アートと経済が面白くわかる『美術の経済 “名画”を生み出すお金の話』を10月22日に発売
PR TIMES / 2020年10月21日 14時45分
インプレスグループでIT関連メディア事業を展開する株式会社インプレス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:小川 亨)は、アートの世界をお金からひもといた新しい観点のビジネス書「美術の経済 “名画”を生み出すお金の話」を2020年10月22日(木)に発売します。
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■元経済誌記者の美大教授による、まったく新しいアート×ビジネス書
アートというと、お金では測りきれないものというイメージがあります。しかし、人間が生み出すものである以上、コストなしには成立しえず、また、オークションなどに出されれば金銭的価値に換算されます。作品を所蔵する美術館にしても、作品を購入したり保管したり、美術展を開催したりするのにも費用がかかります。このように、アートとお金は切っても切り離せない関係なのです。本書は、西洋美術や浮世絵といった作品の数々と、作品をとりまく経済活動に着目し、元経済誌記者である筆者ならではの視点でアートをひもときました。
■美術やアートにハードルを感じていた人でも面白く読める
本書では、絵画に描かれた中身よりも、「その作品の経済的な価値がどのように形成されたか」「その作品が生まれた背景は何か」「1人の生活者として作家はどう生きたか」といった内容を、素朴な疑問に見立てて解説しています。従来的な絵画の読み解きとは一味違う切り口で、ふだん美術に関心がない人でも面白く読めるのが特徴です。大量に生産される製品やサービスとはまったく異なる価値観が支配するアート。その価値がどのように生み出されるのかを知ることは、先行きが不透明な現代社会を生きるためのヒントにもなります。
<本書でひもとく美術とお金にまつわる素朴な疑問の例>
モナ・リザの値段はいくらか?
ダ・ヴィンチの報酬はいくらだったのか?
工房作品の市場価値は?
依頼のない絵をどうやって売る?
なぜ職業画家は生まれたのか?
浮世絵はなぜ芸術に昇華できたのか?
浮世絵は明治になって消滅したのか?
美術館は金持ちなのか?
真贋鑑定で芸術の価値が変わるのはなぜ?
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■目次
第1章 1枚の絵画から見えてくる経済の成り立ち
第2章 浮世絵に見る商業アート
第3章 時代とともに変わる美術の価値観
第4章 パトロンとしての美術館
第5章 贋作と鑑定
第6章 美術作品の流動性を支える仕組み
第7章 これからの美術の経済
■書誌情報
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書名:美術の経済 “名画”を生み出すお金の話
著者:小川敦生(おがわ あつお)
発売日:2020年10月22日(木)
ページ数:292ページ
サイズ:四六判
定価:本体1,680円+税
ISBN:978-4-295-00863-7
◇書誌情報:https://book.impress.co.jp/books/1119101024
◇書影ダウンロード:https://dekiru.net/press/500863.jpg
■著者プロフィール
小川敦生(おがわ あつお)
多摩美術大学芸術学科教授、美術ジャーナリスト。1959年北九州市生まれ。東京大学文学部美術史学科卒業。日経BP社の音楽・美術分野の記者、『日経アート』誌編集長、日本経済新聞社文化部美術担当記者等を経て、2012年から現職。「芸術と経済」「音楽と美術」などの授業を担当。日本経済新聞本紙、朝日新聞社「論座」、ウェブマガジン「ONTOMO」など多数の媒体に寄稿。多摩美術大学で発行しているアート誌「Whooops!」の編集長を務めている。これまでの主な執筆記事は「パウル・クレー 色彩と線の交響楽」(日本経済新聞)、「絵になった音楽」(同)、「ピカソ作品の下層に見つかった新聞記事の謎」(日経ビジネスオンライン)、「ぐちゃぐちゃはエネルギーの塊~マーラーと白髪一雄のカオス」(ONTOMO)など。主な編著書に『美術品を10倍長持ちさせる本』『日経アート・オークション・データ』など。日曜ヴァイオリニストおよびラクガキストを名乗る。Twitterアカウントは@tsuao、Instagramアカウントはatsuoogawa
以上
【株式会社インプレス】 https://www.impress.co.jp/
シリーズ累計7,500万部突破のパソコン解説書「できる」シリーズ、「デジタルカメラマガジン」等の定期雑誌、IT関連の専門メディアとして国内最大級のアクセスを誇るデジタル総合ニュースサービス「Impress Watch」等のコンシューマ向けメディア、「IT Leaders」、「SmartGridニューズレター」、「Web担当者Forum」等の企業向けIT関連メディアブランドを総合的に展開、運営する事業会社です。IT関連出版メディア事業、及びデジタルメディア&サービス事業を幅広く展開しています。
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