欲しいのは「あたりまえの幸せ」―― マイノリティを描いた青春小説『彼女が好きなものはホモであって僕ではない』発売
PR TIMES / 2018年2月21日 13時1分
株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:松原眞樹)より、『彼女が好きなものはホモであって僕ではない』を2018年2月21日(水)に発売いたします。
本書はWeb小説サイト「カクヨム」発の作品で、文芸単行本として発売するにあたり、投稿作を大幅に改稿しました。
性的マイノリティの葛藤と交流を描いた青春小説として、「カクヨム」でも大きな反響があった注目の一冊です。
同性愛者であることを隠して生きる男子高校生、安藤純。ある日、同級生の女子である三浦さんのBL趣味を偶然知ったことから、二人は急接近していく。安藤は同性愛者だが、自分の家族を持ち自分の血の繋がった子供を得るなど、世間が「ふつう」と呼ぶしあわせに憧れ、自身の性指向を隠したまま三浦さんと付き合い始める。
しかし、その選択は二人のみならず、友人や家族、学校全体を巻き込む大きな波へと繋がっていき――
『彼女が好きなものはホモであって僕ではない』は、自分の趣味や性志向に正直でいることや、結婚して自分の子供を持つという世間が「ふつう」と呼ぶ幸せを手に入れる難しさなど、今の日本社会で自分らしく生きていくことを高校生の視点から描いた、みずみずしくも胸に迫る青春小説です。
Web小説サイト「カクヨム」(https://kakuyomu.jp/)に発表されるや否や、主人公たちの心情に共感した読者の熱狂的なレビューが多数届き、異例のPV数と評価数を獲得しました。書籍化にあわせ、「カクヨム」では『彼女が好きなものはホモであって僕ではない』の特設ページが公開されています。(https://kakuyomu.jp/publication/entry/20180216)
著者は、浅原ナオト(あさはらなおと)。2016年よりWeb小説サイト「カクヨム」にて活動を開始しています。マイノリティにスポットを当てた作品を多数投稿しており、本作をもって書籍化デビュー。新人ではありながらも、洗練された筆致で描く重厚なドラマが魅力です。
3月1日には、『御徒町カグヤナイツ』という作品で「カクヨム」公式連載を開始予定です。難病の少女と、彼女を守る4人の「ナイツ」を描く青春ストーリーです。
★「ダ・ヴィンチニュース」にてブックレビュー公開中
https://ddnavi.com/review/438091/a/
[画像: https://prtimes.jp/i/7006/4205/resize/d7006-4205-601076-0.jpg ]
■書誌情報
【タイトル】『彼女が好きなものはホモであって僕ではない』
【著】浅原 ナオト
【装画】新井 陽次郎
【発売日】2018年2月21日(水)
【定価】本体1,200円+税
【発行】株式会社KADOKAWA
【サイズ】B6判 単行本
【ISBNコード】9784040725130
※電子書籍も同時発売
■KADOKAWA『彼女が好きなものはホモであって僕ではない』書誌情報
https://www.kadokawa.co.jp/product/321707000994/
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