阪神甲子園球場、阪神タイガースは日鉄鋼板とのタッグで今年もカーボン・オフセット試合を開催!
PR TIMES / 2024年6月20日 15時20分
7月5日~7月10日に阪神甲子園球場で開催される阪神タイガース主催の5試合で排出されるCO2をオフセットします!
日鉄鋼板株式会社(社長:飯島敦 以下、「日鉄鋼板」)、阪神電気鉄道株式会社(社長:久須勇介 以下、「阪神電鉄」)、株式会社阪神タイガース(社長:粟井一夫 以下、「阪神タイガース」)は、J-クレジット制度※1を活用して、阪神甲子園球場で開催される阪神タイガース主催の合計5試合で排出されるCO2※2(約200t-CO2)を、オフセットします。
[画像1: https://prtimes.jp/i/5180/2988/resize/d5180-2988-4a33848a24fb62099484-0.jpg ]
これは、2021年12月9日に発表した阪神甲子園球場における環境保全プロジェクト「KOSHIEN“eco”Challenge」※3の一環として、阪神甲子園球場と阪神タイガースが日鉄鋼板による賛同・支援の下、実施するもので、今年度も空調機の稼働などでCO2排出量が多くなる7月の試合(2024年7月5日~7日の対DeNA戦、7月9日~10日の対ヤクルト戦の計5試合)を「カーボン・オフセット試合」に設定します。
「カーボン・オフセット試合」期間中は、阪神電車の全線(本線、阪神なんば線、武庫川線及び神戸高速線)の各駅の自動構内放送や、試合中の球場ビジョン(スコアボード)に、「KOSHIEN“eco”Challenge PR大使」の近本選手が登場し、カーボン・オフセットのPRとCO2排出量の削減に向けた呼掛けを行うことにより、多くのお客様に地球温暖化防止などの環境問題への関心を高めていただきたいと考えています。
【近本選手からのコメント】
KOSHIEN“eco”Challenge PR大使の近本光司です。いつも球場内のプラカップやペットボトルの分別回収にご協力いただきありがとうございます。今年の7月も、5試合の「カーボン・オフセット試合」が開催されることになりました。この期間は本拠地の阪神甲子園球場において、環境保全の意識を一層高める期間となっているので、ファンの皆様も身近なエコを考える機会にしていただきたいです。引き続き、KOSHIEN“eco”Challengeへのご理解、ご協力をお願いします!
【賛同・支援企業について】
日鉄鋼板は、主に建物の屋根や壁に使われるめっき・塗装鋼板や金属サンドイッチパネル、成形品、金属サイディングおよび鋼板加工品を製造・販売している建材薄板業界のリーディングカンパニーです。
阪神電鉄と阪神タイガースは、兵庫県尼崎市・小田南公園内への阪神タイガースファーム(2軍)施設の移転(2025年3月の開業予定)を計画しており、タイガース施設を含む公園全体を脱炭素化(以降、「ゼロカーボンベースボールパーク」といいます。)するプロジェクトを進めていますが、日鉄鋼板は同プロジェクトのゼロカーボンベースボールパートナーとなりました。パートナーとして、日鉄鋼板は阪神タイガースファーム(2軍)がウエスタンリーグ公式戦や練習などを行う新しい阪神タイガースファーム(2軍)本拠地球場のネーミングライツを取得し、球場名は「日鉄鋼板 SGLスタジアム 尼崎」と決定しています。
公園内に新たに建築される室内練習場には、野球施設としては全国で初めてZEB Ready認証取得を目指し、壁には日鉄鋼板の高断熱と耐火性能を高レベルで両立させた金属断熱サンイッチパネル「耐火イソバンドPro(R)」が採用されます。この製品の採用により、快適な室内環境を保ちながら、電力使用量の削減を図ります。
今回は、同じく阪神電鉄、阪神タイガースとの環境保全の取組みである、阪神甲子園球場でのカーボン・オフセット試合開催に日鉄鋼板から協賛を得て、J-クレジット制度による排出権(クレジット)を獲得することで、期間中の阪神甲子園球場開催試合で排出されるCO2をオフセットします。
日鉄鋼板、阪神甲子園球場、阪神タイガースは、CO2削減をはじめとする環境保全に寄与する取組みを通じて、これからも積極的に社会に貢献していきます。
本文中の用語解説
※1 J-クレジット制度は、省エネルギー機器の導入や森林経営などの取組みによる、CO2などの温室効果ガスの排出削減量や吸収量を、クレジットとして国が認証する制度です。本制度により創出されたクレジットは、低炭素社会実行計画の目標達成やカーボン・オフセットなど、さまざまな用途に活用できます(J-クレジット制度ホームページより引用)。なお、クレジットは阪神甲子園球場が第三者から調達する予定です。
※2 阪神甲子園球場で開催される試合では、照明・空調・売店での調理などにより、電気・ガスなどのエネルギーが消費されます。昨年実績では、5試合でおよそ200tのCO2が排出されており、これは杉の木約14,000本が1年間に吸収するCO2量に相当します。
[画像2: https://prtimes.jp/i/5180/2988/resize/d5180-2988-86eef2b7a5257abaf26b-0.jpg ]
※3 持続可能な社会の実現に向け、阪急阪神ホールディングスグループは今後の取組みの方向性を示すものとして、2020年5月19日に「サステナビリティ宣言」を公表しました。同宣言でサステナブル経営の重要テーマとして、(1)安全・安心の追求、(2)豊かなまちづくり、(3)未来へつながる暮らしの提案、(4)一人ひとりの活躍、(5)環境保全の推進、(6)ガバナンスの充実を設定しており、「KOSHIEN“eco”Challenge」はこのうち(5)のテーマに沿った取組みとなります。
・カーボン・オフセットとは
日常生活や経済活動などにおいて避けることができないCO2等の温室効果ガス(カーボン)の排出について、できるだけ排出量が減るよう削減努力を行ったうえで、どうしても排出される温室効果ガスについて、排出量に見合った温室効果ガスの削減活動に投資すること等により、排出される温室効果ガスを埋め合わせる(オフセット)という考え方です。
・カーボン・オフセットの概要
「CO2を減らす(削減・吸収)活動」は、環境省・経済産業省・農林水産省が合同で運営する「J-クレジット制度」において、適切な計画とモニタリングにより、「CO2クレジット」として認証を受けることができます。
「どうしても排出される温室効果ガス」は「CO2クレジット」を購入又は支援を受けることで、カーボン・オフセット(CO2の埋合せ)を行い、今回の取組みのように「CO2排出量を実質ゼロとし、地球温暖化防止に貢献」していることをPRすることが可能となります。
阪神電気鉄道株式会社 http://www.hanshin.co.jp/
リリース https://www.hankyu-hanshin.co.jp/release/docs/0bdaea5fe3dd3d2fcc361d71018a2271ee396555.pdf
発行元:阪急阪神ホールディングス
大阪市北区芝田1-16-1
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