市民病院が変わる!!~森田光一東松山市長が語る

クオリティ埼玉 / 2014年9月14日 10時50分

 先日2期目の当選を果たした森田光一東松山市長。1期4年間で、1期目の市長とは思えないくらいの実績を積み重ねてきた森田市長だが、長年赤字経営と医師不足に悩まされ続けた市民病院の改革にも着手した。新改革プランを元に経営の改善を図った結果、平成25年度は経常収支が黒字となり、医師の確保により、いよいよ医療体制も整ってきた。  
 本紙は森田市長に救急再開を含め、これから東松山市民病院はどう変わるのかを聞いた。
 
 私が市長に就任した当時、市民病院は経営状態も悪く、医師が不足して、医療体制も満足行くものではありませんでした。東松山市にとって大きな課題として捉え、医師不足の解消と経営の改善を図るための「新改革プラン」を進めてきた結果、平成25年度は単年度収支で黒字を達成しました。あとは医師の確保に取り組み、私が直接埼玉医科大学や日本大学医学部に足を運び、医師の派遣をお願いしてきました。
 今年の4月、埼玉医大国際医療センターから森野正明病院長を迎え、森野院長先生と共に、内科の先生も着任されました。病院としては、新しい院長も着任し、内科の医師もなんとか前年と同じ人数を確保し、外科系の先生も頑張っているところで、そろそろ救急のことも考えてみようという話になっていた矢先に、国の医療政策の一環として、今後の地域における病院の機能や役割について、自ら明確化を図るよう指針が示されました。いわゆる急性期なのか、回復期、慢性期病院なのかということなのですが、現在の急性期機能を維持し、かつ、将来の地域包括ケアシステムなども見据えた中で今後の選択肢を増やすためにもここで救急指定病院となり、可能な範囲で時間外救急を再開し、比企郡市の他の5病院(小川赤十字病院、埼玉成恵会病院、東松山医師会病院、シャローム病院、瀬川病院)とともに、救急輪番制の一翼を担っていくこととしました。
 10月から金曜日夜間の輪番制に参加し、時間外救急診療を再開します。救急を再開することにより、今でも年間800件から900件の搬送患者さんを受け入れているのですが、さらに今後はしっかりと受け入れることができるようになります。
 本来であれば、市民病院が比企医療圏の中核病院として二次医療を担いたいのですが、医師の数や病床数を考えると、単独では難しいのです。ですから、当院の例で言えば、市民病院で手術をして、他院で療養とリハビリをしてもらうという連携を一部で既に行っていますが、さらにこういった流れを作ることで、病院の機能を分化して、すべてを市民病院で担うのではなく、地元開業医の先生方と連携をとりながら、医師会病院のご協力も得て、地域医療を守っていくという、市民にとって最適な医療体制を作ることがこれからの課題であると認識しております。
 市民病院もようやく改築に着手し、耐震性のない本館を取り壊して、外来と健診部門をしっかり充実させるために、2年をかけて建替え工事を行います。新改革プランにより経営改革や医師の確保から着手しましたが、改築することによって、市民の皆様にも「市民病院が変わった」ということが目に見える形で実感できると思います。
 これからも東松山市長として、市民の皆様にしっかりと責任を果たしてまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。
 
 森田市長自らが語った、東松山市民病院の今後に期待したい。
(直木 龍介)

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