白水社の中世ヨーロッパ本の復刊を敢行します! 中世ヨーロッパの主食であるパンの全てが語られた『中世のパン』を、「書泉と、10冊 第2シーズン」の第1弾として2月上旬に発売(本日11月15日予約開始)!!
PR TIMES / 2024年11月15日 14時45分
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2023年3月から、出版・書店界隈を超えて話題となった書泉限定復刊の『中世への旅 騎士と城』(白水社刊)。300冊の買い切り重版からはじまり、多くのお客さまからの反響を得て、なんと2023年12月に『中世への旅 都市と庶民』『中世への旅 農民戦争と傭兵』の3部作をあわせて30,000冊の販売数を突破しました。熱いご要望を受け白水社が全国の書店での販売を再開してから、上記の書泉分を入れての総販売数は、43,000冊以上となりました。書泉のみの展開以降に、全国のお客さまにこの本をお届けできました。
そして、『中世への旅 騎士と城』の大ブレイクから生まれた復刊企画「書泉と、10冊」の第1弾は 、白水社刊の『鉄腕ゲッツ行状記』でした。こちらも既に1,000冊以上を販売し、書泉グランデ3階に「中世ヨーロッパコーナー」が常設するきっかけとなりました。
そんな、書泉とご縁の深い白水社の『中世のパン』を、過去の名作復刊企画「書泉と、10冊 第2シーズン」の第1弾として復刊いたします。
選書させて頂いたのは書泉グランデの中世ヨーロッパ・歴史常設コーナー「ヒストリ屋」の担当にして『中世への旅 騎士と城』の復刊に情熱を燃やし続けた、甲冑を着る書店員書泉グランデの大内学。安心して新たな中世への旅をご堪能下さい。
<この企画を起案した、書泉グランデ 担当 大内さんのコメント>
この本は、文化史の中でもパンとその周辺に特化した本です。『中世への旅』では主にドイツが舞台でしたが、こちらはフランスが舞台です。中世の人々に最も身近な食物であるパン。パンを通して都市と農村の発展、生活や社会背景が詳細に浮かび上がります。
パンにまつわるほとんどすべてが語られており、相場やその流通などをはじめ、創作者が知りたいと思えることは網羅されているのではないでしょうか。巻末の用語集も重宝するはずです!
【商品情報】
『中世のパン(白水Uブックス)』
フランソワーズ・デポルト (著), 見崎恵子 (翻訳)
※コラムペーパー付き
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<通常版>
販売価格:2,200円(税込)※本体価格2,000円+200円(消費税)
ISBN:9784560073766
判型:新書判 ページ数:230p
<書泉・芳林堂書店限定版有償特典版>
『中世のパン』+特性パン袋(素材:ポリエステル 大きさ:150×600mm)付き
※コラムペーパー付き通常版に、実際に使用できるパン袋をつけた有償特典版です。
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※パン袋イメージ:画像は制作中のものになります。実際の商品とは異なる場合がございます。
<書籍+パン袋付き有償特典版>
販売価格:4,400円(税込)※本体価格4,000円+400円(消費税)
概要:
中世末期に小麦がパン麦としての地位を確立したことから始まり、麦を粉にする過程、パン作りの様子、パンの色や形や大きさなど、パンそのものに関する事柄はもちろん、都市におけるパン屋の成立とその実態などが実に詳しく描かれ、同時に「食」という面から中世をとらえています。読者は「かの悪名高い〈黒パン〉を食べていたと信じられてきた中世の人々が、むしろ柔らかくて美味しい白パンを食べていた」ことなどを知るのです。中世という時代そのものに歴史的な関心をいだいていなかった読者でも、身近な食べ物である「パン」を通して見えてくる中世の世界に次第にひきつけられてゆくことでしょう。
■ 予約開始日:2024年11月15日(金)
書泉オンライン:https://shosen.tokyo/apps/note/?e-landing-page=medievalbread
通常版:https://shosen.tokyo/?pid=183484190
有償特典版:https://shosen.tokyo/?pid=183484191
書泉グランデ/書泉ブックタワー/芳林堂書店高田馬場店
■ 予約〆切日:2024年12月31日(火)
■ 商品お届け予定日、店頭発売日:2025年2月上旬ごろを予定
株式会社 白水社
1915年創業、来年は110周年! 白水社はそのスタートから、世界の歴史・社会・文化の紹介と外国語学習の教科書・参考書を中心に出版活動を行っております。
株式会社書泉
「書泉」「芳林堂書店」の2つの屋号の書店を展開。「鉄道」「アイドル」「プロレス」をはじめ「数学」「占い」など様々なジャンルの本・雑貨を深く扱っています。著書にまつわるイベントも多数実施。
<参考>「書泉と、10冊」企画概要と、これまでの販売実績数
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昨今、さまざまなネットサービスで過去に出版され、探しても見つからない数々の本が法外な値段で取引されています。「欲しい人が払える分の値段を払う」ということは一見、今の世の中の「当たり前」に見えますが、私たちは「そうではない」と考えます。
ファンの方が熱望するあの名作、私たちも是非お勧めしたいあの名著を「適切な価格」でお届けすることに私たちは挑戦していきます。
そして、それは私たち“本屋”だけでは実現できません。
著者の方々、出版社のみなさま、ファンのみなさま、などご縁のある方と協力しながら、少しずつでもこの挑戦をカタチにしていけると信じています。
この企画を「書泉と、10冊」という名前にしました。
「書泉と、ご縁ある方で世に送り出す10冊」という願いを込めての企画タイトルです。
まずは、10冊。この企画で改めておススメしたい本を2023年8月よりお届けしています。
これまで、さまざまなご縁をいただき、これまでに25タイトルの作品を復刊・販売させていただくことができています。実は、「書泉と、10冊」と最初に企画をプレスリリースしたときには、最初の1冊以外は全く何も決まっていない中でのスタートでした。
まずは『中世への旅』でお世話になった白水社さまとの『鉄腕ゲッツ行状記』。そして、次はなかなか交渉が進まない中、著者の加藤さまに快諾いただき『バスジャパンガイドブック』を「東京都交通局」「神奈川中央交通」「東急バス」の3タイトルを初めて自社で制作・販売に挑戦しました。さらに、早川書房さまとの『堕天使拷問刑』の復刊。この作品に取り組ませていただいたおかげで「書泉と、10冊」は続けていける!と確信でき、また『堕天使拷問刑』の復刊を企画した担当者が芳林堂書店高田馬場店の店長だったことから、「芳林堂書店と、10冊」と新たにミステリ路線の復刊に特化した企画として複線化することにもなりました。
『堕天使拷問刑』は、これまでに4,700冊以上を書泉と芳林堂書店だけで販売し、5,000冊で買い切らせていただいた在庫も残りわずかとなっています。この作品との出逢いは同時に、著者の飛鳥部勝則先生との出逢いでもありました。
熱狂的なファンが多く、過去の作品を本当に探している方が多いこと、何より企画者も熱心なファンの1人であったことから、その後も『黒と愛』(早川書房)、『鏡陥穽』(文藝春秋)、『殉教カテリナ車輪』(東京創元社)と次々と作品の復刊のチャンスをいただきました。また、付加価値としての書き下ろしの掌編や、過去未出版の作品、口絵のポストカード化などさまざまなご協力を先生ご自身と出版社のみなさまのご協力のもと実現することができています。作品の復刊だけでなく「今、この場所で買う理由」を創り上げることができる!という発見をこの取り組みを通じてさせていただき、企画も新しいステージに入っていくことができました。
これまでの「書泉と、10冊」「芳林堂書店と、10冊」の取り組みと販売数は以下の通りです。
【書泉と、10冊】
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「芳林堂書店と、10冊」
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ここまで25タイトルを読者のみなさまの元にお届けすることができました。
この後も、この取り組みを一過性ものにせず「書泉と言えば、10冊だよね」「芳林堂書店といえば、10冊だよね」と言っていただけるようなレギュラー企画に育てていきたいと想いを新たにしています。これからも定番企画のように、この取り組みを続けていきます。
これからも引き続き、企画に賛同いただける出版社・著者のみなさまからのお声かけもお待ちしております。
<掲載記事リンク>
長年の「重版未定」から2カ月で2万冊 奇跡を生んだ書店員の情熱(朝日新聞デジタル)
https://www.asahi.com/articles/ASR616T0YR5ZULLI001.html?iref=pc_extlink
ファン熱望の品切れ本、書泉が復活計画 書店員の目利きで魅力再発見(朝日新聞デジタル)
https://www.asahi.com/articles/ASR664DR4R65ULLI006.html
人文書「中世への旅」復刊でヒット 書店員の推しに共感(日本経済新聞)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUD09BFI0Z00C23A6000000/
重版未定本の復刊を実現、売り切った書店員の情熱:書泉グランデ・大内学さん(じんぶん堂)
https://book.asahi.com/jinbun/article/14965068
書泉を「来る理由」がある場所にする(文化通信デジタル)
https://www.bunkanews.jp/article/343123/
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