥泉光
文芸漫談シーズン6 スタンダール『赤と黒』
公演日:2025年2月7日 (金)
会場:北沢タウンホール(東京都 世田谷区 北沢 2丁目8-18)
■出演者
いとうせいこう
奥泉光
■公演スケジュール
2025年2月7日 (金)19:00開場・19:30開演
※上演時間は90分です
■チケット料金
全席指定:3,000円(税込)
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