田中市政の続投と挑戦者への疑問

クオリティ埼玉 / 2014年4月21日 14時49分

 合併2期目の久喜市長選挙は、現職 田中暄二(たなかけんじ)市長が36,339 票、上条候補28,160票という結果で、勝利した。当日有権者数126,243名、投票者数66,388名、市長選挙投票率52.59%であった。
 久喜市長選挙は久喜市議会議員選挙と同時に行われ、市長候補者2名、市議会議員候補者39名(定数30名)と40台以上の選挙カーが市内全域を走り回り、熾烈な選挙戦であった。
 平成26年4月20日投開票の埼玉県久喜市の市長選挙は現職の田中暄二氏(無所属、自民・公明・連合埼玉推薦)と新人の上条哲弘氏(無所属)の一騎打ちとなったが、市民は田中氏の埼玉県市長会会長としての信頼性、合併後の行政実績、今後の行政手腕に大きく期待を寄せたと言える。合併効果の検証や多選批判、市民生活とややかけ離れた未来構想を唱えた上条氏の提言は市民の心には響かなかった。選挙中、紹介者欄に「上田きよし」、「小泉進次郎」といった名前を記入した選挙はがきを市民に発送した上条氏の行動に市民は不信感を大きく抱いたのではなかろうか。正々堂々と戦った田中氏が正義を通したと言える。こういった手法は今後、公職選挙法上の氏名類推事項に触れる恐れのある問題として新たな話題となるであろう。
 4年前の市長選挙は無投票であったが、田中陣営は盤石な後援会組織と田中市政を推進する多くの市議会議員とその後援会が支援し、後援会主体の手作り市民型選挙であった。一方上条陣営は維新、民主の国会議員秘書が選挙を取り仕切っていた。切り崩し策に前記述のはがき作戦等を行うなど、公職従事者の資質そのものが問われるのではないだろうか。
 市民は賢く選択したと言える。埼玉県市長会会長、田中暄二久喜市長の誕生した久喜市の未来は、明るく2期目を歩み出したといっても過言ではない。
(白坂 健生)

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