GMOグローバルサイン、デジタルコンテンツの信頼性に関する標準化団体C2PAへ参画
PR TIMES / 2024年6月13日 16時15分
生成AI時代におけるデジタルコンテンツの信頼性向上へ協力
GMOインターネットグループのGMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社の連結企業群で、電子認証サービスを展開するGMOグローバルサイン株式会社(代表取締役社長:中條 一郎 以下、GMOグローバルサイン)は、デジタルコンテンツの信頼性に関する標準化団体「Coalition for Content Provenance and Authenticity(以下、C2PA)」へ加入したことを発表します。
PKI(公開鍵暗号基盤 Public Key Infrastructure)(※1)において長年にわたり蓄積されたノウハウを基にGMOグローバルサインは、PKIをベースに標準化をすすめるC2PAに加入し、デジタルコンテンツの透明性と信頼性の向上に貢献してまいります。
(※1)公開鍵と秘密鍵のキーペアからなる「公開鍵暗号方式」という技術を利用し、インターネット上で安全に情報のやりとりを行うためのセキュリティインフラ(基盤) https://college.globalsign.com/ssl-pki-info/pki/
[画像: https://prtimes.jp/i/136/4447/resize/d136-4447-fd30b1b9c6727f8d0b2b-0.png ]
【C2PA(Coalition for Content Provenance and Authenticity)とは】
(URL:https://c2pa.org/)
C2PAは、生成AIの急速な進化と普及に伴い、デジタルコンテンツの出所と履歴を認証するオープンな技術標準を開発するために、2021年2月に設立された団体です。この技術標準は、メディアコンテンツの真正性を確保し、誤情報や偽情報の拡散を防ぐために重要な役割を果たします。
現在、C2PAにはGoogleやOpenAIなど、多くの企業が参画しており、その数は増え続けています。
【C2PA加入の経緯】
GMOグローバルサインの提供する電子証明書とその技術は、その出所や履歴の明確な証明が可能なため、デジタルコンテンツの信頼性証明に非常に適しており、今後増加が予想される生成AIによるデジタルコンテンツの生産において、極めて重要です。電子証明書技術は、電子証明書によって生成AIが作成したコンテンツの作成者や編集履歴が確実に記録され、第三者による改ざんを防止します。これにより、デジタルコンテンツの信頼性と透明性が向上し、ユーザーは安心してデジタルコンテンツの閲覧や利用が可能となります。
【GMOグローバルサインとは】
GMOグローバルサインは電子認証サービスが登場し始めた初期段階の1996年にベルギーでサービスの提供を開始し、ヨーロッパで初めてWebTrustを取得した認証局です。ベルギー政府関連機関への数多くの実績を持ち、eID(※2)(BELPIC)をはじめとするベルギー電子政府プロジェクトの最上位認証局である、ベルギー政府認証局への認証を行っています。2006年にGMOインターネットグループにジョインし、政府レベルのセキュリティを、日本をはじめワールドワイドに販売展開しております。2023年には、SSLサーバ証明書をはじめとした2,500万枚の電子証明書発行実績と、政府関連機関や大手企業へ多数の納入実績があります。
また、『CABF(CA/Browser Forum)』(※3)、『Anti-Phishing Working Group』に参加し、電子証明書市場のリーディングカンパニーとして積極的な活動を行っています。さらに、2018年5月からは、Adobe が2016年に設立した電子署名業界および学術界の専門家から構成される国際団体「クラウド署名コンソーシアム」に加盟し、国際的な法規制を遵守したクラウド上の電子署名の実施におけるオープンな標準規格の決定に参加しています。
(※2)ベルギーの電子政府プロジェクトの一環として始まった国民ID カードプロジェクト。12歳以上のベルギー全国民に対して電子証明書入りのIDカードが配布される。
(※3)電子認証事業者及びブラウザベンダを主な構成メンバーとする、電子証明書サービスをとりまく課題解決についての議論や業界ガイドライン作りを行っている世界レベルのボランティアフォーラム
以上
【サービスに関するお問い合わせ先】
●GMOグローバルサイン株式会社
マーケティング部 坂井
TEL:03-6370-6500
E-mail:support-jp@globalsign.com
【GMOグローバルサイン株式会社】(URL:https://jp.globalsign.com/)
会社名 GMOグローバルサイン株式会社
所在地 東京都渋谷区道玄坂1丁目2番3号 渋谷フクラス
代表者 代表取締役社長 中條 一郎
事業内容 ■情報セキュリティ及び電子認証業務事業
資本金 3億5,664万円
【GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社】(URL:https://www.gmogshd.com/)
会社名 GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社(東証プライム市場 証券コード:3788)
所在地 東京都渋谷区桜丘町26番1号 セルリアンタワー
代表者 代表取締役社長 青山 満
事業内容 ■電子認証・印鑑事業
■クラウドインフラ事業
■DX事業
資本金 9億1,690万円
【GMOインターネットグループ株式会社】(URL:https://www.gmo.jp/)
会社名 GMOインターネットグループ株式会社 (東証プライム市場 証券コード:9449)
所在地 東京都渋谷区桜丘町26番1号 セルリアンタワー
代表者 代表取締役グループ代表 熊谷 正寿
事業内容 ■インターネットインフラ事業
■インターネット広告・メディア事業
■インターネット金融事業
■暗号資産事業
資本金 50億円
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