ごみダイエット宣言~ふじみ野市の取り組み

クオリティ埼玉 / 2014年4月22日 0時13分

平成17年に上福岡市と大井町が合併し誕生した「ふじみ野市」。
あるアンケート調査でも埼玉県で住んでみたい街ランキングの4位にあがるなど人口も年々増加している。
 
さらに、この街の注目すべきところは「ごみの少ない街」として埼玉県で4位となったことだ。人口増加にもかかわらずごみの量が年々減少傾向にあるという。その数は、平成19年と比較すると年間で3648トンもの減量になった。
 
ごみ減量の最大の要因は「平成21年にごみ分別の見直しを図ったこと」と環境課の小林係長は話す。「これにより燃えるごみが資源ごみとなりリサイクルにつながった」とも語っていた。
 
その甲斐あって、ふじみ野市では合併前からある上福岡清掃センターと大井清掃センターを稼働していたが、一昨年の3月末をもって大井清掃センターを廃止。これにより焼却設備の毎年度2億円強の経費の削減やCO2 の排出抑制につながった。
 
さらに、家庭の生ごみを減らすため、神奈川県葉山町で発祥した生ごみ処理容器「ベランダde キエーロ」を、県内で初めて今年度から導入。
この「キエーロ」は高さ85cm×横95 cm×奥行50 cm、重さ27gの木箱で、市内工務店等の14事業者の協力を得て製作した「お手製ふじみ野ブランド」である。
夏は4日、冬は10日程度でこの名前通り生ごみが消えてなくなる。
これは土の中の微生物が生ごみを分解するためだ。
 
使い方は簡単。下記の手順で行う。
①陽のあたる風通しの良い場所におき、黒土約100ℓ(プランターの土でも可)をキエーロに入れる。
②穴を掘って生ごみを入れる。(1回500gまで)
③水を入れ、生ごみと土をよく混ぜる。
④乾いた土をかぶせる。
 
今回ふじみ野市では102基を市民に格安で販売。受付は5月1日から。
 
置き場所さえ確保できれば誰にでも簡単にできる生ごみ処理容器「キエーロ」。
このようなごみをなくす一歩進んだ行政の取り組みが市民の意識改革につながり、ごみの少ない街、環境に優しい街として住みよい街につながるのではないだろうか。
(古城 智美)
申込み・問い合わせ
ふじみ野市環境課廃棄物対策係(049-262-9022)

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