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結成20周年を迎えたF-BLOODが久々にツアーを開催!初日に魅せた兄弟ならではの深い絆とプロフェッショナルなステージ!WOWOWで11月24日(金)のツアー最終日の模様を独占生中継!

PR TIMES / 2017年11月15日 11時1分

「生中継! F-BLOOD 20th Anniversary POP’N’ROLL TOUR 2017」11月24日(金)夜7:00[WOWOWライブ]



[画像1: https://prtimes.jp/i/1355/4026/resize/d1355-4026-948909-2.jpg ]

 80年代に圧倒的な人気を誇った伝説のバンド、チェッカーズ。ロックやバンドを一躍メインストリートに押し上げた立役者の中軸として存在感を放ってきた藤井フミヤと藤井尚之の兄弟が、1997年に結成したのがF-BLOODだ。20周年を迎えた彼らは9年ぶりとなるアルバム「POP’N’ROLL」をリリースし、新作を携えた全国ツアーを開催。ここでは9月17日にZepp DiverCity(TOKYO)で行なわれたツアー初日の模様をリポートする。

 満杯の観客であふれんばかりの会場は、今か今かと主役たちの登場を待っていた。・・・そこへにわかに、2筋のスポットライトが放たれ、藤井フミヤと藤井尚之を照らし出した。その瞬間、割れんばかりの拍手と歓声が場内を包み込んだ。尚之がアコースティックギターのチューニングを確かめ、1曲目「BLOOD #1#2」へ。フミヤが柔らかな歌声を響かせ、2フレーズ目からは尚之の歌声が重なる。ぴったりと息の合った美しいハーモニーに、最初から心を鷲掴みにされてしまった。メロウなナンバーでしっとり始まったかと思いきや、尚之がテナーサックスに持ち替えた「ROCK BAR」で、ファンキーなアップチューンへと一転。続く「砂」「I」ではエレキギターを持ち叙情的なソロも披露するなど、尚之はのっけから八面六臂の大活躍だ。オーディエンスも弾けたい気持ちを一気に爆発させ、場内のテンションは急上昇していった。


 もちろんフミヤだって負けてない。華麗にステップを踏みながら、歌詞の世界観を身振り手振りを交えて情感豊かに歌い分ける。軽やかにくるくると身を翻しながらも、伸びやかで力強い歌声は決してブレることはない。のちのバラードパート後のMCで「腹筋が痛い」と笑ったが、それだけしっかりと腹式で歌唱している証だ。このライブを通じて、藤井フミヤがいかに類い稀なヴォーカリストであるかも改めて思い知らされた。

[画像2: https://prtimes.jp/i/1355/4026/resize/d1355-4026-640577-1.jpg ]

 パーフェクトなパフォーマンスで魅了しつつ、MCになると途端にユルむ。そんなギャップもまたクセになる。
最初のMCで、10年近くも待たせてしまったことをファンに詫びつつ、「10年、変わってないよね。(ファンの)みんなもね。まあ、真っ暗だからわからないけど(笑)」と愛あるジョークのパンチを飛ばすフミヤ。すかさずしっかり者の弟・尚之がたしなめると、照れながら「なんか、俺らも初日だし慣れてないんだよ(笑)」と本音をポロリ。「ゆるい感じで盛り上がって行こう」と誘い、ゴキゲンなロックンロールチューン「You Love Rock'n Roll」へとなだれ込んだ。「Want Chu」などのアップチューンが続き、会場の熱量はますます増してしていくばかりだ。

 加熱する一方のオーディエンスをクールダウンさせるかのように、フミヤが「ここからは大人パート」と言い、バラードセクションへ。スモーキーでジャジーな「東京Style」のセクシーで大人っぽい歌声や、ふくよかなサックスの音色が艶っぽい「Love is blind」で体をくねらせながらなまめかしく歌い上げる姿が印象的だった。
 そして、「懐かしい曲です」とフミヤが歌い始めたのは今も愛され続ける「白い雲のように」だった。リリースされた当時から若々しく爽やかな名曲だったが、様々な人生経験を積み重ねてきた今のフミヤが歌う、肩のこらない、それでいて深みのある歌声とブルースハープに誰もが心を大きく揺さぶられたにちがいない。


 「後半、いくぞ!」の掛け声で、怒涛の終盤へ。最新アルバムに収録されているスリリングなロックチューン「孤独のブラックダイヤモンド」の後に、2人が手がけたチェッカーズの大ヒット曲「NANA」を熱唱。オーディエンスは波のように大きなうねりとなって喜びを体現した。
 続く、尚之のソロ「蜂蜜の蜘蛛の巣」ではリードボーカルを取る弟を、兄がタンバリンで援護。新旧、そしてそれぞれのソロ曲も披露できるのも、このユニットならではの魅力だろう。本編ラストの「COOL BABY」ではフミヤはブルースハープ、尚之はエレキギターを鳴らしながら、観客をクライマックスへと導いていった。
[画像3: https://prtimes.jp/i/1355/4026/resize/d1355-4026-716824-0.jpg ]

 ライブは終始、新作のアレンジを手がけた大島賢治を始めとする3ピースバンド+藤井兄弟という、ごくシンプルなものだった。だが、プロフェッショナルたちが集まったクオリティの高い、密度濃いパフォーマンスは、それだけで満ち足りた気分にしてくれるのだった。

  プロのスピリットをエンターテインメントで包んで魅せるF-BLOODのライブ。WOWOWではこの全国ツアーの中から最終日となる11月24日(金)の東京公演を生中継!懐かしい大ヒットソングにじわっと胸が熱くなり、最新ナンバーにどきどきワクワクする・・・そんな楽しさをぜひ体感してほしい!

(橘川有子)


■■■WOWOW番組情報■■■
生中継! F-BLOOD 20th Anniversary POP’N’ROLL TOUR 2017
<放送日>11月24日(金)夜7:00[WOWOWライブ]
収録場所:東京 Zepp DiverCity(TOKYO)
【番組サイト】http://www.wowow.co.jp/f-blood/

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