重松清が贈る11の小さな星たちの物語。最新小説『かぞえきれない星の、その次の星』9月17日(金)発売!
PR TIMES / 2021年9月17日 16時45分
作家デビュー30周年を迎えた著者による、今こそ、今だから読んでほしい最新短篇集。
[画像1: https://prtimes.jp/i/7006/9165/resize/d7006-9165-40c8f4765035a92d63f8-0.jpg ]
株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区)は、重松清さんの最新単行本『かぞえきれない星の、その次の星』を2021年9月17日(金)に発売しました。
11の小さな物語が収録された短篇集である本作。感染症が広がり休校がつづく春の夜の不思議な出来事、離れて暮らしオンラインで会話する父と幼い娘が迎えた七夕の夜、母と二人暮らしのミックスルーツの少女――。今の時代を生きる読者に響く物語が詰まった、今こそ、今だから読んでほしい「さみしさと希望」の作品集です。
★作品情報ページ:https://www.kadokawa.co.jp/product/322011000446/
~著者コメント~
刊行にあたり、著者から下記のコメントが寄せられました。
[表: https://prtimes.jp/data/corp/7006/table/9165_1_d84778c79a2d5295d893288f42c02653.jpg ]
重松清さんは1991年に作家デビュー、2021年は30周年にあたります。第一線でずっと物語を紡いできた著者の最新作にぜひご注目ください!
[画像2: https://prtimes.jp/i/7006/9165/resize/d7006-9165-60f318ee4c3e9a398222-1.jpg ]
さみしさは消えない。でも、希望は、ある。11の小さな星たちの物語
最新作『かぞえきれない星の、その次の星』について
[画像3: https://prtimes.jp/i/7006/9165/resize/d7006-9165-386da8400a38f0c02761-2.jpg ]
かぞえきれないものを、ときどき見たほうがいい。
ぼくたちは皆、また間違えてしまうかもしれないから――
【収録作品】
●「こいのぼりのナイショの仕事」
感染症がひろがり休校になってしまった春、子どもたちのためにこいのぼりが企んだのは……。
●「ともしび」
昔むかし、いくさに敗れた人たちを迎えた村は、今は「きみたち」――自分の居場所をなくした子どもたちを、迎える村になった。
●「天の川の両岸」
感染症流行で、大切な相手であればあるほど会えない日々。パパは毎日、画面越しの娘と会話する。
●「送り火のあとで」
亡くなった母を迎えるお盆、今年は新しい「ママ」がいる。ぼくと姉の揺らぐ気持ちは……。
●「コスモス」
ミックスルーツのリナはお母さんと二人暮らし。友達からは、「日本人っぽい」とも「日本人離れ」とも言われて――。
●「原っぱに汽車が停まる夜」
原っぱで遊ぶ、大勢の子どもたち。夜だけ現れるこの不思議な場所に来る子たちには、「影」がない。
●「かえる神社の年越し」
なかったことにしたいこの一年の切ない願いを託されて、神社の「かえる」たちは年を越す。
●「花一輪」
鬼退治のため村に逗留中の桃太郎の一行。なかなか動かない彼の狙いとは……。
●「ウメさんの初恋」
もう先が長くないというひいおばあちゃんのウメさん。彼女のおひなさまと戦争の話を聞いた私は……。
●「こいのぼりのサイショの仕事」
新しい春もウイルスは猛威をふるっている。おとなだけの「ナイショの仕事」ができない僕たちだって、できることをしたいんだ。
●「かぞえきれない星の、その次の星」
気がつくと、「ぼく」は夜の砂漠にいた。星空の下、出会った「おじさん」と話したのは……。物語と世界の真実を示す、最後の一篇。
雑誌「小説 野性時代」掲載作に書き下ろしを加えた、全11篇
【書誌情報】
作品名:かぞえきれない星の、その次の星
著者名:重松 清
発売日:2021年9月17日(金)※電子版同日配信
定 価:1,870円(本体1,700円+税)
頁 数:352頁
装 画: 秋山 花
装 丁: 池田進吾・千葉優花子(next door design)
体 裁:四六版上製 単行本
ISBN:9784041111741
発 行:株式会社KADOKAWA
初 出:「小説 野性時代」2020年11月号~2021年1月号、2021年3月号~5月号、2021年7月号~8月号、「こいのぼりのサイショの仕事」書き下ろし
著者について
重松 清(しげまつ きよし)
1963年、岡山県生まれ。出版社勤務を経て執筆活動に入る。91年『ビフォア・ラン』でデビュー。99年『ナイフ』で坪田譲治文学賞、『エイジ』で山本周五郎賞、2001年『ビタミンF』で直木賞、10年『十字架』で吉川英治文学賞、14年『ゼツメツ少年』で毎日出版文化賞を受賞。話題作を次々に刊行する傍ら、ルポルタージュやインタビューなども手がける。『定年ゴジラ』『流星ワゴン』『疾走』『きよしこ』『その日のまえに』『きみの友だち』『ステップ』『みぞれ』『とんび』『ファミレス』『赤ヘル1975』『どんまい』『木曜日の子ども』『きみの町で』『ひこばえ』『ルビィ』『ハレルヤ!』『めだか、太平洋を往け』など著書多数。
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
最果タヒ氏詩集『恋と誤解された夕焼け』(新潮社刊)が、第32回萩原朔太郎賞受賞!
PR TIMES / 2024年9月20日 13時40分
-
ヨシタケシンスケ最新作『そういうゲーム』2024年11月20日刊行決定
PR TIMES / 2024年9月17日 13時15分
-
9月の角川新書は企業社会、国家、学界、業界、各分野の「現状」を問い、「変革」を示し、「次」を描く作品が列す!初めて明かされる『潜入取材、全手法』、待望の新訳『〔新訳〕ジョニーは戦場へ行った』他計4作品
PR TIMES / 2024年9月10日 13時15分
-
河野裕が贈る、かつてない科学ファンタジー小説『彗星を追うヴァンパイア』8月29日発売
PR TIMES / 2024年9月2日 12時40分
-
山田尚子監督作『Garden of Remembrance』8月30日よりHulu・Leminoほかにて配信開始
ORICON NEWS / 2024年8月25日 12時12分
ランキング
-
1ほっかほっか亭「コラボ依頼して賛否」への違和感 日清食品「10分どん兵衛」の成功例に倣えるか
東洋経済オンライン / 2024年9月20日 15時20分
-
2ミニストップ、外国籍の利用客に“不適切な張り紙” 「問題を重く受け止め」謝罪
ORICON NEWS / 2024年9月20日 15時53分
-
3血管をむしばむ「超加工食品依存症」に要注意!医師が食べてほしくないもの3選
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年9月20日 11時0分
-
4あの「ポーター」が人気商品を大胆に変えた裏側 価格2倍にしても素材変えた吉田カバンの挑戦
東洋経済オンライン / 2024年9月20日 13時0分
-
5漁業関係者、「ぬか喜びにならなければ」=歓迎も中国側の手のひら返し警戒
時事通信 / 2024年9月20日 20時55分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください