小浜港にて、泊小学校の児童が海の学習を実施!
PR TIMES / 2024年10月3日 18時45分
2024年9月25日(水) 【鳥取県東伯郡湯梨浜町小浜】
鳥取ブルーカーボンプロジェクト「豊かな海の再生を目指して」実行委員会(公益財団法人鳥取県栽培漁業協会)では、大量発生し、藻場衰退の要因の一つとなっているムラサキウニの利活用を図るとともに、ムラサキウニの商品化をモデルケースとした海の豊かさの啓発等により、地域と共に鳥取の豊かな海を取り戻すことを目的に活動しています。その一環として、小浜港に泊小学校の3年生が訪問し、ウニをはじめとした地域の海の生き物とのふれあい・勉強会を実施しました。
このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
公式サイト http://tottori-bluecarbon.jp/
[画像1: https://prtimes.jp/i/77920/2942/resize/d77920-2942-30d74a158c4c2808a7fc-0.png ]
イベント概要
・開催概要:藻場に育まれる生き物の多様性や生き様を体感
・日程:2024年9月25日(水)
・開催場所:小浜港
・参加人数:小学生24名及び教職員3名
ムラサキウニだけに限らない!たくさんの海の生き物とのふれあい
鳥取ブルーカーボンプロジェクト「豊かな海の再生を目指して」実行委員会(公益財団法人鳥取県栽培漁業協会)では、泊小学校の3年生を対象に、「泊の海の生き物と環境を見て・触れて・学ぼう」をテーマとした学習プログラムを行うことで、小学生自身が地元泊の海の現状を学び、海(特に藻場)の環境に目を向ける意識を育めるよう支援しています。
これまでの事前学習で藻場の消失の現状や原因となるムラサキウニやその他の海の生き物を手に取ったり、鳥取県栽培漁業センターで魚への餌やり体験をしながら学んだ経験を踏まえ、今回はウニだけでなく泊の海の生き物の多様性を感じてもらうことを目的に実施しました。 小浜港の波打ち際(船揚斜路)において、周辺の海中に生息するウニを含む生き物を採集して即席のアクアリウムで観察し、古田事務局長による解説や子どもたちからの質問を通して、泊の藻場に育まれる生き物の種類の多さを体感しました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/77920/2942/resize/d77920-2942-ed49ffd1fcc28344e5c4-0.png ]
まずは、実物の海藻をみなで手に取り観察しながら、古田事務局長から藻場の役割について講義を受けました。児童たちはこれまで熱心に授業を受けて関心をもってくれたこともあり、藻場の役割について質問を投げかけた際に「二酸化炭素の吸収」などの声が聞かれ、教職員から「すごい!良く勉強しているね」との驚きの声が聞こえました。
[画像3: https://prtimes.jp/i/77920/2942/resize/d77920-2942-78aaeb247fcbffdb8b60-0.png ]
藻場は二酸化炭素の吸収や生き物の卵を産む場所、隠れ家、餌になる場所となり、さらに流れ藻になった海藻とともに魚たちが運ばれることで海の広い範囲に棲むようになると勉強しました。そのあと、波打ち際の斜路に目を向け、たくさんの巻貝・アラレタマキビを観察しました。また、足元のアラレタマキビを手に取り観察する中で児童たちからはさまざまな質問があり、「海の中にいないの?」という質問には、「えら(呼吸をする器官)がないから、海の中に入れないだよ。夏は地面が暑いので、別の貝の上に乗りあがって、暑さに対処しているんだよ。」と答えるなど、児童たちの好奇心旺盛な質問にお答えいたしました。
泊で採集した生き物を観察 今後の運び
講義のあと、藻場に魚がいることを確かめるため、古田事務局長が投網を使ってウミトラノオと呼ばれる藻場に生息する生き物を捕まえ、児童たちと観察しました。実は、万が一に備えて、朝8時から約2時間かけて古田・金澤事務局が生き物採集をして備えていました。鮮やかなブルーのソラスズメダイ、ヨコズジフエダイ、ヘビギンポ、カエルウオなどの生き物をアクリル水槽で観察し、ムラサキウニ、レイシガイ、サザエ、カサガイの仲間などのタッチング水槽では手に取ってふれあいました。
最後は、泊のムラサキウニの秋蓄養開始を紹介し、学校給食での児童たちとの再会を誓いました。今後、学校給食で「泊の藻場にいる生き物(ウニ等)を食材とした学校給食を食べてもらう」等を行うことにより、ムラサキウニの大量発生による藻場消失の現状について、そして豊かな海の環境の大切さについて五感で学べるような学習プログラムを進めてまいります。
[画像4: https://prtimes.jp/i/77920/2942/resize/d77920-2942-b23a2cc00fcbc740c802-0.png ]
参加した子どもからの声
・「カエルウオ」可愛い。たくさんの生き物を見ることができて楽しかった。
・泊の海にまた来てみたい。
<団体概要>
団体名称 :鳥取ブルーカーボンプロジェクト「豊かな海の再生を目指して」実行委員会
(公益財団法人鳥取県栽培漁業協会)
URL :http://tottori-bluecarbon.jp/
活動内容 :公益財団法人鳥取県栽培漁業協会、鳥取県漁業協同組合、鳥取県、農林中央金庫らが官民一体となり、藻場の衰退の要因となっているムラサキウニの商品化をモデルケースとした海の豊かさの啓発等により、地域と共に鳥取の豊かな海を取り戻すことを目的に活動。
[画像5: https://prtimes.jp/i/77920/2942/resize/d77920-2942-30f4d9b60226fe9c891d-4.png ]
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
甘みたっぷりなウニで「一石三鳥」 廃棄うどんを餌に養殖、藻場再生と漁獲量回復狙う
産経ニュース / 2024年9月27日 8時0分
-
長和瀬漁港にて、青谷小学校の児童が海の学習を実施!
PR TIMES / 2024年9月26日 19時45分
-
青谷高校にて、高校生がウニ等の藻場の食材を使った調理実習を実施!
PR TIMES / 2024年9月20日 12時15分
-
青谷小学校の児童がウニを通じて藻場の大切さと現状を実感する体験型の授業プログラムを始動!
PR TIMES / 2024年9月17日 17時45分
-
森と海のつながりを学ぶ環境学習イベントを開催しました 栃木県が豊かな海をつくる!?栃木発!森と海の秘密探検ツアー ~未来の海を守り隊~
PR TIMES / 2024年9月10日 17時45分
ランキング
-
1神田前財務官「日本はもはや大国ではない」「貢献する意志と能力があるのかに尽きる」…ADB総裁候補として意気込み
読売新聞 / 2024年10月6日 13時0分
-
2【BIC SIM】店頭申し込みでSIMフリーiPhoneを15,000円割引するキャンペーンを実施
PR TIMES / 2024年10月4日 21時40分
-
3鳥貴族、「値上げ」でも客数激増、次は海外に攻勢 大倉社長が宣言、「焼き鳥を世界言語にする!」
東洋経済オンライン / 2024年10月6日 8時0分
-
4年金〈月7万円〉の78歳母だったが「驚愕の老人ホーム請求額」に52歳長男、絶句。完全無視の弟妹に「ふざけるな!」と怒り
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年10月6日 8時15分
-
5「倍」以上になる区間も 函館バスが運賃を改定へ 長距離路線で顕著に
乗りものニュース / 2024年10月5日 14時12分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください