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パナソニックHD、AIモデル学習時のデータ構築コストを削減する技術を開発

PR TIMES / 2023年5月23日 17時45分



[画像: https://prtimes.jp/i/3442/5163/resize/d3442-5163-4e44105164cdcedf13a7-1.jpg ]

パナソニック ホールディングス株式会社(以下、パナソニックHD)は、AIによる物体検出の精度低下を抑えながら学習データ構築コストを半減(※1)できる技術を開発しました。

近年、AIは公共施設や自動車などさまざまな現場で実装が進み、くらしやしごとの安心安全を支えています。画像から人や自動車などを高精度に検出するAIモデルの開発においては大量の学習データが必要ですが、一度開発したAIモデルを撮影機材や時刻・天候等の条件が異なる現場や環境に適用する場合、その都度大量の学習データの撮影・取得とアノテーション(画像内の人、自動車などのラベル付け)を実施する必要があります。そのため、開発したAIを環境の異なる多様な現場に展開するには、データ構築に要する時間とコストが大きいという課題から、データ構築コストを削減する技術の需要が高まっています。

今回開発した少数のラベル付きデータに対するドメイン適応技術(※2)は、環境が大きく異なる現場に対しても、従来法と比較し圧倒的に少ない学習データでAIモデルの他現場展開を実現します。
本技術については、パナソニックグループの幅広い事業、ソリューションへの適用を目指し、多様な現場データでの実証実験を進めており、特に難易度の高い、RGB画像をソースドメイン、遠赤外線画像をターゲットドメインとした物体検出において、本手法の有効性が示されました。

※1 公開データセットを用いた少量データにおけるドメイン適応において、OCDCとOCDCDLを利用しない従来手法に比べ、本手法が半数のデータで同等性能であることを確認(2023年5月23日現在、パナソニックHD調べ)
※2 十分な教師ラベルを持つデータ集合(ある環境のデータの集まりをドメインと呼ぶ)から得られた知識を、十分な情報が無い別の環境で取得されたデータ集合(ターゲットドメイン)の学習に適用することで、ターゲットドメインにおいて高精度な認識モデルを学習する方法。

全文は以下プレスリリースをご覧ください。
▼[プレスリリース]パナソニックHD、AIモデル学習時のデータ構築コストを削減する技術を開発(2023年5月23日)
https://news.panasonic.com/jp/press/jn230523-1

<関連情報>
・Panasonic×AI WEBサイト
https://tech-ai.panasonic.com/jp/
・Panasonic×AI twitter
https://twitter.com/panasonic_ai/

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