川口市長選と政治家の力量

クオリティ埼玉 / 2014年2月10日 4時41分

 わずか27パーセントの投票率で埼玉の大都市川口市のトップが決まった。人口58万の10パーセントにも満たない票数で市長が決定してしまうのだから民主主義の民主という二文字が情けなくみえる。もっとも同日開票された都知事選も30パーセントを少しこえたぐらいだから、有権者の責任も実に重い。政治や政治家に期待しないといってしまえばそれまでだが、民主政治は非能率で時間とコストがかかるのは仕方ないし、絶対の人物がいなくてもよりベターな政治家を選びながら忍耐をしていく辛い政治だと我々はもう一度再認識しなければならない。
 さて政治家の力量だが、川口市長に当選した奥ノ木氏は今回の選挙ほど辛いことこの上なかったにちがいない。選挙前からの目を覆いたくなるほどの誹謗中傷ビラの数々、そして右翼によるほめ殺しとも思える街宣活動等々。戦いはいつの世も命がけで非情だからそれに耐え忍び、自己の姿勢と政策を堅持し勝ち貫いた者のみがチャンピオンの栄光をにぎることになる。つまり政治家には戦い貫く力量がまず必要であり、勝利した後敵側を包み込んでいく力量がさらに要求され、公約とした政策の実現と貫徹する力量が追加されていく。
奥ノ木さんは県会議員までつとめあげた人だ。大川口市を政令都市にしたいと誓ったのだからその築いてきた力量を発掘し、誹謗中傷がいかに誤っていたかをその行動で示すべきだ。
 いずれにしても奥ノ木さんに対する期待は大きいことだけは事実だ。

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