「5分後の隣のシリーズ」最新刊『夢三十夜』は、「坊っちゃん文学賞」受賞作品集! 新進気鋭のショートショート作家たちが競演!!
PR TIMES / 2021年6月10日 17時15分
受賞作15編と、受賞作家による新作書き下ろし15編、合わせて30編を収録!
株式会社 学研ホールディングス(東京・品川/代表取締役社長:宮原博昭)のグループ会社、株式会社 学研プラス(東京・品川/代表取締役社長:南條達也)は、2021年6月10日(木)に『夢三十夜』(5分後の隣のシリーズ)を発売いたしました。
[画像: https://prtimes.jp/i/2535/3377/resize/d2535-3377-741159-0.jpg ]
■『夢三十夜』とは(発刊の「あとがき」にかえて)
『夢三十夜』は、松山市が主催する「坊っちゃん文学賞」の受賞作と、受賞者による書き下ろし新作を編んだ、ショートショート集です。
「坊っちゃん文学賞」は、松山市制100周年を機に、正岡子規を生み、夏目漱石の小説『坊っちゃん』に描かれた街という、松山市の豊かな文学的土壌を活かして、新しい青春文学の創造と松山市の文化的なイメージを高め、全国にPRするために創設された賞です。これまで、30年以上にわたって継続し、受賞後も活躍を続ける作家や、人気作品を生み出しています。
創設以来、青春小説を募集していた「坊っちゃん文学賞」でしたが、文学の間口をよりいっそう広げることを目的として、第15回(2016年度~2017年度)にショートショート部門を立ち上げ、2019年度、令和の幕開けとともに「ショートショート」の文学賞にリニューアルしました。
そして、「文学の入り口」として再スタートを切った結果、第16回に5628作品、第17回に9318作品と、2年連続で最多応募数を更新するなど、大きな注目を集めています。
ショートショート作家で、第15回のショートショート部門以来審査員長を務めている田丸雅智さんは、「ショートショートとは、簡単に言うと『短くて不思議な物語』、もっと言うと『アイデアと、それを活かした印象的な結末のある物語』」だと語ります。
その言葉通り、今回収録されている30作品(受賞作15作品+受賞者の書き下ろし新作15作品)は、それぞれが個性的で、彩り豊かな輝きを放っています。約4000文字という限られた文字数のなかで、各作品に、ハッとさせられる、あるいはドキッとさせられるアイデアが満載で、読者は最後の一行まで決して油断できません。
喜怒哀楽さまざまな感情を揺さぶられる「夢」のような不思議な物語の数々――そんな作品を収めた本書のタイトルは、言うまでもなく、夏目漱石の幻想的な連作短編「夢十夜」にかけています。
漱石が、今日に至るまで、後世の読者や書き手たちに多大な影響を与え続けているように、豊かな想像力によって生み出された作品は、人々の想像力を刺激します。それが読者の日常生活を豊かにすることもあれば、もう一歩進んで、作品を書くエネルギーに昇華されることもあるでしょう。
「文学の入り口」を謳う「坊っちゃん文学賞」や本書もまた、そんな風に、「あなた」の想像力が飛躍するきっかけになることを願っています。ショートショートの新しい書き手と読み手のご参加をお待ちしています。
「坊っちゃん文学賞」書籍編集委員会
坊っちゃん文学賞公式サイト
https://bocchan-shortshort-matsuyama.jp/
■「坊っちゃん文学賞」受賞作×受賞作家による新作書き下ろし計30編を収録
「坊っちゃん文学賞」は、明治の文豪・夏目漱石の小説『坊っちゃん』の舞台となった愛媛県松山市が創設した文学賞です。令和元年の第16回から、ショートショートの文学賞にリニューアルしました。アンバサダーとして松山市出身の白濱亜嵐(GENERATIONS from EXILE TRIBE)を起用し、第17回の応募数は9318作品。大きな注目を集めている文学賞です。
本書『夢三十夜』では、「坊っちゃん文学賞」受賞作15編と、受賞作家による新作書き下ろし15編、合わせて30編を収録。約4000文字という限られた文字数の中で、新進気鋭の作家たちがその創造力を駆使して、夢のような摩訶不思議な世界を繰り広げています。
例えば、タイプが異なる「家族」を取り出せる「置き家族箱」とは? もしもテレビの砂嵐の中に、助けを求める「お姫さま」の姿が見えたら? それぞれ趣が異なる作風で、ショートショートのさらなる可能性を感じさせる作品ばかり。今までない新しいショートショートを読んでみたい、という人たちも、きっと満足できるに違いありません。
■新しいショートショートを書きたい人も必見!!
「5分後に意外な結末」シリーズ(学研プラス刊)のヒットをはじめ、今や「空前の『ショートショート』ブームが起こっている」と言われています。
「このショートショートブームは『読む』需要だけでなく『書く』需要を掘り起こしてもいる。ここで注目したいのは、近年では朝読狙い=子ども向けに留まらず、この種のショートショートの流行が大人向けにも広がっている点であり、現在のネット環境に適したかたちに消費と投稿が変貌している点だ」
―現代ビジネス「意外と知らない…空前の『ショートショートブーム』が起こっている『これだけの理由』」(飯田一史)より一部抜粋―
ショートショートを読者として楽しむだけでなく、自分が書き手になりたいと思っている人が増えているのです。もしもあなたがショートショート作家を目指しているなら、本書は格好の実例集になるでしょう。バリエーションに富んだ数々の作品が、あなたの創造力を刺激してくれるはずです。
■「5分後の隣のシリーズ」とは
シリーズ累計340万部を突破し、小中学生を中心に圧倒的な人気を誇る「5分後に意外な結末」シリーズ。そのライバルシリーズとして登場したのが本シリーズです。「5分後」「意外な結末」という枠を越え、さまざまな読書体験をお届けする短編集として、シリーズ創刊以来、人気を博しています。
[商品概要]
『夢三十夜』(5分後の隣のシリーズ)
編:「坊っちゃん文学賞」書籍編集委員会
定価:1,100円(税込)
発売日:2021年6月10日
判型:四六判/336ページ
発行所:(株)学研プラス
学研出版サイト:https://hon.gakken.jp/book/1020542500
【本書のご購入はコチラ】
・Amazon https://www.amazon.co.jp/dp/4052054253/
・楽天ブックス https://books.rakuten.co.jp/rb/16715301/
・セブンネット https://7net.omni7.jp/detail/1107197893
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