知って、肝炎プロジェクト、「一日も早く検査・検診を受けて」と呼びかけ

QLife / 2019年8月9日 13時0分

杉良太郎さん「自分だけは肝炎にならない、と信じていても明日はわが身」
検査の大切さを訴える杉良太郎さん

 厚生労働省肝炎総合対策推進国民運動の「知って、肝炎プロジェクト」は8月1日、「知って、肝炎プロジェクトミーティング2019」を開催しました。同プロジェクトは、肝炎に関する知識や肝炎ウイルス検査の必要性を伝え、肝炎の早期発見・早期治療を促すことを目的に疾患啓発活動を行っています。今回行われたミーティングでは、新たな啓発グッズの概要や新規動画制作に関する発表などが行われました。

 肝炎は進行すると、慢性肝炎、肝硬変と進行し、最終的には肝がんに移行してしまう病気です。さまざまな原因で起こりますが、その中に、ウイルスに感染することで発症するB型肝炎やC型肝炎があります。ウイルス性の肝炎の場合、感染時期が分かりにくいことや自覚症状がないことが多くあります。そのため、適切な時期に治療を受ける機会を逃してしまい、患者さん本人が気付かないうちに病気が進行してしまうことも。こうした理由から、今まで肝炎ウイルス検査を受けたことがない人は検査を受けることが大切です。

 厚生労働省肝炎総合対策推進国民運動特別参与である俳優の杉良太郎さんは、「自分だけは肝炎にならない、自分だけはがんにならない、と信じていても明日はわが身。一日も早く検査・検診を受けていただくことが大事」と、検査の大切さを訴えました。

肝炎啓発のための動画制作を発表、気になるキャストは…?
肝炎啓発エコバッグ案

 今回のミーティングでは、肝炎を啓発するための新しいグッズを決める投票が行われました。新しいグッズ候補は、「夏にぜひ使いたいうちわ」「環境に優しいエコバッグ」「車にも貼れるマグネット」「マンガで分かりやすく解説したチラシ」の4種類。この中から、ミーティングに参加した人々の投票によって、エコバッグに決定しました。このエコバッグは、肝炎ウイルス検査を受けた人や、肝炎に関する市民公開講座に参加した人々に配布する予定だそうです。

 また、肝炎の啓発を目的に新たな動画を制作することが決定しました。今回の動画は、ある家族の何気ない日常を描くなかで、肝炎の正しい知識や、検査を受けることの大切さを伝える内容になるそうです。肝炎患者さんご自身についてはもちろん、患者さんを支える家族の姿も描かれる予定とのこと。ミーティングでは、動画のキャストも発表され、家族の大黒柱である父親役は石田純一さん、母親役は伍代夏子さん、娘役は乃木坂46のメンバーが務めることになりました。

 肝炎の早期発見・早期治療を促すために、肝炎についての正しい知識を広める活動を行う「知って、肝炎プロジェクト」。「まだ肝炎ウイルス検査を受けたことがないな…」と思い当たる方は、ご自身のため、大切な家族のために、検査を受けてみてはいかがでしょうか。(QLife編集部)

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「知って、肝炎プロジェクト」公式ウェブサイト

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