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中国でグロードン社、リンクデータ社と協業し、建築ソリューション事業参入

PR TIMES / 2018年9月13日 16時1分

パナソニック株式会社(以下、パナソニック)は、このたび、中国の建築設計ソフトウエア会社最大手のグロードン社(本社:北京市)、バッテリーメーカーのリンクデータ社(本社:北京市)と建築業界向けソリューション事業で協業することに合意しました。3社は、建築現場作業員向け集合住宅の開発、販売・レンタル事業への参入や建物利用者の健康や快適性を考慮した高機能空間設計ソフトウエアを開発するほか大規模都市開発プロジェクトに参画します。

中国では著しい経済発展に伴い住宅、オフィス、商業施設などの建築市場が急拡大し、2017年の市場規模は約13兆元(※1)と世界最大水準を誇っています。今後も新たな都市開発が相次ぎ、都市部を中心に需要増加が続くと見込まれる中、建築物には省エネ、健康・高生産性など、更なる高付加価値が求められています。

グロードン社は、1998年に設立された中国最大の建築設計ソフトウエア会社で、コンピューター上に建物の3次元モデルを作成し、その情報を設計、施工から管理までの全工程で活用するためのソリューション「BIM(Building Information Modeling)」が主力製品です。現在は、ソフトウエアの開発・販売に加え、工事管理、入札管理、建築コンサルティングにまで事業を広げています。

リンクデータ社は2009年に設立され、創業以来、蓄電池を使ったエネルギーマネジメントを中核的な事業としています。リチウムイオン電池や電気自動車の製造、エネルギーマネジメントシステムの研究開発を手がけ、新エネルギー分野の技術革新に取り組んでいます。

今回の協業により、パナソニックはグロードン社、リンクデータ社と次の事業に取り組みます。

<協業によって推進する事業>
1. 建築現場作業員向け集合住宅の開発、販売・レンタル事業
パナソニック、グロードン社に加え、リンクデータ社は共同で会社を設立。中国各地の建築現場で一定の期間、従事・生活する作業員向けに、集合住宅を開発し、2019年度上期中に販売・レンタル事業を開始します。この住宅では、パナソニックの断熱材、空気清浄機などの機器を導入して、騒音、空質など課題を抱える作業員の住環境を改善し、快適で質の高い空間を提供します。

2. 設計ソフトウェアの開発
BIMを活用した高機能空間設計ソフトウエアの開発。このソフトウエアは建物利用者の健康や快適性に配慮して、建物を光、空気、水など7項目で評価する米国で開発された指標「WELL認証」に対応することに加え、最適な空調、照明など設備機器の設計も可能にします。

3. 昆明プロジェクトへの参画
パナソニック、グロードン社、リンクデータ社は、中国大手デベロッパーなどと、2018年度中に共同イノベーションセンターを設立し、新たな都市ソリューションを開発していきます。世界的に「住みやすい」都市として知られる雲南省の省都、昆明市で決定した大規模都市開発プロジェクトに参画するほか、中国の他の都市やアジア全体に、提案を拡げていきます。

パナソニックは、今後も、戦略パートナーとの協業を通して、快適で質の高い空間を提案し、安全で安心な社会の実現に貢献していきます。

※1 中国国家統計局の発表資料による。

▼[プレスリリース] 中国でグロードン社、リンクデータ社と協業し、建築ソリューション事業参入(2018年9月13日)
https://news.panasonic.com/jp/press/data/2018/09/jn180913-3/jn180913-3.html

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