伝説の奇作『アマチャ・ズルチャ 柴刈天神前風土記』深堀骨を「芳林堂書店と、10冊」にて復刊販売致します! 2024年11月11日(月)より予約受付開始!!
PR TIMES / 2024年11月11日 13時45分
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/16756/5943/16756-5943-b5975f65a3144035c642d90a1ab4b625-340x533.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
2023年より(株)書泉が行ってまいりました復刊企画「書泉と、10冊」「芳林堂書店と、10冊」。「芳林堂書店と、10冊 第2シーズン」の第3弾として、株式会社書泉のもう1つの屋号である「芳林堂書店」より、深堀骨先生『アマチャ・ズルチャ 柴刈天神前風土記』を復刊致します。
深堀骨さんは1992年、生涯初の創作「蚯蚓、赤ん坊、あるいは砂糖水の沼」で第3回ハヤカワ・ミステリ・コンテストに佳作入選。その後「ミステリマガジン」「SFマガジン」で中短篇を発表され、それらを2003年に作品集『アマチャ・ズルチャ』として刊行なされました。書名から強烈なセンスで一度聞くと忘れられないこの書籍は好事家に圧倒的な支持を受け、現在まで評判が語り草になっておりました。
いつかこの本を販売したいと芳林堂書店高田馬場店から早川書房様へご相談させて頂いておりましたところ、2024年9月。倉庫に奇跡的に残っていた在庫が発見され、芳林堂書店店頭での販売をスタートすると、残り少ない書籍を巡ってお客様同士の購入レースが開幕。あっという間に在庫が枯渇し、現在に至るまで「まだ在庫が残っていませんか」とお問い合わせをいただき続けるほどの大反響がございました。この状況を受け、急遽この本の復刊販売が決定いたしました。
『アマチャ・ズルチャ』(早川書房)で鮮烈なデビューを飾り、単著二作目の発売が2023年『腿太郎伝説〈人呼んで、腿伝〉』(左右社)と、平均「20年に1作」を発表する超寡作の深堀骨先生ですが、この度の復刊に合わせ、新作短編を書き下ろして頂きました。こちらの貴重な作品を収録した小冊子を、今回復刊本をお買い求めいただきましたお客様全員に無料でお付けいたします。新作に飢えた深堀先生のファンの皆様、どうぞ供給を享受してください。数量限定のサイン本販売も実施致します。お早目のご予約をお待ちしております。
<著者 深堀骨さん コメント>
ミステリが好きなのでミステリ専門誌のコンテストに応募して佳作入選した。でも出来た小説はミステリだか何だか分からない代物だった。これは居心地が悪いかとSF専門誌に鞍替えして書いたら、これまたSFだか何だか分からない代物になった。でも活字デビュー後11年目に「ハヤカワSFシリーズ Jコレクション」という叢書で短篇集を出してもらった。それから21年、相変らず何だか分からない小説を時たま書いてたら、一部の方々にあの本を非常に評価していただいたようで、この度復刊の暁と相成った。でも、この本の一番のファンは俺です。俺はこの本、マジ凄いと思ってます。
<担当編集者 塩澤さん コメント>
「深堀骨ベスト・オブ・ザ・ベスト・オブ・ザ・ベスト」を刊行しようとしたぐらいなので、この本の二番のファンは僕です。芳林堂書店様、いつもありがとうございます。
<この企画を起案した、芳林堂書店高田馬場店 店長 山本さん コメント>
『アマチャ・ズルチャ』は1冊の書籍として、とても完成度の高い変な本だと思います。意味の分からないタイトルに加え、アートワークはイラストレーター・絵本画家の土橋とし子さん。親しみやすい絵柄でクセのある人物を挿画として沢山描き、柴刈天神前の世界観を作り上げています。作品はまさに寄せ鍋のイメージ。表紙のデザインはパッと見では本とは思えない「マッチ箱」となっておりまして、1話1話の短篇が火を熾すエネルギーを有しながら、日常では安全に配慮して何食わぬ顔で生活に馴染んでいるという。芳林堂書店は令和のマッチ売りの少女となりまして、この冬皆様へ復刊本を手渡ししてまいります。「アマチャ・ズルチャ、アマチャ・ズルチャはいりませんか・・・」
【商品情報】
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/16756/5943/16756-5943-50fc2bda06665b1cec6b99dbd9306e3d-340x533.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
『アマチャ・ズルチャ』(著者:深堀骨)
発売:早川書房
販売価格:税込2,970円(本体価格2,700円)
判型:329P 19cm
購入特典:深堀骨書き下ろし短篇収録冊子
あらすじ:
その街では、謎の奇病「バフ熱」に冒された男が食用洗濯鋏に余生を捧げ、「蚯蚓、赤ん坊、あるいは砂糖水の沼」の三面記事ほどに陳腐な溜め息を吐くコインロッカーがあった。しかしときには、加藤剛をこよなく愛する諜報員が「隠密行動」を展開し、国際謀略に巻き込まれた茸学の権威「若松岩松教授のかくも驚くべき冒険」が繰り広げられる街。謎の物体「飛び小母さん」が目撃者たちの人生にささやかな足跡を残し、とある人妻とマンホールが哀しき「愛の陥穽」に堕ちたのもまた、この街の片隅だった。あるいはまた、「トップレス獅子舞考」が試みられた風俗発祥の地、江戸幕府を揺るがした「闇鍋奉行」暗躍で歴史に刻まれる街―そう、柴刈天神前。このありふれた街と人に注がれた真摯な眼差しと洞察をもとに、現代文学から隔絶した孤高の筆が踊り叫ぶ、愛と浪漫と奇蹟の8篇。
■ 予約開始日:2024年11月11日(月)
書泉オンライン/https://shosen.tokyo/apps/note/?e-landing-page=amacha_zurucha
通常版/https://shosen.tokyo/?pid=183420401
芳林堂書店高田馬場店/書泉グランデ/書泉ブックタワー
■ 予約〆切日:2024年12月31日(火)
■ 発売日:2025年1月20日予定
株式会社早川書房
1945年の創業以来、出版事業を通じて、選りすぐりの海外文学、海外文化を日本に、また優れた日本文学、日本文化を世界に紹介することを企業使命とし、SF、ミステリをはじめとした多種多様で良質な出版を行っています。
株式会社書泉
「書泉」「芳林堂書店」の2つの屋号の書店を展開。「鉄道」「アイドル」「プロレス」をはじめ「数学」「占い」など様々なジャンルの本・雑貨を深く扱っています。著書にまつわるイベントも多数実施。
<参考>「書泉と、10冊」企画概要と、これまでの販売実績数
昨今、さまざまなネットサービスで過去に出版され、探しても見つからない数々の本が法外な値段で取引されています。「欲しい人が払える分の値段を払う」ということは一見、今の世の中の「当たり前」に見えますが、私たちは「そうではない」と考えます。
ファンの方が熱望するあの名作、私たちも是非お勧めしたいあの名著を「適切な価格」でお届けすることに私たちは挑戦していきます。
そして、それは私たち“本屋”だけでは実現できません。
著者の方々、出版社のみなさま、ファンのみなさま、などご縁のある方と協力しながら、少しずつでもこの挑戦をカタチにしていけると信じています。
この企画を「書泉と、10冊」という名前にしました。
「書泉と、ご縁ある方で世に送り出す10冊」という願いを込めての企画タイトルです。
まずは、10冊。この企画で改めておススメしたい本を2023年8月よりお届けしています。
これまで、さまざまなご縁をいただき、これまでに18タイトルの作品を復刊・販売させていただくことができています。実は、「書泉と、10冊」と最初に企画をプレスリリースしたときには、最初の1冊以外は全く何も決まっていない中でのスタートでした。
まずは『中世への旅』でお世話になった白水社さまとの『鉄腕ゲッツ行状記』。そして、次はなかなか交渉が進まない中、著者の加藤さまに快諾いただき『バスジャパンガイドブック』を「東京都交通局」「神奈川中央交通」「東急バス」の3タイトルを初めて自社で制作・販売に挑戦しました。さらに、早川書房さまとの『堕天使拷問刑』の復刊。この作品に取り組ませていただいたおかげで「書泉と、10冊」は続けていける!と確信でき、また『堕天使拷問刑』の復刊を企画した担当者が芳林堂書店高田馬場店の店長だったことから、「芳林堂書店と、10冊」と新たにミステリ路線の復刊に特化した企画として複線化することにもなりました。
『堕天使拷問刑』は、これまでに4,700冊以上を書泉と芳林堂書店だけで販売し、5,000冊で買い切らせていただいた在庫も残りわずかとなっています。この作品との出逢いは同時に、著者の飛鳥部勝則先生との出逢いでもありました。
熱狂的なファンが多く、過去の作品を本当に探している方が多いこと、何より企画者も熱心なファンの1人であったことから、その後も『黒と愛』(早川書房)、『鏡陥穽』(文藝春秋)、『殉教カテリナ車輪』(東京創元社)と次々と作品の復刊のチャンスをいただきました。また、付加価値としての書き下ろしの掌編や、過去未出版の作品、口絵のポストカード化などさまざまなご協力を先生ご自身と出版社のみなさまのご協力のもと実現することができています。作品の復刊だけでなく「今、この場所で買う理由」を創り上げることができる!という発見をこの取り組みを通じてさせていただき、企画も新しいステージに入っていくことができました。
これまでの「書泉と、10冊」「芳林堂書店と、10冊」の取り組みと販売数は以下の通りです。
「書泉と、10冊」
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「芳林堂書店と、10冊」
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/16756/5943/16756-5943-ad09cd64600f502829e200fcea0db346-1079x320.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
ここまで25タイトルを読者のみなさまの元にお届けすることができました。
この後も、この取り組みを一過性ものにせず「書泉と言えば、10冊だよね」「芳林堂書店といえば、10冊だよね」と言っていただけるようなレギュラー企画に育てていきたいと想いを新たにしています。これからも定番企画のように、この取り組みを続けていきます。
これからも引き続き、企画に賛同いただける出版社・著者のみなさまからのお声かけもお待ちしております。
<掲載記事リンク>
復刊した飛鳥部勝則さんの作品が、芳林堂書店・書泉だけで売上1万部を突破!デビュー作『殉教カテリナ車輪』を、紀伊國屋書店と蔦屋書店の計5店舗でも7月1日(月)から販売開始決定!!
https://www.bunkanews.jp/article/prtimes_posts/384226/
『堕天使拷問刑』の著者、小説家 飛鳥部勝則最新刊『フィフス』 を、(株)書泉が「芳林堂書店と、10冊 第2シーズン」の第1弾として同人誌で出版致します! 2024年11月5日(火)より予約受付開始!!
https://news.biglobe.ne.jp/economy/1105/prt_241105_8492432944.html
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PR TIMES / 2024年11月5日 18時45分
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