【LINEリサーチ】「Clubhouse」の認知率は66%まで上昇 興味のあるルームジャンル、Clubhouse認知者では「芸能人・有名人」、一方利用者では「知識・教養・教育」と傾向に違いが
PR TIMES / 2021年2月16日 18時15分
LINEリサーチ、全国の男女を対象に「Clubhouse」に関する調査第3回目を実施
LINE株式会社では、同社が保有する約538万人の国内最大級のアクティブな調査パネルを基盤とした、スマートフォン専用のリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」を運営しております。
LINEリサーチでは、2020年2月頃からアメリカで広がり、日本でも、今年2021年に入り賑わいをみせている音声SNSサービス「Clubhouse(クラブハウス)」について1月末に第1回目の調査を実施。日々「Clubhouse」に関する露出が増え、状況が変化しているため、前回2月6日に調査した第2回目に続き、どれくらいの認知や利用に変化があったのか、前回までの回答者を除いた全国15~59歳までの方を対象に第3回目の調査を実施しましたので、その結果をお知らせいたします。
※調査結果の詳細はLINEリサーチの調査メディア「リサーチノート」でご覧いただけます:https://research-platform.line.me/archives/37191216.html
第1回目の調査結果はこちら:https://research-platform.line.me/archives/37080879.html
第2回目の調査結果はこちら:https://research-platform.line.me/archives/37143102.html
1.認知は66%。前週より12ポイント増加するも上昇は緩やかに
今回調査では、認知は66%となり、第1回の19%、第2回の52%から引き続き拡大し続けています。ただし、第1回調査から第2回調査では1週間で33ポイント増と大きな増加だったのに対し、今回調査では12ポイント増にとどまり、上昇率はやや緩やかな傾向に。
[画像1: https://prtimes.jp/i/1594/2896/resize/d1594-2896-309940-1.png ]
また、年代別の認知率は、今回調査では30代以降でも6-7割に到達しました。1週間前に実施した第2回調査では、10代、20代の認知の高さが特徴的でしたが、今回調査では10代の認知は微増にとどまり、20代以降の年代での認知の高まりが顕著となりました。特に、30代は20ポイント以上認知が増加する結果となっています。
[画像2: https://prtimes.jp/i/1594/2896/resize/d1594-2896-825030-7.png ]
2.利用経験率は6%。10代、20代では10%以上に
認知は増加が続いている中で、利用経験率※はどのようになっているでしょうか。
今回の利用経験率は6%となり、前回調査から2ポイント増加となりました。前回の傾向と同様引き続き10代、20代の伸びが他の年代に比べると顕著で、10代では3ポイント増、20代では5ポイント増となり、20代がより伸張している結果となりました。
※ここでの利用経験は現在利用および過去利用経験、招待まちを含みます
[画像3: https://prtimes.jp/i/1594/2896/resize/d1594-2896-765514-4.png ]
なお、今回は今は利用をやめているユーザーの割合も聴取しました。 全体での利用中止者は1%。最も利用経験者の多い20代では、中止者も2%となりました。
3.今後利用意向は25%で全体では変化なし
認知、利用共に拡大が続いている中、利用意向については大きな変化は見られませんでした。 今回調査で「使ってみたいと思う※1」割合は全体で25%と前回調査変わらず、「使ってみたいと思わない※2」の割合も55%と前回調査の54%とほぼ変わらぬ結果となりました。
※1「使ってみたいと思う」は、「ぜひ使ってみたいと思う」、「機会があれば使ってみたいと思う」の割合をまとめたものです。
※2「使ってみたいと思わない」は、「あまり使ってみたいと思わない」、「まったく使ってみたいと思わない」の割合をまとめたものです。
[画像4: https://prtimes.jp/i/1594/2896/resize/d1594-2896-928530-0.png ]
全体では25%と利用意向者の割合に変化は見られませんでしたが、年代別にみてみると、10代、20代の利用意向者が減少し、30代の利用意向者が増加している結果となっています。特に10代は前回調査よりも6ポイントほど利用意向者の割合が減っています。
[画像5: https://prtimes.jp/i/1594/2896/resize/d1594-2896-816150-5.png ]
4.現在利用者の今後利用意向とその理由
それでは、現在の利用者に絞ると、どのくらいの人がこのサービスを引き続き使いたいと思っているのでしょうか。まだ利用者数自体がそれほど大きくないため、傾向の参考値とはなりますが、利用者の今後利用意向についてみてみましょう。
Clubhouseを現在利用している人では、今後も「使いたいと思う※1」割合は68%と7割近くとなりました。一方「使いたいと思わない※2」の割合は16%となっています。「どちらともいえない」も同様に16%でした。
※1「使いたいと思う」は、「とても使いたいと思う」、「やや使いたいと思う」の割合をまとめたものです。
※2「使いたいと思わない」は、「あまり使いたいと思わない」、「まった使いたいと思わない」の割合をまとめたものです。
[画像6: https://prtimes.jp/i/1594/2896/resize/d1594-2896-436892-2.png ]
それぞれ理由もみてみましょう。
「使いたいと思う」人は、好きなアーティストや興味のある人の話を聞けることに楽しさを感じている人が多いようです。またスピーカーにはなりたくないけれど、聴くのは楽しいといった意見も見受けられました。
「使いたいと思わない」「どちらともいえない」人では、使い方が分からない、分かりづらいといった意見が多くみられました。ローカライズやガイドなどが充実することでこういったユーザーが再び使いたいと思う可能性はまだまだあるかもしれません。
【利用者でかつ今後もClubhouseを「使いたいと思う」人の意見】
・好きなアーティストや著名人などが話してくれたとしたら、聞いているだけで楽しいから(20代/女性)
・自分が主体となって発信することはたぶんしないけど、自分の好きな人や知ってる人・興味のある人の話を聞くルーツとして使いたいと思います(10代/女性)
・現在使っており、聴き流しに色んなルームを聞くのは楽しいため。自分がスピーカーとなる気持ちはあまりありませんが。(30代/男性)
・日本だけじゃなく、世界の色んな話が聴けるから(40代/女性)
【利用者でかつ今後Clubhouseを「使いたいと思わない」「どちらともいえない」人の意見】
・面白くない(20代/男性)
・時間がこうそくされる(30代/男性)
・使い方がよく分からない(20代/女性)
・今後の展開が不透明(20代/男性)
・英語でわかりにくい(20代/女性)
5.興味あるルームジャンル。Clubhouse認知者では「芸能人・有名人」、利用者では「知識・教養・教育」
Clubhouseのサービス認知が高まってきた第3回調査では、興味のあるルームジャンルについても聞いてみました。Clubhouse内で公開されているルームの中では、どのようなジャンルが関心を集めているのでしょうか。
Clubhouse認知者のうち、興味のあるルームジャンルは「芸能人・有名人」が約26%ともっとも高くなりました。次いで「音楽」、「友だち/知り合いが話しているルーム」と続きます。4位以降も全体的にエンタメ、趣味のジャンルが多くランクインする結果となりました。
[画像7: https://prtimes.jp/i/1594/2896/resize/d1594-2896-194011-6.png ]
一方、Clubhouse現在利用者にしぼってみてみると、興味のあるルームジャンルの傾向に少し違いが出てきます。もっとも興味が高かったジャンルは「知識・教養・教育」となっており、次いで「音楽」、「芸能人・有名人」と続きます。 また、8位に「ビジネス」、「政治」が入っており、自分の知識や教養を広げられるようなルームに興味を持って利用している人も多いことがうかがえます。
[画像8: https://prtimes.jp/i/1594/2896/resize/d1594-2896-544265-3.png ]
LINEリサーチでは、今後も国内最大級のアクティブな調査パネルを基盤に、様々な調査を定期的に実施してまいります。
【調査について】
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の15歳~59歳の男女
実施時期:第1回 2021年1月30日~1月31日
第2回 2021年2月6日~2月7日
第3回 2021年2月13日~2月14日
有効回収数:第1回 1054サンプル(人口比で性年代割付回収)
第2回 1053サンプル(人口比で性年代割付回収)
第3回 1052サンプル(人口比で性年代割付回収)
※各回フレッシュサンプルで実施
※表/グラフ中の数字は小数点以下第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならなかったり、同じパーセンテージでも見え方が異なる場合があります
【「LINEリサーチ」について】
「LINEリサーチ」は、企業における事業開発・マーケティング活動の最大化を目的にした、スマートフォン時代のリサーチプラットフォームです。約538万人のアクティブモニターのうち10~29歳が51%を占め*、学生や若年向けの出現率の低い調査も実施可能です。また、従来型の調査パネルと異なり、リサーチ興味度の薄い層にもコンタクトが可能なため、より一般的な意見を収集できます。LINEのプッシュ通知で配信するため、ユーザーがリアルタイムで回答しやすいだけでなく、スマートフォン上で回答しやすい画面設計を行っていることで、効果的に調査を実施することが可能です。
* 2021年1月時点
「LINE リサーチ」公式サイト:https://www.linebiz.com/jp/service/line-research/
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
スポットワークに関する調査
PR TIMES / 2024年9月20日 11時45分
-
【LINEリサーチ】7割超が「ほぼ毎日」お米を食べている!自宅でのお米の食べ方は「炊飯器で炊く」が9割近く
PR TIMES / 2024年9月9日 16時45分
-
【LINEリサーチ】電車運賃の支払い方法は、すべての年代で「交通系ICカード」の利用が圧倒的1位。「スマホ」は20~30代で高め
PR TIMES / 2024年9月4日 16時40分
-
【LINEリサーチ】一番好きな有料で見られる動画配信サービス、TOP2は「Amazon Prime Video」「Netflix」
PR TIMES / 2024年8月27日 13時2分
-
金継ぎの認知度70%|過去5年の認知度推移と分析結果【第4回全国金継ぎ認知度調査2024】
PR TIMES / 2024年8月26日 10時45分
ランキング
-
1「無料のモノはもらわない」お金のマイルール 日々を健やかに過ごす「失敗を許容するお金」
東洋経済オンライン / 2024年9月22日 9時0分
-
2「三菱商事、伊藤忠、ゴールドマン・サックス」がずらり…偏差値55なのに就職実績"最強"の「地方マイナー大学」の秘密
プレジデントオンライン / 2024年9月22日 10時15分
-
3フランフランが「若年女性」人気を総取りするワケ アインHDによる買収を経て、再成長できるのか
東洋経済オンライン / 2024年9月22日 8時0分
-
4「100円マック」も今は昔 値上げしたマクドナルドなぜ好調? コスパ重視の客には500円台のセットで対応
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年9月22日 6時15分
-
5やっぱり、セブン&アイの買収提案は悪い話なのか いやいやそうでもない、これだけの理由
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年9月21日 9時35分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください