9月3日は「秋の睡眠の日」!忙しすぎるあなたにお勧めの脳リセット法「コーヒーナップ」とは?

QLife / 2019年9月3日 14時0分

ぐっすり眠ったつもりでも6時間睡眠では足りない!?

 9月3日は「秋の睡眠の日」。日本は、OECD加盟国の中で睡眠時間が最短となっており、睡眠不足による日本の経済損失は年間約15兆円にものぼります。そのため、睡眠不足は日本の深刻な社会問題のひとつとなっており、「働き方改革」が進む中、「眠り方改革」も喫緊の課題となっています。


早稲田大学リサーチイノベーションセンター教授 枝川義邦先生

 こうした背景を踏まえ、MSD株式会社、KDDI株式会社、ドコモ・ヘルスケア株式会社は3社共催で、企業や社会全体で睡眠改善に取り組む機運を高めることを目的とした、働くひとの眠り方改革「Biz×Sleep」プロジェクトを始動。同プロジェクトの一環として9月2~3日の2日間、六本木ヒルズのカフェ/スペースで、「Biz-Sleep Café」を開催しました。9月2日のオープニングイベントでは、「睡眠負債」で流行語大賞を受賞した、早稲田大学リサーチイノベーションセンター研究戦略部門教授の枝川義邦先生が、「「働き方改革」成功の鍵は”眠り方改革”!」と題した講演を行いました。

 睡眠負債とは、睡眠不足が積み重なった状態のことをいいます。単なる睡眠不足と違うところは、「自覚がない」こと。例えば6時間睡眠の場合、本人は十分に眠った気になっていても、1週間続けると1晩徹夜、2週間では2晩徹夜したのと同じくらい、反応が悪くなる(PC画面表示に反応してボタンを押す操作が鈍くなる)ことが、研究により示されています。「気分と体や脳との間には乖離があるのです」と、枝川先生。この事実にハッとした人も多いのではないでしょうか。

TKOも実演の「コーヒーナップ」は、午後の仕事効率アップにつながる!

 実態調査により、睡眠を妨げる原因の1位は「仕事による帰宅の遅さ」、2位は「ベッドでのスマホ」、3位は「通勤時間」で、8割の会社員が仕事中に眠気を感じているとの結果が出ています。枝川先生は、「出勤しているにも関わらず、心身の健康上の問題により、十分にパフォーマンスできない状態を「プレゼンティーイズム」と言います。日本人は、多少無理をしてでも出勤をする傾向があるのです。日本企業のプレゼンティーイズム損失の2位は睡眠不足で、1人あたり年間3.4万円と示されています」と、プレゼンティーイズムに睡眠が大きく影響することを指摘しました。

 講演の最後に枝川先生は、睡眠負債を防ぐ生活デザインとして、「朝、日光を浴びる」「適度に体を動かす」「夜はぬるめのお風呂にゆっくり入る」など、いくつかの提案をしました。その1つである「コーヒーナップ」は、続いて行われたお笑いコンビTKOの木本武宏さん・木下隆行さんと枝川先生とのスペシャル・トークセッションの中で、TKOのお二人が笑いを交えながら解説・実演しました。

 コーヒーナップは、オフィスでランチの後、コーヒーを1杯飲んでから、20分程度の軽い昼寝をすることをいいます。コーヒーに含まれるカフェインの作用は、飲んでから20分後くらいに現れます。そのため、コーヒーナップは短時間で脳のスイッチを再起動でき、スッキリ目覚めて午後の仕事を冴えた頭で始められるのだそう。

 TKOのお二人による実演は、20分の昼寝とはいきませんでしたが、「短時間目をつぶっただけでも頭がスッキリした気がする」(木本さん)、「ほんまに寝てもうた」(木下さん)。枝川先生もお勧めするコーヒーナップ、みなさんもぜひ試してみてはいかがでしょうか。(QLife編集部)

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ドコモ・ヘルスケア株式会社 ニュースリリース

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