2度の流産、死産……それでも「育てる」ことをあきらめなかった夫婦のエッセイ『産めないけれど育てたい。不妊からの特別養子縁組へ』発売
PR TIMES / 2020年9月1日 13時45分
株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、 代表取締役社長:松原眞樹)は、『産めないけれど育てたい。不妊からの特別養子縁組へ』(著:池田 麻里奈、池田 紀行)を 2020年9月9日(水)に発売いたします。
[画像1: https://prtimes.jp/i/7006/7364/resize/d7006-7364-365662-2.jpg ]
養子を迎えて「育ての親」になる!
10年以上もの不妊治療を経て、持病のため子宮全摘となった手術後の病室で、「それでも育てたい。養子縁組をしたい」と綴った手紙を、妻が夫に渡し、夫も決意。
研修を受け「待機」に入ったある日、委託の電話を受け、6日後に赤ちゃんがやってきた!
「養子縁組」を決意するまでの葛藤と、0歳の養子を迎え1歳になるまでの、ドタバタだけれど幸せな子育てを、夫婦の視点から素直に綴ったエッセイ。
養育期間を経て審判が認められると、戸籍上も実子として認められる「特別養子縁組」は、「新しい家族のかたち」として注目されている。本書はその体験を実名を公表して夫婦が語った貴重な実例。
●掲載内容
夫婦が幸せを模索しながら、それでもあきらめず歩んでいく姿が静かな感動を呼ぶ。
女性の自己実現とは? 家族とは? 夫婦の絆とは? さまざまな観点から考えさせられる1冊。
巻末に、特別養子縁組の基礎知識を掲載。
<妻>
・妊活マラソンに終止符を打つ
・赤ちゃんがやってきた!
・お母さんと呼ばれて胸が躍る
・養子をどこまで知らせるか
・裁判のための家庭訪問
・名実ともに親子になった日
・子育てと不妊の大変さの違い
・パートナー(パパ)への願い
……など
<夫>
・血のつながらない子を愛せるのかという不安と実際
・赤ちゃんと対面したとき
・パパになったと実感したとき
・初めて1人でお世話したとき
・養子を伝えたときの周囲の反応
……など
●参考データ
5.5組のカップルの1組が不妊、もしくは不妊検査や治療を受けており、年々増加傾向。
------------第15回出生動向基本調査/国立社会保障・人口問題研究所2015年)
社会的養護が必要な子どもは、約4万5000人。そのうち、施設養育は約85%。里親委託などの家庭養育は約15%
-------------社会的養護の現状について(平成29年3月/福祉行政報告例)
<里親と特別養子縁組の違い>
[画像2: https://prtimes.jp/i/7006/7364/resize/d7006-7364-817430-3.jpg ]
<特別養子縁組について>
養子の年齢 /申し立て時点で原則として15歳未満
養親の条件 /婚姻している夫婦で、ひとりが25歳、もうひとりが20歳以上であること
縁組の手続き /家庭裁判所に申立て審判を受けなければならない
成立までの期間 /6か月の試験養育期間後に審判
相談窓口/民間の養子縁組あっせん事業者または、行政機関である児童相談所。
成立までのプロセス/研修→審査→登録→マッチング→委託→家庭裁判所への申立て→成立
本書概要
『産めないけれど育てたい。不妊からの特別養子縁組へ』
著:池田 麻里奈、池田 紀行)
定価(本体1,400円+税)
仕様:四六判、288頁
ISBN:978-4-04-604781-6
発売日:2020年9月9日(水)
発行:株式会社KADOKAWA
KADOKAWAオフィシャルサイト 書誌情報ページ
https://www.kadokawa.co.jp/product/322001000356/
Amazon商品ページ
https://www.amazon.co.jp/dp/404604781X
著者プロフィール
池田麻里奈(いけだ まりな)●不妊ピア・カウンセラー。「コウノトリこころの相談室」を主宰。数々のメディアや、大学で講演活動を行うなど、流産・死産・養子縁組の実体験を語っている。
池田紀行(イケダ ノリユキ)●トライバルメディアハウス代表取締役社長。企業のマーケティング支援を行いながら、多数の講演活動も行う。著書に『次世代共創マーケティング』(共著。SBクリエイティブ)『キズナのマーケティング』(アスキー新書)などがある。
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