読み継がれて20年「もったいないばあさん」の新作が、第34回けんぶち絵本の里大賞を受賞!
PR TIMES / 2024年10月4日 19時40分
真珠まりこさんが『もったいないばあさんの おばあちゃん』にこめた「大切なこと」
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/1719/6576/1719-6576-40a02b8eb796e43a441ff6d70e249ddb-1000x1437.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
けんぶち絵本の里大賞を受賞した『もったいないばあさんの おばあちゃん』
絵本作家の真珠まりこさんが『もったいないばあさん』を刊行したのが2004年のこと。
それからこの絵本はシリーズとなり、もったいないばあさんは、多くの子どもたちにものを大切にする心を伝えてきました。もったいないばあさんからそのことを教わった子どもたちは、やがて大人になり、今度は自分の子どもたちに『もったいないばあさん』を読み聞かせ……。このようにして世代をこえて愛され、身近に感じられるキャラクターとなったのです。
誕生から20周年の節目となる今年3月、新作『もったいないばあさんの おばあちゃん』が講談社から刊行されましたが、10月1日、朗報が届きました。この絵本が、第34回けんぶち絵本の里大賞に輝いたのです。
けんぶち絵本の里大賞とは
けんぶち絵本の里大賞は、北海道の旭川空港から車で北に約1時間半ほどのところに位置する上川郡剣淵町などが実施している、絵本を対象とした文学賞です(賞の運営主体は、けんぶち絵本の里づくり実行委員会)。
過去の受賞作をみますと、『おまえ うまそうだな』(作・絵/宮西達也、ポプラ社)、『パンダ銭湯』(作/tupera tupera、絵本館)、『もう ぬげない』(作/ヨシタケシンスケ、ブロンズ新社)など、現在も人気の絵本がズラリ。
今回、受賞した真珠まりこさんも、シリーズの1巻目にあたる『もったいないばあさん』をはじめ、『もったいないばあさんがくるよ!』『もったいないことしてないかい?』(以上、講談社)など計4回、絵本の里大賞を受賞してきました。
今年2024年は、8月1日~9月30日の2ヵ月間が投票期間で、「剣淵町絵本の館」を訪れた来館者が、展示されている候補作の中からお気に入りの絵本に1票を投じ、もっとも多くの票を獲得した作品に絵本の里大賞が贈られます。
34回目となる今回は、前回を上回る263もの応募作品が集まり、総投票数は10357票にのぼったということです。
『もったいないばあさんの おばあちゃん』は、どんなおはなし?
けんぶち絵本の里大賞に輝いた『もったいないばあさんの おばあちゃん』は、"もったいないばあさんは、どうしてもったないばあさんになったのか?"というキャラクターの背景にせまるもので、子どもだったころのもったいないばあさんと、そのおばあちゃんが登場します。
幼き日のもったいないばあさんは、田んぼでお米作りをしていたおばあちゃんから食べ物に感謝をすること、生きものたちへの思いやりを持つこと、命のつながりを感じることなど、生きるうえで大切なことは何かを、自然なかたちで教わってきました。
「だいじなことは みんな おばあちゃんから おそわった。つたえないのは もったいない」
絵本にも登場するこのメッセージが、テーマとして貫かれている一冊です。
絵に目をこらすと、イネの一本一本がとてもリアルに表現されていることが伝わります。
これは、色を染めた和紙を稲のかたちに切って、背景に貼って……という大変な時間と手間をかけて作られています。
第34回けんぶち絵本の里大賞の受賞結果
なお、第34回けんぶち絵本の里大賞の結果は以下のとおりです。
絵本の里大賞 『もったいないばあさんの おばあちゃん』(作・絵/真珠まりこ、講談社)
びばからす賞 『おまえうまそうだな さよならウマソウ』(作・絵/宮西達也、ポプラ社)
びばからす賞 『一年一組 せんせいあのね こどものつぶやきセレクション』(選者/鹿島和夫 絵/ヨシタケシンスケ、理論社)
アルパカ賞 『野球しようぜ! 大谷翔平ものがたり』(文/とりごえこうじ 絵/山田花菜、世界文化社)
授賞式は、2025(令和7)年2月15日(土)、剣淵町内にある「剣淵温泉レークサイド桜岡」で行われる予定です。
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
「やってみますじゃないんだよ!」糖尿25年の男性が医師の"最終激怒警告"3カ月後に迎えた「まさかの結末」
プレジデントオンライン / 2024年9月22日 10時15分
-
小麦を食べる快楽は麻薬に匹敵…「3食ラーメン」の人気絵本作家が山手線に約3mの材木を担いで乗ったワケ
プレジデントオンライン / 2024年9月21日 10時15分
-
「キノコのしろちゃん」(真珠まりこ)貼り絵ワークショップが9月14日(土)にブックハウスカフェ(東京・神保町)にて開催!!
PR TIMES / 2024年9月12日 13時40分
-
異例のスピードで累計300万部突破!赤ちゃん幼児絵本『これなあに? かたぬきえほんシリーズ』
PR TIMES / 2024年9月12日 13時10分
-
『おべんとうバス』『もったいないばあさん』の真珠まりこ最新作!『キノコのしろちゃん』9月5日発売!!(コドモエのえほん)
PR TIMES / 2024年9月5日 12時15分
ランキング
-
1国民年金では60歳から繰り上げする人が26%もいるが…FPが「繰り上げは絶対損」という減額以外の理由
プレジデントオンライン / 2024年10月4日 8時15分
-
2吉野家、13年ぶり「100円引き」キャンペーン…9日から1週間限定・「並盛」398円に
読売新聞 / 2024年10月4日 17時41分
-
3窓を閉めているのに、気づいたら「カメムシ」や「ゴキブリ」が家に侵入しています。窓の隙間を埋めるよい方法はありますか?
ファイナンシャルフィールド / 2024年10月3日 2時20分
-
4ヨーカ堂、早期売却視野=上場に先行、コンビニ集中―セブン&アイ
時事通信 / 2024年10月4日 17時46分
-
5ファミマが「イートイン縮小」へ 気になる競合他社の方針を聞いてみた
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年10月4日 12時38分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください