年末年始、実家で読みたい――地方における高齢者医療の現実を描いた感涙の連作短編集 夏川草介『勿忘草の咲く町で ~安曇野診療記~』
PR TIMES / 2019年12月26日 9時35分
「神様のカルテ」シリーズで人気の著者が季節の花々とともに描き出す人間ドラマ
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株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、 代表取締役社長:松原眞樹)が、 2019年11月28日(木)に、刊行した作家・夏川草介氏の最新小説『勿忘草の咲く町で ~安曇野診療記~』( https://www.kadokawa.co.jp/product/321903000372/ )。
年末年始、実家に帰省する方々も多いこの季節。現役医師でもある著者が、地方における高齢者医療の現実を赤裸々に描いた本作を読んで「自分の死」や「家族の死」について、向き合うきっかけにしてみてはいかがだろうか。
文芸WEBマガジン「カドブン」( https://kadobun.jp/ )で、『勿忘草の咲く町で ~安曇野診療記~』第一話「秋海棠(しゅうかいどう)の季節」のまるごと試し読みが公開中!
夏川草介最新刊『勿忘草の咲く町で ~安曇野診療記~』
第一話「秋海棠(しゅうかいどう)の季節」試し読み ※全5回
試し読み第1回:https://kadobun.jp/trial/wasurenagusa/dob58dlopk0k.html
『勿忘草の咲く町で ~安曇野診療記~』レビューも公開中!
◆女優・小橋めぐみが「心を育てられた」人間ドラマ―― 『勿忘草の咲く町~安曇野診療記~』
https://kadobun.jp/reviews/4z1n57gjopkw.html
◆『勿忘草の咲く町で ~安曇野診療記~』リレーレビュー1.】
鶴岡エイジ「どう老いて、どう死ぬのか」
https://kadobun.jp/reviews/dsrqrueehwgg.html
◆『勿忘草の咲く町で ~安曇野診療記~』リレーレビュー2.】
森隆志「いま読むべき物語!」
https://kadobun.jp/reviews/2sxajz77rfc4.html
『勿忘草の咲く町で ~安曇野診療記~』登場人物&各話紹介
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[表: https://prtimes.jp/data/corp/7006/table/6653_1.jpg ]
プロローグ 窓辺のサンダーソニア
第一話 秋海棠(しゅうかいどう)の季節
第二話 ダリア・ダイアリー
第三話 山茶花の咲く道
第四話 カタクリ賛歌
エピローグ 勿忘草の咲く町で
[各話紹介]
◆第一話 秋海棠(しゅうかいどう)の季節◆
「私は少しでも生きたい。妻と子のためにも」。48歳の末期の膵臓癌患者と、食べ物が飲み込めなくなってきた88歳の高齢患者。二人に正面から向き合う研修医・桂の姿に、看護師の美琴は自分のできることを模索する。
◆第二話 ダリア・ダイアリー◆
何とかしてほしいと家族が願っても、高齢患者を看取りへともっていく新たな指導医「死神の谷崎」。その方針に苦しむ桂だが、高齢者医療の現実を語る谷崎に、理想は揺さぶられる。
◆第三話 山茶花(さざんか)の咲く道◆
夕方のデイルームで高齢患者が誤嚥による窒息で亡くなった。医療訴訟を避けるために謝罪と見舞金で手を打とうとうする病院の上層部に、美琴は異を唱える。次に声を上げたのは、研修医の桂だった。
◆四話 カタクリ賛歌◆
「できることは全部やってください」。寝たきり患者の家族からの要望に、桂が返した言葉は――。延命とは何か、答えのない問いに真摯に向き合う桂に、指導医の三島が口を開く……。
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『勿忘草の咲く町で ~安曇野診療記~』
著者:夏川 草介
発売:2019年11月28日(木)※電子書籍同日配信予定
定価:本体1,600円+税
体裁:四六判並製 単行本
頁数:280頁
装画:カスヤナガト
装丁:片岡忠彦
ISBN:9784041084229
発行:株式会社KADOKAWA
初出:「小説 野性時代」2016年5月号、17年5月号、18年5月号、19年5月号
詳細ページ:https://www.kadokawa.co.jp/product/321903000372/
著者プロフィール
[画像4: https://prtimes.jp/i/7006/6653/resize/d7006-6653-610006-1.jpg ]
夏川草介(なつかわ・そうすけ)
1978年、大阪府生まれ。信州大学医学部卒。長野県にて地域医療に従事。2009年『神様のカルテ』で第10回小学館文庫小説賞を受賞しデビュー。同作は10年に本屋大賞第2位となり、同シリーズは累計327万部のベストセラーとなる。他の著書に『神様のカルテ2』『神様のカルテ3』『神様のカルテ0』『本を守ろうとする猫の話』『新章 神様のカルテ』がある。
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