日本総合悲劇協会、11年ぶりの新作。松尾と天久が3年ぶりにタッグを組んだ話題作をWOWOWで放送。
PR TIMES / 2015年10月27日 9時50分
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WOWOWでは、今年6月に上演された、「大人計画」主宰の松尾スズキが作・演出する日本総合悲劇協会(ニッソーヒ)の新作を放送する。2004年の『ドライブイン カリフォルニア』再演以来、11年ぶり5回目となる今回の公演は、『バカドリル』『バカはサイレンで泣く』をはじめとする漫画や、小説、プロモーションビデオ、映画、WEBコンテンツ制作など、多方面で活躍する天久聖一を共同脚本・演出に招いた。これまでラジオ『うっとりラジオショー』(NHK-FM)、『美しい男性』(BSジャパン)などで、独自の笑いを提供してきた2人。演劇でのタッグは、2012年に上演した、松尾のひとり芝居『生きちゃってどうすんだ』以来2作目となる。欲望の街、ネイキッドシティで探偵事務所を構える罪十郎が、依頼された浮気調査の対象者が殺されたことから、その事件の真相を探るために動き出す。絡み合った謎を解いていくなかで浮かび上がる、関係者たちの過去。その先に待ち受けていたのは――。
不倫を調査する探偵でありながら、浮気に悩む人妻と不倫してしまう悪癖がある罪を松尾が、罪とともに事件を探る、刑事の赤星乱を個性派女優・片桐はいり、殺人事件現場から逃走するホテトル嬢のキャンディを旬な若手女優・二階堂ふみが演じる。そのほかの個性豊かなキャラクターには、伊勢志摩、皆川猿時、村杉蝉之介、近藤公園、平岩紙ら大人計画のメンバーたちが揃った。
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今回の放送に際し、インタビューに答えた松尾と天久。出会いは20年以上前だが、本格的に組んだのは、2009年に放送された『美しい男性』。以降、ラジオや松尾の一人芝居などでタッグを組んで来た2人。天久との共同作業について、松尾は、「僕は、宮藤(官九郎)とも共同作業をやっていたし、わりと人と物を書いたりするのが苦にならないタイプなんだと思う。天久さんとは、根っこにある何かの価値観を共有しているからできる、というのはありますね」。天久は「松尾さんとやるほうが自由に書ける。松尾さんに読んでもらうならもっとぶっ飛んでもいいかなって(笑)。1人で書くより逆に幅が広がります」。
松尾が“昔の無国籍の邦画や、ハードボイルドな世界観で探偵もの”をやったら面白いんじゃないかということから本作が誕生した。「松尾さんに白いスーツ姿の探偵をやってもらいたいなと思った」と天久。ゲスト女優の1人、罪の相棒となる刑事・赤星役の片桐はいりについて、天久は「松尾さんとバディものをやったら間違いないと思った。年齢と身長が同じという2人が、濃密にからんでいるのはなかなか面白いと思います」。松尾も「それこそ20年前くらいから僕の代表作とされる作品で一緒にやってきましたから。仲間ですよね」と片桐への信頼をうかがわせた。そしてもう1人、謎のホテトル嬢・キャンディ役の二階堂ふみについて、松尾は「ドラマ『熱海の捜査官』で共演したときは16歳。映画『ジヌよさらば』(監督・脚本 2015年上映)に出てもらいましたけど、あれでいま20歳ですからね。大竹しのぶさんみたいな声出すんですよ。おそろしい(笑)」、天久は「すでに日本を代表する女優さんですから、とにかくヒドイことをさせなきゃ、っていう責任感がありました。かわいさが凶器な感じですよね。知的なんですけど、動物的なエネルギーもある」と二階堂を評した。膝に車輪をつけた警察犬役の皆川や、罪に調査を依頼する人妻・麻里役の平岩たち大人計画メンバーが見せる、漫画を見ているかのような演技にも、改めて感動したと天久。
「漫画的に展開が早いので、普通の舞台中継とはちょっと違う感じに見ることができるのでは」と、天久はTV放送で本作の新たな魅力を堪能できると語る。そして松尾は「自分の世界観のなかで、僕がこんなに、舞台上に出ることはなかった。また何かやりたいと思います」と、今後も天久との共同制作があることを予告。天久も「また、罪十郎でなにか出来たら面白いですね、シリーズが続いて、最終的には「パチンコ 不倫探偵」になるまで(笑)」と続けた。今後も2人のタッグによる作品が楽しめそうだ。
WOWOW土曜ステージ「不倫探偵~最期の過ち~」は、10/31(土)夜7:30より、WOWOWライブにて放送。
詳しくは番組HP
http://www.wowow.co.jp/pg_info/detail/107237/index.php?m=01
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